新消防指令システムの運用開始
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2017年2月22日
平成7年度から3箇年計画,総事業費19億5,600万円で整備を進めてきた新消防指令システムが完成し,平成10年4月1日に運用を開始しました。
新消防指令システムは,最新の情報通信技術を駆使した車両動態管理システムと車載情報端末装置を導入し,災害発生場所に最も近い消防車等から出動隊を自動編成し,到着時間の短縮を図っています。
また,車載の端末装置の地図上に,災害発生場所,他の出動車両の位置,道路工事や水道工事などに伴う通行障害,水利障害の情報,救急病院の受入れ状況などの情報を映し出し,災害現場活動を的確に支援する機能を有しています。
さらに,大規模な災害が発生した場合に,建物構造や道路復員,風の向きや強さなどにより,その後の火災の延焼拡大状況を速やかに予測し,消防隊等の編成や部隊の重点的な配備など必要な消防力を効果的に投入を支援する「災害拡大シミュレーション」を導入しています。
なお,平成10年4月20日午前10時から,消防局本部庁舎において,新消防指令システム完成記念式を執り行いました。
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