上京消防署の竣工
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2017年2月22日
昭和37年5月に竣工した上京消防署(旧庁舎)の老朽化に伴い,平成9年10月から1年6箇月にわたって新築工事を進めてきた上京消防署新庁舎が完成し,平成11年4月20日に竣工式を執り行いました。
新庁舎は,阪神・淡路大震災を教訓として,市内の消防署では初めて耐震基準の1.5倍の強度を確保し,災害時に必要となる食料や毛布などの備蓄倉庫を設置するなど防災機能を強化しています。
また,普段,市民の皆さんが防火・防災を学べ,気軽に利用できる「市民オープンスペース」を設けています。
桝本市長 式辞
増田消防局長 工事経過報告
旧上京消防署庁舎(昭和37年5月竣工)
上京消防署新庁舎(平成11年4月竣工)
建物規模 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上4階地下1階建て 延べ3148.37㎡ |
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総事業費 | 14億3,600万円(平成9年度~平成10年度の2箇年事業) |
主な特徴 | 【防災機能の強化】 ・新耐震基準の1.5倍の強度を持つ建物で,阪神・淡路大震災級の大地震が発生した時でも十分な防災機能を確保 ・地下1階に備蓄倉庫を設置し,乾パンや毛布等の応急物資のほか,仮設応急トイレ,可搬式浄水装置を備蓄 ・敷地南側に防災井戸を設置し,水槽車タンク水の補給のほか,生活雑用水として使用 ・非常発電設備を設置したほか,長時間の消防活動に対応できるよう,備蓄燃料地下タンクを設置 【市民オープンスペースの設置】 ・大規模災害時には,備蓄物資の仕分けや配布の拠点とする。 ・普段は,防火・防災の啓発コーナーとして,市民が気軽に利用できる空間としている。 |
運用開始 | 平成11年3月26日 正午~ |
竣工式 | 平成11年4月20日 午前9時30分~午前10時15分 |
お問い合わせ先
京都市 消防局総務部総務課
電話:075-231-5311
ファックス:075-251-0062