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京都市消防局

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京丹後市間人の土砂災害現場に本部指揮救助隊等を派遣

ページ番号211471

2017年2月22日

 平成18年7月15日から降り始めた大雨(平成18年7月豪雨)により,7月19日午前4時頃,京丹後市丹後町間人地域で土砂災害が発生し,建物内に閉じ込められた要救助者の捜索救助を安全,的確に実施するため,京丹後市長からの要請に基づき,本部指揮救助隊等5隊18名を派遣しました。





平成18年7月豪雨・京丹後市丹後町間人の土砂災害における活動概要等
 災害概要

〔発生日時〕 平成18年7月19日 (水曜日) 午前4時頃

〔覚知日時〕 平成18年7月19日 (水曜日) 午前4時16分

〔発生場所〕 京都府京丹後市丹後町間人 地滑り現場

〔災害状況〕 被災建物の裏山(公園墓地)が,斜面100m,幅40m,高さ30mに渡って地滑りした。

         同建物内に粘土質の土砂及び墓石等が流れ込み,居住者2名が閉じ込められた。

 派遣要請概要

〔要請根拠〕 京都府広域消防相互応援協定書

〔要請者〕   京丹後市長

〔要請理由〕 建物に閉じ込められた要救助者を救助するため,高度探査装置等による捜索が必要であるため。

〔派遣部隊〕 第1次派遣部隊 : 本部指揮隊2名,本部救助隊5名

         第2次派遣部隊 : 後方支援隊2名

         第3次派遣部隊 : 本部指揮隊2名,本部救助隊5名,支援要員2名   合計5隊18名

〔派遣期間〕 平成18年7月20日~7月21日(2日間)

主な活動内容

・ 電磁波探査装置を活用して,建物内の要救助者が生存している可能性がある空間の探査活動。

・ 二酸化炭素探査装置を活用して,建物内の生存者の呼気に含まれる二酸化炭素,排泄物に含まれるアンモニアの検知活動及びCCDカメラによる検索活動。

・ 画像探査装置を活用して,建物内の検索活動。

・ チェーンソーを活用した建物構造材の除去及び手作業による土砂の除去等の検索活動。

・ 要救助者2名を発見し,京丹後市消防本部,自衛隊,警察等と連携した救出,搬送活動。 

 時間経過

平成18年7月20日

 午前 6時00分  第1次派遣隊(本部指揮隊) 京丹後市消防本部に到着

 午前 6時20分  土砂災害現場に本部指揮隊到着

 午前 6時50分  土砂災害現場に本部救助隊到着

 午前 7時00分  本部指揮救助隊による救助捜索活動を開始

 午前 8時00分  消防,警察,自衛隊による救助活動開始

 午前11時00分   重機と共同して倒壊した建物屋根の一部除去活動を開始

 午後 9時30分  女性1名を発見

 午後10時42分  女性1名を救出完了

平成18年7月21日

 午前 8時30分   第3次派遣隊が出動

 午前11時15分  第3次派遣隊が到着

 正午        第1次派遣隊と第3次派遣隊の引継完了

 午後 1時00分  第1時派遣隊が現場引揚

 午後 3時38分  男性1名を発見・救出

 午後 4時20分  第1次派遣隊が帰隊

 午後 6時25分  第3次派遣隊が現場引揚

 午後10時10分   第3次派遣隊が帰隊

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お問い合わせ先

京都市 消防局総務部総務課

電話:075-231-5311

ファックス:075-251-0062