南少年消防クラブ10月学習会
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2017年3月9日
文化財研修(真言宗総本山東寺にて)
10月学習会では,10月22日(土曜日)に文化財の研修を実施しました。
この日は,世界文化遺産に登録され,国宝や重要文化財に指定されている,真言宗総本山東寺において,文化財をはじめ,境内に設置されている防災設備を見学しました。
文化財は一旦,火災で焼失すると,戻ることはありません。この貴重な文化財を大切に守るための活動や,設備を間近で見学したクラブ員は,文化財を未来へ引き継いで行くことの大切さを身を持って勉強できました。
そして,長い歴史を持つ建物や品々が自分たちが暮らすまちにあることを誇りと感じ,「自分たちで守っていこう」と声を合わせました。

当日の様子
本日案内をしていただける,橋詰部長様にクラブ員一同で挨拶をし,研修がスタートしました。
まず,お話の中で,食堂(じきどう)が昔火事になり,大切な本尊と四天王が焼損してしまったことを聞きました。そして実際にその焼損し戻すことのできない四天王を見学し,火事の怖さを身を持って学ぶことができました。
五重塔の見学では,心柱が地震の揺れを吸収する構造になっていることなどを勉強し,防災の大切さを学びました。

防災設備の見学では,まずポンプ室を見学し,万一に備えて,ポンプ室の下に水が溜めてあること,またその水を吸い上げ,ドレンチャーや放水銃,屋外消火栓で放水ができることを勉強しました。
実際に放水銃を構え,かっこよくポーズも決めました。

お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
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