南消防署通信「AEDで救える命があります」
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2020年6月17日
AEDで救える命があります(倒れてから数分以内 AEDは時間との戦いです)
皆さん9月9日は何の日か御存知ですか?
そうです。9月9日は『救急の日』です。またその日を含む前後一週間(9月4日~10日)を救急医療週間と定め,救急医療や救急業務に対する正しい理解と認識を深めることを目的とした行事が行われています。ここでは,応急手当とAEDの大切さについてお話させていただきます。
AEDとは

AEDとは,自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)を指し,心肺停止傷病者の心電図を自動解析し,除細動(電気ショック)が必要な場合に,機器の音声指示で電気ショックを与えることができるものです。本来医療機器ですが,皆さんも使用できます。
AEDの使用で助かる可能性は約7倍に
心臓が原因の心停止のうち、住民がAEDを使用しなかった場合の社会復帰率は6.3%、AEDを使用した場合の社会復帰率は43.3%と,約7倍もの違いがあります。
皆さんの協力をお願いします!
倒れた人の近くにいる人が直ちにAEDを使用し,心肺蘇生を実施することで,救える命がたくさんあります。

AEDの設置場所について
京都市内では,駅,百貨店,事業所など多くの市民や観光客の方が,利用される場所でAEDの設置が進んでおり,2,898台のAEDが設置されています。南区内でも248箇所(平成28年6月現在)に設置されています。
京都市AEDマップは,京都市消防局のホームページから御覧いただけます。是非一度,御覧になってください。
AEDを使用し救命した事例
昨年の祇園祭の山鉾巡行で,曳き手の男性が心肺停止となり,そばで巡行を見ていた女性らが交番にあったAEDを使用し,心肺蘇生法を実施,その後,社会復帰されました。

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お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
電話:075-681-0711
ファックス:075-671-1999