~夜空を焦がす火の祭礼~「松上げ」が実施されました!
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2017年7月20日
~夜空を焦がす火の祭礼~「松上げ」が実施されました!
左京消防署,左京消防団では平成28年8月,左京区の3地域(花背,広河原,久多)において実施された伝統行事(松上げ)の消防警備を実施しました。
今年の五穀豊じょうを願う地元住民の熱い思いと,夏の夜空に広がる幻想的な雰囲気は,消防警備に当たっていた消防職員,消防団員も思わず見入ってしまうほどした。
どの学区の松上げも見事に「ほりあげ松」が投入され,「笠」が立派に燃えつきました。
本年も,3地域の五穀豊じょうは間違いなしです。
松上げとは・・・
毎年,左京区の3地域(花背,広河原,久多)で夏に行われる村をあげて実施される伝統行事。
シンプルだが勇壮なこの火の祭礼を見るために多くの観光客が訪れる。夜空を焦がす松上げの中心となるのが,長さ20m余りの桧で作られた「トロ木」であり,逆三角すいの頭部「笠」に柴がぎっしり詰められる。
「地松」に点火が始まると真っ暗な闇の中に多くの火がぼんやりと浮かび上がり,幻想的な雰囲気が漂い始める。全ての「地松」に点火が終わると「ほりあげ松」に火が付けられ,地元住民が思いを込め,グルグルと回しながら,「笠」に向け,思い切り投げ上げる。
「笠」に「ほりあげ松」が近づく度に観客はどよめき,力が入る。やがて一つ二つと「笠」に止まり,燃え始め,「笠」が燃えつき「トロ木」が倒される。
松上げの様子!



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