暖房器具火災に御注意ください!
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2023年11月16日
寒い冬の時期に欠かせない暖房器具、中でも電気ストーブは給油の必要もなく手軽に部屋を暖められるため、使用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、使い方を誤ると火災の原因となります。

電気ストーブ火災の再現実験
暖房器具火災の6割以上が電気ストーブ!
電気ストーブは火を使わないから安全だと思っていませんか?
京都市における過去3年間(令和2年~令和4年)に発生した暖房器具火災の内訳を見てみましょう。
暖房器具火災の種別(令和2年~令和4年 京都市)
過去3年間に発生した暖房器具火災の6割以上が電気ストーブによるものです。
また、過去3年間に発生した26件の電気ストーブ火災により、2名の方が亡くなられ、16名の方が負傷されています。
スイッチを入れたまま就寝し、寝ている間に布団などが接触して火災になると、発見が遅れて非常に危険です!
電気ストーブ火災発生の原因(令和2年~令和4年 京都市)
暖房器具火災の6割以上を占める電気ストーブ火災の発生原因の内訳を見てみましょう。
8割以上が布団や衣類などの燃えやすいものが接触したことが原因で火災となりました。ストーブの上に干していた洗濯物が落下して火災となった事案や、就寝中に布団が電気ストーブに接触し火災となった事案などがあります。
ストーブの周囲には布団や衣類などの可燃物を置かないようにし、就寝前には必ずストーブを消しましょう。
暖房器具火災を防ぐためのポイント
電気ストーブ、石油ストーブ等の暖房器具火災は、少しの注意で防げるものがほとんどです。
必ず取扱説明書を読むとともに、次のポイントに注意して、火災から身を守りましょう。

布団などが接触し火災になる事例が多く発生しています!
特に就寝中の出火は発見が遅れやすいため、非常に危険です。
・寝る前には必ずスイッチを切りましょう。

・カーテンなどの燃えやすい物の近くや、物が落下するおそれのある所では使わないようにしましょう。
・周囲には、物を置かないようしましょう。
※ スプレー缶などは、暖房器具からの熱で熱せられ、破裂や爆発を起こすおそれがあります。

・暖房器具の上に洗濯物を干さないようにしましょう。

石油ストーブに給油する際に、灯油に引火する事例も多く発生しています。
・石油ストーブに給油するときは、必ず火を消しましょう。
・灯油のカートリッジタンクの蓋が確実に閉まっているか確認しましょう。
「京都市の焼死者防止実践ファイブ!」で火災から身を守りましょう!
- 電気ストーブ火災について
電気ストーブ火災についての動画
お問い合わせ先
京都市 消防局予防部予防課
電話:075-212-6672
ファックス:075-252-2076