たばこ火災に御注意ください!
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2024年2月15日
たばこ火災について
令和5年、京都市では220件の火災が発生し、最も多い火災の原因は、33件でたばことなりました。
たばこ火災は、自治体消防発足の昭和23年以降、京都市の火災原因のワースト3に常に入っている唯一の火災です。
たばこ火災の発生経過
令和5年、京都市内のたばこ火災の出火に至る要因は2つだけです。
1つ目は 捨場不適
※ 喫煙後の吸い殻を消火不十分の状態でごみ箱などに捨てることにより出火したもの
2つ目は 火源落下
※ たばこの火種が布団、座布団等の綿製品や畳の上に落下し出火したもの。
たばこ捨て場不適
火源落下
たばこ火災を防ぐために
注意事項
1 灰皿を使用し、吸殻は確実に消火しましょう
カップ麺の容器やペットボトルなど、灰皿以外のものを灰皿代わりに使用し、出火する事案や消火不十分な吸い殻をごみ箱などに捨て出火した事案も多く発生しています。
- 必ず灰皿を使用するようにしましょう。(ペットボトル、カップ麺容器等は絶対に使用しないでください)
- 灰皿には水を張り、吸殻は確実に消火しましょう。
- 灰皿に吸殻をためないように、こまめに捨てましょう。
- 灰皿の吸殻をごみ箱等に捨てるときは、消火できているか、必ずもう一度確認しましょう。
2 安全な場所を喫煙場所とし、決まった場所で喫煙しましょう
忙しい朝、出勤する準備をしながらたばこを吸うことで、知らないうちに布団や座布団などに火種が落下し、外出後に出火する事案も多く発生しています。
- 喫煙場所を決め、決まった場所でたばこを吸うようにしましょう。
- 寝たばこ(布団の上で寝転びながらたばこを吸うこと)をしないようにしましょう。
3 就寝前、外出前の最終チェックを!
たばこの火はしっかり消したつもりでも火種が残っていることがあります。
- 就寝前や外出前にもう一度確認し、水を掛けるなどして、確実に火を消しましょう。
より詳しく、知りたい方は
→京都市消防局火災予防動画(たばこ編) を御覧ください。
たばこ火災の性質を理解しましょう!
無炎燃焼から大きな火災に!
たばこ火災の特徴として、初めは炎を伴わない無炎燃焼が起こり、布団や畳を焦がしならがら徐々に燃え広がるため、燃えていることに気付きにくい性質があります。
やがて多量の煙が発生した後に発火し、炎を上げて燃焼します。
発火するまで時間が掛かるので、外出したり、寝てしまった後の思わぬ時間に火災が発生します。発火まで数十分から数時間になることもあり、注意が必要です。
もし飲酒等をしていて深い眠りに就いていると、気付かないうちに煙を吸って、一酸化炭素中毒になることもあります。
畳の無炎燃焼の形跡
住宅用火災警報器を設置しましょう!
たばこ火災は、煙が発生してから発火するまでに時間が掛かるため、早期に発見すれば簡単に消火できます。
少しでも早く火災に気付くため、必ず住宅用火災警報器を設置しましょう!
お問い合わせ先
京都市 消防局予防部予防課
電話:075-212-6672 ※「消防用設備等に関する相談等」は、消防指導センターにお問い合わせください。 (075-212-6925(第一係)左京・下京担当)(075-212-6926(第二係)北・上京・伏見担当)(075-212-6927(第三係)中京・山科・右京担当)(075-212-6928(第四係)東山・南・西京担当)
ファックス:075-252-2076