子どもに対する防火指導
ページ番号6466
2023年6月16日
全国的に,子どもの火遊びや火災による子どもの死傷事故が後を絶ちません。痛ましい子どもの死傷事故をなくすためには,日常生活で火を使う機会をとらえて,正しい火の取扱いや火の恐ろしさについて教えることが大切です。
夏には花火遊び,冬は室内での暖房器具…。
1年を通して,幼稚園,保育園,小学校をはじめ,ご家庭でも子どもたちに防火指導をお願いします!
<子どもの火遊びによる火災の特徴と対策>
大人がいない時や人目につきにくい場所で発生することが多く,このために火災の発見が遅れたり,初期消火が困難になるなどして火災が大きくなることがあります。
幼い子どもたちが犠牲になる火災ほど,私たち消防が胸を痛める火災はありません。二度と起こしてはならないのです。
もし,火災が発生したら,真っ先に危険にさらされるのは幼い子どもたち。 親や周囲の大人が次の点に注意を払うとともに,日ごろから子どもたちに火の恐ろしさと火災予防の大切さを教え,理解させておきましょう。
山科消防署では,花火指導・避難訓練など,幼稚園・保育園に消防車で出向いて,防火指導を行います。
消防車が入れない場所では,近くの公園などで対応できます。
お気軽にお電話ください。
電話075-592-9755
こんなことは絶対にやめましょう!マッチやライターなどを使っての火遊び

マッチやライターなどは子どもの手の届くところに置かない!
子どもの火遊びを防ぐ最良の方法は,簡単な操作で着火するマッチやライターなどを子どもの目の付かないところや,手の届かないところへ置くことです。

子どもだけで火を取り扱わせない

子どもはたとえ火の取扱いができても,火の持つ危険性を十分に理解するには未熟なため,火の適切な取扱いは期待できません。花火をする時には必ず大人が立ち会いましょう。
子どもが火遊びしているのを見かけたら,注意してやめさせる

子どもは,火遊びにスリルと興奮を覚えるもので,エスカレートしていくとその頻度も増え,行動も危険になっていきます。
このような危険性を早く防ぐためにも,火遊びを見つけたら厳しく注意し,必ずやめさせましょう。
子どもだけを残しての外出はやめましょう

子ども(特に幼児)だけを残して外出することはやめてください。止むを得ず子どもだけを残して外出する時には,ガスコンロや暖房器具の元栓を閉める,コンセントを抜くなど,火気使用器具が容易に使えないようにしてください。
また,外出時間もできるだけ短くしてください。
子どもだけを残して,パチンコに行ったりスノボに行ったりするのは言語道断です。
子どもに火の恐ろしさ,正しい火の取扱いについて教えましょう

子どもが火に対して興味を示すことは自然なことです。
火に関心を持つようになったら,火の恐ろしさを十分理解させるとともに,正しい取扱方法について教えましょう。
お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999