「宿泊施設等と連携した京都経済の域内循環促進事業」（コトノムスビ・プロジェクト）令和5年度ビジネスマッチング参加事業者の募集について

　京都市では、市内の宿泊事業者と、伝統産業製品や京都産食材、市内産木材等の市内事業者とのビジネスマッチングを展開し、京都ならではの自然、ものづくりの魅力を活かした宿泊サービスの質の向上を図ることにより、観光客の満足度を高めるとともに、その経済波及効果を京都経済の域内循環につなげ、市民の暮らしの豊かさ向上やSDGsの達成に貢献する「コトノムスビ・プロジェクト」を令和4年度から実施しております。

　「京都市内の宿泊施設」と「京都市内の伝統産業製品、京都産食材、市内産木材、SDGs配慮商品等を開発・生産する事業者」とのビジネスマッチング商談会（以下、商談会）を開催します。なお、商談会の開催に先立ち、本事業コーディネータが商談対応に関する研修や個別面談による企画書作成や商談会準備に関する相談対応も行います。

⑴ 対象者

　京都市指定の伝統産業製品（74品目）、京都産食材（野菜、果物、米など）・食品（お酒を含む）、市内産木材・花き、SDGs配慮商品について、以下のいずれかを満たし、京都市内に事業所を有する事業者及び事業者で構成するグループ（組合等）^※

○ 上記の商品を開発・生産している事業者及びグループ

※　市内産木材を扱う事業者のうち、以下のいずれかに登録している場合は、市外の事業者も対象とします。

○ 京都市域産材供給協会に生産事業体として登録されている事業者

⑵ 募集事業者数

　30社程度

⑶ 募集期間

　令和5年7月20日（木曜日）～8月18日（金曜日）午後5時30分必着

※募集期間中、以下のとおり募集説明会を実施しますので、参加を希望される場合は、Googleフォームの申込み先にて、事前予約をお願いします。後日、事務局よりZoomのリンクをメールにてお知らせします。

　日時：令和5年7月26日（水曜日）午後1時～午後2時

　会場：オンライン（Zoomにて実施）

＜動画配信のお知らせ＞

　7月26日実施の説明会の動画を掲載しました。以下のリンクよりご覧ください。

　https://youtu.be/rD12YT36lDk

⑷ 応募方法

　応募用紙に必要事項を記入のうえ、下記のお申込み先まで、メール、郵送にて御提出ください。御持参される場合は、平日の午前9時から午後5時30分までに(5)のお申し込み先まで御来所ください。

⑸ お申込み先（本事業事務局）

　株式会社TCI研究所（担当：石山、若林、安藤）

　〒602－0098　京都市上京区竪社北半町203

　TEL：075－432－8751   Email：[email protected]

⑹ 審査について

　参加事業者の決定に当たっては、下記のとおり審査を行います。

　ア　審査基準

　・宿泊業界への販路開拓に対する意欲があること。

　・宿泊施設に提供できる商品・商材を保有している、又はその開発に取り組むことができること。

　・12月12日（火曜日）、13日（水曜日）（商談会本番）両日に参加できること。

　・商品・商材や活動が、京都ブランドの発信につながること。

　・宿泊施設等の観光事業者が大切にするべき「京都観光行動基準（京都観光モラル）」の趣旨に沿っていること。

　・本事業後も宿泊業界に向けて積極的に商品開発や販路開拓を継続する意思があること。

　イ　審査の流れ

  (ア)　一次審査（書類審査）

　審査結果は、令和5年8月22日（火曜日）中に、メールにて通知します（[email protected]より配信）。

  (イ)　二次審査（個別面談）

　日時：令和5年8月24日（木曜日）午前9時～午後6時（各社20分程度）

　方法：オンライン（Zoomにて実施）

　※　オンラインの操作に不安がある方は対面での面談を調整しますので、申込み時にお知らせください。

　※　Zoomリンクは一次審査通過者にメールにて個別に御連絡します。

　※　審査結果は、令和5年8月28日（月曜日）中に、メールにて通知します（[email protected]より配信）。

⑴ 商談会事前研修会

　日時：令和5年9月上旬のうち1日間

　午前10時00分～午後3時30分（予定）

　会場：京都経済センター会議室（京都市下京区函谷鉾町78番地）

　※リアルタイムでオンライン聴講（Zoomにて実施）、または録画映像を後日視聴（Youtubeの限定公開にて配信）いただくことも可能です。

　内容：宿泊施設に関連するビジネス分野（観光・食・宿泊施設全般）に精通した専門家3人の事業アドバイザーによる研修会。商談会に向けて必要な準備行為やブース設営、商談対策等についてアドバイスを行います。

⑵ 商談会前個別面談

　日時：令和5年9月下旬（予定）　午前9時～午後6時（各社30分ずつ）

　方法：オンライン（Zoomにて実施）

　内容：事務局が参加事業者各社と面談を行い、タリフ（企画書）・価格表等の整備、商談会準備についてアドバイスを行います。

⑶ ビジネスマッチング商談会

　日時：令和5年12月11日（月曜日）（搬入日）

　　　　　　　　　　　　　  12日（火曜日）～13日（水曜日）午前10時～午後5時

　会場：京都伝統産業ミュージアム（京都市勧業館みやこめっせ地下1階）

　内容：参加事業者が個別にブース出展し、自社製品や技術、食材、観光アクティビティメニュー等を、市内の宿泊施設関係者に直接アピールしていただきます。

　来場者：市内の宿泊施設関係者100社程度（予定）

⑷ 商談会後個別面談

　日時：令和5年12月下旬（予定）　午前9時～午後6時（各社30分ずつ）

　方法：オンライン（Zoomにて実施）

　内容：事務局が参加事業者各社と面談を行い、商談会後のフォローアップ営業の方法等についてアドバイスを行います。

⑸ モニターツアー

　日時：令和6年2月中旬（予定）

　場所：各社の工房・農地　等

　内容：体験アクティビティを持つ参加事業者の工房、農地等を市内の宿泊施設関係者が訪問するツアーを開催します。

⑹ 留意事項

・商談会に出品する商材やパンフレット等の制作費は事業者で御負担いただきます。

・出展ブースの制作（展示台、商談会会場全体の壁面装飾、参加事業者社名入り看板等）については、本市で負担します。

・商談会後、試作などが必要となる場合、自己負担となるケースがございます（宿泊施設側との交渉次第となります）。

・商談会当日の商談結果やその後の成約結果等について定期的に情報提供をいただきますので、ご協力をお願いします。

　応募が多数となり、選考の結果、商談会に参加いただけない事業者の皆さまや、商談会に諸般の事由（商談会開催時期と本業の繁忙期が重なり都合が合わない等）で参加できない事業者の皆さまに対して、以下の支援を実施します。

⑴ 実施内容

　ア 事前研修会のオンライン聴講

　3－⑴に記載の商談会事前研修会をリアルタイムでオンライン聴講（Zoomにて実施）、または録画映像を後日視聴（Youtubeの限定公開にて配信）いただけます。

※オンライン聴講、録画映像視聴リンクは希望者にメールにて個別に御連絡します。

　イ 事業ウェブサイトへの情報掲載

　本事業の特設ウェブサイト（https://www.kotonomusubi.kyoto/）に伝統産業製品や京都産食材、市内産木材、アート関連、SDGs配慮商品等の市内事業者の取扱商品、連絡先等の情報を掲載し、市内宿泊施設関係者が情報収集できるプラットフォームを製作します。

※ 掲載文、写真、PDFカタログ等は各社でアップロードいただき、事務局の審査通過後にウェブサイト上に公開されます。

※ 情報アップロード用のリンクは希望者にメールにて個別に御連絡します。

⑵ 申込方法

　上記の支援を希望される方は、以下連絡先まで御連絡ください。

　〒602－0098　京都市上京区竪社北半町203

　株式会社TCI研究所（担当：石山、若林、安藤）

京都市産業観光局観光MICE推進室

担当：齋藤、高橋

　会期　令和4年10月4日（火曜日）・5日（水曜日）

　会場　京都伝統産業ミュージアム（京都市勧業館みやこめっせ地下1階）

　出展者　22事業者

　　伝統産業関係：9社 西陣織インテリア、清水焼食器、京銘竹内装材など

　　農林業・食品関係：10社 有機野菜生産、京たけのこ生産、北山杉内装材、京菓子など

　　SDGs関係：3社 オーガニックタオル、ミネラルウォーターなど

　来場者　市内の宿泊施設関係者等102名

　成約件数　29件（見込み含む）

　成約金額　約125，000千円（見込み含む）

＜成約事例の例＞

・食分野

　「京都・京北産のこだわりのお味噌が旅館の朝のお味噌汁に」

　山国さきがけセンター × 綿善旅館

・体験アクティビティ分野

　「嵯峨嵐山の自然を生かしたサステナブルな農業体験プランを造成」

　アドプランツコーポレーション × サンメンバーズ京都嵯峨

・インテリア・プロダクト分野

　「西陣織をあしらったホテルオリジナルのお皿を製作」

　RE:NISTA (リニスタ) × ギャリア・二条城 京都

（伝統産業分野）

〇宿泊施設とネットワークがなく、営業にハードルを感じていたが、宿泊施設内の物販エリアへの納品など、具体的な話ができて良かった。

〇改装を考えている施設数件から、内装材の相談を受けた。

〇購入だけでなく、サブスクリプションやレンタルについての問合せもあった。

〇ワークショップ、体験アクティビティの問い合わせが多く、具体的な相談もあった。

（食材・食品分野）

〇出展者同士でも、意見交換ができて良かった。

〇料理と農業体験のコラボレーションができないか相談を受けた。