京都市木の文化・森林政策推進本部
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2026年6月2日
京都市木の文化・森林政策推進本部
本市の面積の約4分の3を占める森林は、木材をはじめとする様々な林産物の供給はもとより、温室効果ガスの吸収源、生物多様性や景観の保全、水源かん養といった多面的な機能を有し、木の文化の源として、人々の暮らしを支え続けています。
とりわけ近年、SDGsの推進やカーボンニュートラルへの寄与、災害に強いレジリエント・シティの実現などの観点から、その公益的役割がより一層重要となってきており、平成31年4月には、国において、森林を適切に管理するための新たな仕組として「森林経営管理法」が施行されるなど、森林政策の在り方が大きな転換期を迎えています。
そのような中、全庁を挙げて、木の文化の継承・発展及び森林の有する多面的機能を最大限発揮させることにより、グリーン成長を促進することを目的として、「京都市木の文化・森林政策推進本部」を設置し、木の文化・森林政策を推進していきます。
京都市木の文化・森林政策の指針(四方よし!京都市木の文化・森林活性化SDGs)

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設置目的
全庁挙げて、木の文化の継承・発展及び森林の有する多面的な機能を最大限発揮させることによりグリーン成長(※)を促進します。
※森林の適正な管理と、森林資源の持続的な利用等により、林業・木材産業が内包する持続性を高めながら成長発展させ、人々が森林により発揮される多面的機能の恩恵を享受することを通じて、社会経済生活の向上とカーボンニュートラルに寄与すること。
基本的な考え方
・スピード重視
課題を明確にし、課題ごとの解決に向け、可能なものから着手(短期・中期の視点)
・柔軟に進化
本案は柔軟に追加、見直しして進化させる
・発信を重視
成果が順々に見えるように、随時進捗を原則公開
・主体者、財源ともに、民主導を優先(人、金、事を「つなぐ」)
課題解決に向けた主体者、財源とも、民間主体に重点
・エリア(地域性)に応じた取組
推進体制
副市長を推進本部の本部長に、木の文化・森林政策監を副本部長とし、全ての局外監及び各局長、区長を本部員として構成。推進本部の下に、課題ごとに、関係局の課長級・係長級職員を主体とする課題解決ユニットを設置し、必要に応じて関係する民間企業、大学等の参画を得て、実務者レベルで課題解決策の検討、企画立案、事業実施等を行います。
課題解決ユニットは、「1 林業低迷」「2 担い手不足」「3 獣害」「4 自然災害」「5 人と森の関係の希薄化」の主要5課題ごとに設け、当面は、下記のユニットを設置しています。
1 林業低迷
(1)木材利用・流通促進 (2)北山林業の活性化 (3)チマキザサ再生
(4)竹林再生 (5)アカマツ等を活用した文化継承【R8新設】
2 担い手不足
(6)新たな担い手の育成
3 獣害
(7)シカ・イノシシ等の活用
4 自然災害
(8)倒木の未然防止対策
(9)森林伐採・開発行為等事務連携
5 人と森の関係の希薄化
(10)グリーンツーリズム等による観光の分散化
(11)木育など環境教育や森林利活用の促進
課題解決ユニットの活動状況
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ユニット名 |
検討項目 |
主な活動実績等 |
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(1)木質バイオマス活用促進 |
・バイオマス発電・熱利用事業支援 |
〇京都市内において小規模な木質バイオマス発電・熱利用事業を検討する事業者への助言(随時) 〇木質バイオマスの新たな活用を研究するプロジェクトへの支援 |
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(2)木材利用・流通促進 |
・小中一貫校建築における材工分離発注 ・市内における木づかい運動の推進
・木材を高付加価値化する製材・加工機能の強化支援などによる民間建築での木材利用促進 ・ウッドショックを契機とした木材サプライチェーンの改革 |
〇都市の成長戦略「『木の文化都市・京都』として人や投資を呼び込むプロジェクト」の推進 〇ウッド・チェンジの推進 ・京都市ウッド・チェンジアクション推進会議及び京の木府民会議との連携により、ウッド・チェンジの普及啓発を実施 ・木造・木質化に関する様々な相談に対応する「木づかい総合窓口」の運用 ・建築物等における木造・木質化の優良事例の収集・発信(京都のステキな木の空間) ・木材利用促進月間における「KYOTO WOOD EXHIBITION 2025」の開催 ・民間団体と連携し、京の木製品認証制度の推進 〇市内産木材の普及啓発 ・みやこ杣木普及促進事業補助金の募集 ・庁舎や公の施設における市内産木材の率先利用を支援 ・工務店や設計者向けの製材所見学会の開催 〇公共建築物整備における材工分離発注の仕組みづくり ・材工分離発注の課題の検証 |
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(3)北山林業の活性化 |
・北山杉の販路開拓 |
〇北山杉の利用促進協定を締結した民間事業者によるプロジェクトチームとの継続的な協議(随時) 〇北山林業ブランド化プロモーション業務 ・大阪万博 関西パビリオン京都ブースにおいて北山杉PRブースを出展 ・民間企業と連携した北山杉を使用した商品(クラフトビール)の開発等 ・北山丸太の魅力を知る京の宿「柊家」見学会の開催 |
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(4)チマキザサ再生 |
・採取、加工、販売を行う担い手の裾野拡大 ・ブランド化の推進 |
〇地域の担い手グループ及びボランティアによるチマキザサ採取・選別作業、防鹿柵の点検、チマキザサの移植等の実施 〇担い手の裾野拡大に向けたチマキザサ採取体験ツアーの実施 〇取組の普及啓発のための各種広報(小学校・イベント等での講義、左京キラり市での展示、HP等での取組紹介等) 〇ロードマップ(~令和12年度)の改定 〇植物遺伝資源提供契約の締結(武田薬品工業株式会社) |
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(5)竹林再生 |
・竹を活用した商品開発等による放置竹林の整備促進 |
〇竹林再生実証事業(@洛西中央緑地)の実施 〇公民連携ラボによる竹材を活用した新たな取組を検討、研究する事業者へのヒアリング(随時実施) 〇タケノコ栽培農家担い手育成のための連続講座「竹の塾」の実施 〇ノメイガ類対策の推進 |
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(6)新たな担い手の育成 |
・林業の担い手確保に係る新たな対策 ・既存従事者の技術力維持向上の取組 |
〇林業の担い手育成・確保対策事業による、安全かつ適法な施業実施方法の修得支援である「森の担い手育成講習会」及び「“安全な伐倒”基礎技術向上研修」を開催 〇天然林等整備促進モデル事業による、林業関係者が森林の整備方法や技術を習得するための研修会や視察の実施 〇将来の林業人材確保に向けた林業事業者、森林組合、教育機関等への担い手育成、就職状況等に関するヒアリング(随時実施)
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(7)シカ・イノシシ等の活用 |
・京北地域の若手猟師等の取組支援 ・シカの生息数、分布の把握 ・衛生管理の指導 |
〇猟友会等へのヒアリング(随時実施) 〇市内ジビエ生産者支援 |
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(8)倒木の未然防止対策 |
・配電線沿いの倒木の未然防止に係る支援策の推進 ・民家裏等の危険木除去に係る支援策の推進 ・鉄道沿いの倒木の未然防止対策の推進 |
〇民家裏等における倒木の未然防止対策(市補助75%、上限30万円)申請実績:10件 〇送配電線沿いの倒木の未然防止対策(市補助75%、上限100万円)実績:3箇所 〇鉄道沿いの倒木の未然防止対策(市補助75%、上限100万円)実績:1箇所 |
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(9)森林伐採・開発行為等事務連携 |
・関係機関による連携体制の構築 ・違法行為への厳正な対応 |
〇森林伐採等に関する関係機関による連携体制の構築、盛土規制法(通称)に係る関係機関での情報共有 〇違法行為への厳正な対応、現行法では対応が困難な森林内の小規模開発行為への対策の検討
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(10)グリーンツーリズム等による観光の分散化 |
・農山村資源を活用したグリーンツーリズム推進策の実施 ・森林空間を活用した森林サービス産業の創出と既存施設の活用 |
〇「とっておきの京都プロジェクト」実証事業や、府市連携による周遊観光「まるっと京都」による京北エリアのグリーンツーリズムの推進 〇庁内関係部署間の取組による北部山間地域でのツアー等の実施、関係部署間の情報共有 〇北部山間地域の地域資源を活かした体験コンテンツ「森林文化・自然環境価値創造プロジェクト」を立上げ |
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(11)木育など環境教育・学習の推進 |
・都心部の子どもに森林環境教育を実施するスキームづくり ・京都超SDGsコンソーシアム等と連携した森林環境教育の取組の実施 |
〇幼稚園、保育園等への市内産(府内産)木材の利用促進に係る補助金の周知 〇「森林×SDGs」人、森、未来をつなぐ事業による、各区・支所、出張所での市民向けの森林環境教育を推進 〇「木と暮らすデザインKYOTO」の参画者である民間事業者等と連携し、木育イベントを開催 |
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(12)新たな森林利活用促進と応援団づくり |
・ふるさと納税等、森づくり寄付制度の充実 ・事業者間の関係づくり |
〇森づくりの取組に係る民間企業等の協力要請、協議等(随時実施) 〇「森林の応援団づくり事業」に基づく、ふるさと納税型ファンディングを活用した森林資源・森林空間活用事業者への支援 〇「木と暮らすデザインKYOTO」の参画者拡大の取組等による事業者の関係づくりの推進
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「木になる通信」(Facebookページ)
推進本部会議
推進本部では年度当初に、本部長である副市長のもと、全ての局外監及び各局長、区長が集まり、森林を取り巻く主要5課題の解決に向けた取組の進捗の共有や当該年度の取組方針について意思決定を行う、推進本部会議を開催しています。
推進本部会議の概要については下記から御確認ください。
京都市木の文化・森林政策推進本部名簿・設置要綱

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推進本部幹事会
推進本部では、課題解決ユニットの取組に関する情報共有や方針決定、課題解決ユニット間の連携及び連絡調整等を図るため、作戦本部となる幹事会を設置しています。副本部長が幹事長となり、局長級、部長級の職員により幹事会を構成しており、概ね4半期ごとに幹事会を開催し、課題解決ユニットの進捗管理と今後の取組方針に係る意思決定等を行っています。
幹事会会議の概要については下記から御確認ください。
京都市木の文化・森林政策推進本部幹事会名簿

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お問い合わせ先
京都市 産業観光局農林振興室




