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京都市木の文化・森林政策推進本部

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2022年5月9日

京都市木の文化・森林政策推進本部

 本市の面積の約4分の3を占める森林は,木材をはじめとする様々な林産物の供給はもとより,温室効果ガスの吸収源,生物多様性や景観の保全,水源かん養といった多面的な機能を有し,木の文化の源として,人々の暮らしを支え続けています。

 とりわけ近年,SDGsの推進やカーボンニュートラルへの寄与,災害に強いレジリエント・シティの実現などの観点から,その公益的役割がより一層重要となってきており,平成31年4月には,国において,森林を適切に管理するための新たな仕組として「森林経営管理法」が施行されるなど,森林政策の在り方が大きな転換期を迎えています。

 そのような中,全庁を挙げて,木の文化の継承・発展及び森林の有する多面的機能を最大限発揮させることにより,グリーン成長を促進することを目的として,「京都市木の文化・森林政策推進本部」を設置し,木の文化・森林政策を推進していきます。

設置目的

 全庁挙げて,木の文化の継承・発展及び森林の有する多面的な機能を最大限発揮させることによりグリーン成長(※)を促進します。

※森林の適正な管理と,森林資源の持続的な利用等により,林業・木材産業が内包する持続性を高めながら成長発展させ,人々が森林により発揮される多面的機能の恩恵を享受することを通じて,社会経済生活の向上とカーボンニュートラルに寄与すること。

基本的な考え方

・スピード重視

 課題を明確にし,課題ごとの解決に向け,可能なものから着手(短期・中期の視点)

・柔軟に進化

 本案は柔軟に追加,見直しして進化させる

・発信を重視

 成果が順々に見えるように,随時進捗を原則公開

・主体者,財源ともに,民主導を優先(人,金,事を「つなぐ」)

 課題解決に向けた主体者,財源とも,民間主体に重点

・エリア(地域性)に応じた取組

推進体制

 副市長を推進本部の本部長に,木の文化・森林政策監を副本部長とし,全ての局外監及び各局長,区長を本部員として構成。推進本部の下に,課題ごとに,関係局の課長級・係長級職員を主体とする課題解決ユニットを設置し,必要に応じて関係する民間企業,大学等の参画を得て,実務者レベルで課題解決策の検討,企画立案,事業実施等を行います。

 課題解決ユニットは,「1 林業低迷」「2 担い手不足」「3 獣害」「4 自然災害」「5 人と森の関係の希薄化」の主要5課題ごとに設け,当面は,下記のユニットを設置しています。

 1 林業低迷

  (1)木質バイオマス活用促進 (2)市内産木材の活用促進 (3)林業の成長産業化

  (4)北山林業の活性化 (5)チマキザサ再生 (6)竹林再生 (7)森林伐採・開発行為等事務連携

 2 担い手不足

  (8)新たな担い手の育成

 3 獣害

  (9)シカ・イノシシ等の活用

 4 自然災害

  (10)倒木の未然防止対策

 5 人と森の関係の希薄化

  (11)グリーンツーリズム等による観光の分散化(ウィズ・アフターコロナ時代の観光創出) 

  (12)木育など環境教育・学習の推進 (13)京都ならではの新たな森林サービス産業の創出

  (14)応援団づくり 

課題解決ユニットの活動状況

木の文化・森林政策推進本部 課題解決ユニットの活動状況(令和4年1月末現在)
ユニット名検討項目活動状況
(1)木質バイオマス活用促進・木質バイオマス・熱利用事業,地域内エコシステム構築への支援・ユニット会議の開催(随時)
・先行事例のヒアリング
・京都市内において小規模な木質バイオマス・熱利用事業を検討する事業者との事業計画に関する協議,活用可能な助成制度や都市計画上の助言等の実施(随時実施)
(2)市内産木材の活用促進・公共建築物及び民間建築物等での木造・木質化の推進
・木づかい運動の推進
・ユニット会議の開催(随時)
・公共建築物における市内産木材の率先活用,新たな仕組みづくりに関する協議(随時実施)
・木材利用促進に関する広報活動,各種助成制度の周知
・先行事例地視察
(3)林業の成長産業化・ウッドショックを契機とした木材サプライチェーンの改革・ユニット会議の開催(随時)
・民間建築物での木造,木質化の推進及び木材サプライチェーン構築に向けた素材生産者,製材事業者,建築事業者等へのヒアリング(随時実施)
※今後,(2)市内産木材の活用促進ユニットと統合して活動
(4)北山林業の活性化・北山杉の販路開拓・ユニット会議の開催(随時)
・民間事業者と連携した北山杉の販路拡大に向けた「産地と民間事業者によるプロジェクト」の創成
・「京都から木の文化を考えるシンポジウム」開催に向けた関係事業者等との協議(随時),1月31日広報発表
(5)チマキザサ再生・採取,加工,販売を行う担い手の育成
・販路開拓及びブランド化の推進
・チマキザサの栽培,文化継承,販路開拓等の推進に活用する国補助金の交付決定
・市内小学校でのチマキザサの学習会の実施(6月,7月)
・ユニット会議の開催(随時)(8月12日付け「木になる通信」参照)
・チマキザサを活用した商品開発・販路拡大に向けた,飲食店・食品事業者向け説明会の開催(10月)
・チマキザサ再生委員会(10月)
・食品関係事業者等との協議(随時実施)
(6)竹林再生・竹を活用した商品開発
・放置竹林の整備促進
・ユニット会議の開催(随時)(8月4日付け「木になる通信」参照)
・竹林エリアにおける景観規制,都市計画上の規制等に関する情報整理
・竹林管理団体,NPO団体への竹林再生,整備に関するヒアリング,現地調査等(随時実施)
・竹材を活用した新たな商品開発を検討,研究する事業者へのヒアリング(随時実施)
(7)森林伐採・開発行為等事務連携・関係機関による連携体制の構築
・違法行為への厳正な対応
・森林伐採等に関する関係機関による連携体制の構築
・違法行為への厳正な対応
・ユニット会議の開催(随時)
・関係機関の情報共有の仕組みづくりに係る協議
(8)新たな担い手の育成林業の担い手確保に係る新たな対策・ユニット会議の開催(随時)(7月15日付け「木になる通信」参照)
・林業の担い手確保に係る新たな仕組みづくりに向けた協議(随時実施)
・林業事業者,教育機関等への担い手育成,就職状況等に関するヒアリング(随時実施)
(9)シカ・イノシシ等の活用・京北地域の若手猟師等の取組支援
・ジビエの活用及び衛生管理の指導
・ユニット会議の開催(随時)
・猟友会等へのヒアリング(随時実施)
・ジビエの活用に係る先行事例地視察(調整中)
(10)倒木の未然防止対策・重要インフラ施設周辺森林整備事業の拡大実施
・民家裏等の倒木危険個所対策の推進
・ユニット会議の開催(随時)(7月6日付け「木になる通信」参照)
・山間地域の配電線沿い及び民家裏の倒木被害の未然防止に係る関係機関・団体,インフラ施設管理者等とのモデル事業計画地の選定及び経費負担等に関する協議(随時実施)
(11)グリーンツーリズム等による観光の分散化・森林空間等を活用したグリーンツーリズム推進策の実施・ユニット会議の開催(随時)(6月23日,8月20日付け「木になる通信」参照)
・とっておきの京都プロジェクトと連携した北部山間地域等での観光誘客の実施(10月,11月)
・北部山間地域の関係団体,観光関係団体との協議,現地視察(随時実施)
・指定管理施設の活用や農林業体験,京北テレワーク拠点施設「ことす」と連携したグリーンツーリズムモニターツアーの企画,地域観光資源の情報収集(12月10日付け「木になる通信」参照)
(12)木育など環境教育・学習の推進・森林環境教育の充実・ユニット会議の開催(随時)
・子どもを対象とした新たな木育活動の展開に係る関係団体との協議,ヒアリング,先行事例の収集等(随時実施)
・環境教育に係る全庁の取組状況の調査・分析結果に係る協議
(13)京都ならではの新たな森林サービス産業の創出・森林空間を活用した森林サービス産業創出支援
・京北森林公園及び山村都市交流の森の活用
・「木と暮らすデザインKYOTO」パートナー募集開始(7月)(7月1日付け「木になる通信」参照)
・ユニット会議の開催(随時)
・森林利活用促進支援事業(令和2年度事業)の活用事業者へのアンケート調査(8月)
・京北森林公園及び山村都市交流の森の活用に関するサウンディング型市場調査の実施(9月)(9月8日付け「木になる通信」参照)
・「木と暮らすデザインKYOTO」が林野庁長官賞受賞(11月)(11月24日付け「木になる通信」参照)
(14)応援団づくり・「みどりプロジェクト」を発展解消させた新たな森づくり寄付制度の創設・ユニット会議の開催(随時)
・森づくりの取組に係る民間企業等の協力要請,協議等(随時実施)
各ユニットの活動については,Facebookページ「木になる通信」外部サイトへリンクしますで随時発信しています。

「木になる通信」(Facebookページ)

推進本部会議

令和3年度 第1回推進本部会議

1 開催日 令和3年6月2日(水曜日)

2 次 第 

 (1)開 会

   市長訓示

 (2)議 事

   京都市の木の文化・森林政策の現状・課題及び今後の方向性

   京都市木の文化・森林政策推進本部の設置と取組

   意見交換

   本部長指示

 (3)閉 会

令和3年度 第1回推進本部会議

令和3年度 第1回推進本部会議

市長訓示,意見交換,本部長指示

令和4年度 第1回推進本部会議

1 開催日 令和4年4月27日(水曜日)

2 次 第

 (1)開 会

 (2)議 事

   京都市木の文化・森林政策推進本部のこれまでの取組状況

   令和4年度の取組方針

   意見交換

   本部長指示

 (3)閉 会

令和4年度 第1回推進本部会議

令和4年度 第1回推進本部会議

令和4年度 第1回推進本部会議

推進本部幹事会

 推進本部では,課題解決ユニットの取組に関する情報共有や方針決定,課題解決ユニット間の連携及び連絡調整等を図るため,作戦本部となる幹事会を設置しています。副本部長が幹事長となり,局長級,部長級の職員により幹事会を構成しており,概ね4半期ごとに幹事会を開催し,課題解決ユニットの進捗管理と今後の取組方針に係る意思決定等を行っています。

京都市木の文化・森林政策推進本部幹事会名簿

第1回推進本部幹事会会議

1 開催日 令和3年7月1日(水曜日)

2 開催概要

 初会合となる第1回幹事会会議では,「林業低迷」「担い手不足」「獣害」「自然災害」「人と森の関係の希薄化」という5つの主要課題ごとに,課長,係長など,次代を担う中堅,若手職員を中心として,13の課題解決ユニットを立ち上げ,順次活動を開始していくことを確認しました。また,それぞれの課題解決ユニットの取組に関する現状・課題や今後の方針について意見交換を行うとともに,多くの市民の方々に,木の文化や森林が担う役割,林業について興味,関心を持っていただくために,Facebook等で情報発信していくことや,10月の「木づかい推進月間」にあわせた広報活動を展開していくこと等を確認しました。


第1回推進本部幹事会

第2回推進本部幹事会会議

1 開催日 令和3年9月6日(月曜日)

2 開催概要

 第2回幹事会会議では,課題解決ユニットの取組状況や今後の予定等について,ユニットごとに意見交換を行い,各局等における関連取組,今後の課題等の共有を図りました。「林業の成長産業化」ユニットについては,現状・課題や特組目的を共有する会議を開催した後,「市内産木材の活用促進」ユニットと統合,連携し,川上から川下に至るサプライチェーン全体を考慮したうえで推進していく方針が確認されました。

 また,木の文化・森林政策推進本部の取組に関するFacebook「木になる通信」での情報発信状況や,10月の「木づかい推進月間」を踏まえた,市民しんぶんでの特集記事の内容等について情報共有を図りました。


第2回推進本部幹事会

第3回推進本部幹事会会議

1 開催日 令和3年11月4日(木曜日)

2 開催概要

 第3回幹事会会議では,前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や,木の文化・森林政策に関する9月市会での関連質疑等について確認するとともに,各局区等において,来年度予算で新たに検討中の関連事業についての意見交換を行いました。「市内産木材の活用促進」ユニット及び「林業の成長産業化」ユニットについては「行財政改革計画」のリーディング・チャレンジとして,「木の文化都市・京都」として,人や投資を呼び込むプロジェクト」が位置付けられたことを踏まえ,市内産木材の安定的かつ計画的なサプライチェーン構築や,優良な木造建築物等を誘導するための手法等,さらに踏み込んだ検討をしていく必要があるといった議論が交わされました。

 また,次回の幹事会会議では,各課題解決ユニットに関連する来年度予算案等を共有し,来年度の取組につなげていくことを確認しました。


第3回推進本部幹事会

第4回推進本部幹事会会議

1 開催日 令和4年2月2日(水曜日)

2 開催概要

 第4回幹事会会議では,前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や来年度の獲得目標,木の文化・森林政策に関する各局区等での取組について意見交換を行いました。

 関係団体,民間企業等との連携の下,サプライチェーンの構築や木造・木質化窓口の設置などにより,「行財政改革計画」の都市の成長戦略である『「木の文化都市・京都」として人や投資を呼び込むプロジェクト』を力強く推進することを確認し合うとともに,「森林伐採・開発行為等事務連携」ユニットの新設により,森林の伐採や森林内の開発行為に係る関係部署間での情報共有,個別案件への体制の構築について議論を行いました。

 引き続き,本体制で木の文化・森林政策を推進していきます。


第4回推進本部幹事会

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お問い合わせ先

京都市 産業観光局農林振興室

電話:【農林企画課】075-222-3351【林業振興課】075-222-3346

ファックス:【農林企画課】075-221-1253【林業振興課】075-221-1253

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