京都市木の文化・森林政策推進本部幹事会

　推進本部では、課題解決ユニットの取組に関する情報共有や方針決定、課題解決ユニット間の連携及び連絡調整等を図るため、作戦本部となる幹事会を設置しています。副本部長が幹事長となり、局長級、部長級の職員により幹事会を構成しており、概ね4半期ごとに幹事会を開催し、課題解決ユニットの進捗管理と今後の取組方針に係る意思決定等を行っています。

1　開催日　令和3年7月1日（水曜日）

2　開催概要

　初会合となる第1回幹事会会議では、「林業低迷」「担い手不足」「獣害」「自然災害」「人と森の関係の希薄化」という5つの主要課題ごとに、課長、係長など、次代を担う中堅、若手職員を中心として、13の課題解決ユニットを立ち上げ、順次活動を開始していくことを確認しました。また、それぞれの課題解決ユニットの取組に関する現状・課題や今後の方針について意見交換を行うとともに、多くの市民の方々に、木の文化や森林が担う役割、林業について興味、関心を持っていただくために、Facebook等で情報発信していくことや、10月の「木づかい推進月間」にあわせた広報活動を展開していくこと等を確認しました。

1　開催日　令和3年9月6日（月曜日）

2　開催概要

　第2回幹事会会議では、課題解決ユニットの取組状況や今後の予定等について、ユニットごとに意見交換を行い、各局等における関連取組、今後の課題等の共有を図りました。「林業の成長産業化」ユニットについては、現状・課題や特組目的を共有する会議を開催した後、「市内産木材の活用促進」ユニットと統合、連携し、川上から川下に至るサプライチェーン全体を考慮したうえで推進していく方針が確認されました。

　また、木の文化・森林政策推進本部の取組に関するFacebook「木になる通信」での情報発信状況や、10月の「木づかい推進月間」を踏まえた、市民しんぶんでの特集記事の内容等について情報共有を図りました。

1　開催日　令和3年11月4日（木曜日）

2　開催概要

　第3回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や、木の文化・森林政策に関する9月市会での関連質疑等について確認するとともに、各局区等において、来年度予算で新たに検討中の関連事業についての意見交換を行いました。「市内産木材の活用促進」ユニット及び「林業の成長産業化」ユニットについては「行財政改革計画」のリーディング・チャレンジとして、「木の文化都市・京都」として、人や投資を呼び込むプロジェクト」が位置付けられたことを踏まえ、市内産木材の安定的かつ計画的なサプライチェーン構築や、優良な木造建築物等を誘導するための手法等、さらに踏み込んだ検討をしていく必要があるといった議論が交わされました。

　また、次回の幹事会会議では、各課題解決ユニットに関連する来年度予算案等を共有し、来年度の取組につなげていくことを確認しました。

1　開催日　令和4年2月2日（水曜日）

2　開催概要

　第4回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や来年度の獲得目標、木の文化・森林政策に関する各局区等での取組について意見交換を行いました。

　関係団体、民間企業等との連携の下、サプライチェーンの構築や木造・木質化窓口の設置などにより、「行財政改革計画」の都市の成長戦略である『「木の文化都市・京都」として人や投資を呼び込むプロジェクト』を力強く推進することを確認し合うとともに、「森林伐採・開発行為等事務連携」ユニットの新設により、森林の伐採や森林内の開発行為に係る関係部署間での情報共有、個別案件への体制の構築について議論を行いました。

　引き続き、本体制で木の文化・森林政策を推進していきます。

1　開催日　令和4年6月22日（水曜日）

2　開催概要

　令和4年度初めての開催となる第1回幹事会会議では、都市計画関係の取組を強化するため及び人事異動のため新たに幹事会に迎えた職員の紹介の後、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況及び今後の取組予定について意見交換を行いました。

　特に、令和4年度新規事業について、ガバメントクラウドファンディングにより森林資源・空間を活用する事業者を支援する「森林の応援団づくり事業」の事業者募集の開始など、着実に事業が進捗していることや、特命チームの設置による竹林再生の取組強化、京北地域での地元産ジビエの処理・販売の取組開始、市内産木材の活用促進を象徴する三条大橋の改修事業等について意見交換を行い、引き続き、各局区等の連携の下、多面的な視点で森林政策を推進していくことを確認しました。

1　開催日　令和4年9月2日（金曜日）

2　開催概要

　第2回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や今後の予定等について、ユニットごとに意見交換を行いました。

　特に、8月に民間事業者、生産団体、京都市の三者で締結した「建築物等における北山杉の利用促進協定」や10月の木材利用促進月間に合わせて、京都市内で実施する「KYOTO WOOD EXHIBITION 2022」など目立った取組について報告を行うとともに、引き続き、各局区等の連携の下、京都市の森林が抱える課題解決に向けて森林政策を推進していくことを確認しました。

1　開催日　令和4年11月11日（金曜日）

2　開催概要

　第3回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や、各局区等において、来年度予算で新たに検討中の関連事業についての意見交換を行いました。

　特に、木材利用促進月間の10月に実施した、官民19団体が参画し、市内産木材の活用を促進する「京都市ウッド・チェンジアクション推進会議」の創設をはじめ、林業振興課内に設置した木材の利用に関する相談を受け付ける「京都市木づかい総合窓口」の設置や各種イベントの実施結果について報告を行いました。

　また、森の危機や森林の多面的機能、木づかいの重要性等を特集した市民しんぶん10月号には、「市内面積の74％が森林であることを知らず、自分たちの暮らしに森林が深く関わっていることに気づかされた」という意見や「木づかいイベントへの参加や木を使った製品を使っていきたい」という非常に前向きな意見が多数寄せられるなど、大きな反響があったことを共有するとともに、引き続き、各局区等の連携の下、京都市の森林が抱える課題解決に向けて森林政策を推進していくことを確認しました。

1　開催日　令和5年2月7日（火曜日）

2　開催概要

　第4回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や、来年度の獲得目標、木の文化・森林政策に関する来年度予算等について意見交換を行いました。

　10月に設置した市内産木材の活用を促進する「京都市ウッド・チェンジアクション推進会議」の開催やチマキザサの飲食店等への初出荷、市内飲食店での京北産ジビエを活用したメニューの提供開始など主だった取組について報告を行いました。

　引き続き、各局区等の連携の下、京都市の森林が抱える課題解決に向けて森林政策を推進していくことを確認しました。

1　開催日　令和5年7月12日（水曜日）

2　開催概要

　令和5年度初めての開催となる第1回幹事会会議では、人事異動により新体制となったため、改めて本市が抱える森林や林業の課題、木の文化・森林政策の指針について共有するとともに、令和4年度の取組実績や令和5年度の取組方針について意見交換を行いました。

　特に、推進本部を設置してから、これまで課題解決に向けた各種事業に取り組み、今後の木の文化・森林政策を推進するうえでの「土台」をしっかりと構築できたことや、その土台をもとにして、市内産木材の公共建築物等での率先利用及び民間建築物等での利用拡大並びに、その需要に応えられる生産、流通・加工体制の構築を図ることのほか、森林経営管理制度の計画的な推進による放置人工林の解消への道筋をつけるといった令和5年度の取組方針について、意見交換を行い、幹事会での組織的マネジメントの下、再編した12の課題解決ユニットによって、引き続き、全庁一丸となった取組を推進していくことを確認しました。

1　開催日　令和5年9月13日（水曜日）

2　開催概要

　第2回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や今後の予定等について、ユニットごとに意見交換を行いました。

　特に、国が定める10月の木材利用促進月間に合わせて、京都市内で実施する「KYOTO WOOD EXHIBITION 2023」や京北地域の観光振興に取り組むべく、地元有志で組織された「京北観光連絡会」の発足などについて情報共有を行うとともに、引き続き、各局区等の連携の下、京都市の森林が抱える課題解決に向けて森林政策を推進していくことを確認しました。

1　開催日　令和5年12月7日（木曜日）書面開催

2　開催概要

　第3回幹事会会議は書面で開催し、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況について、共有しました。

1　開催日　令和6年2月15日（木曜日）

2　開催概要

　第4回幹事会会議では、前回会議以降の課題解決ユニットの取組状況や、来年度の獲得目標、木の文化・森林政策に関する来年度予算等について意見交換を行いました。

　また、庁舎や公の施設の市内産木材の率先利用に係る導入事例や、民間事業者と連携して北山杉の歴史や特性、使用事例等をまとめた北山林業のPRツール「京都・北山杉 PR BOOK」の刊行など、主だった取組について、報告を行いました。

　引き続き、各局区等の連携の下、京都市の森林が抱える課題解決に向けて森林政策を推進していくことを確認しました。