令和6年度京都市子どもの読書活動優秀実践団体(者)表彰式の実施について
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2024年11月1日
令和6年度京都市子どもの読書活動優秀実践団体(者)表彰式の実施について
本市では、平成31年3月策定の「第4次京都市子ども読書活動推進計画」(計画期間:平成31年度~令和7年度)に基づき、「本の魅力を感じ、自ら進んで本に親しむ子どもの育成」に向けた取組や読書環境の整備を推進しており、同計画に基づく取組として、この度子ども読書活動に関して優れた実践に取り組む方々を対象とした「京都市子どもの読書活動優秀実践団体(者)表彰」として、市長賞及び教育長賞の被表彰団体(者)を決定のうえ、下記のとおり表彰式を実施いたします。(本取組は「読書週間記念事業」の一環として実施するものです。
また、本表彰の実施に当たり、平成18年度から毎年「国際ソロプチミスト京都―東山」様より子ども読書活動の振興のための御寄付(表彰の副賞(図書カード)として活用)をいただいており、表彰式に先立ち同団体への感謝状贈呈を行います。
1 表彰式
(1)日時 令和6年11月2日(土曜日) 13:00~13:30
(2)会場 京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)3階
第8研修室(京都市中京区聚楽廻松下町9-2)
(3)出席者 被表彰団体(者)代表者、国際ソロプチミスト京都―東山 会長 川治 佐智子氏 他
(4)その他 表彰式終了後、児童文学作家 八束 澄子氏 による講演会を実施(13時30分~15時00分)
2 被表彰団体(者)一覧
(1)市長賞(4団体)
○陵ヶ岡 ゆうやけ図書館 mmスマイル 図書ボランティア
○京都市立美豆小学校
○京都市立京都堀川音楽高等学校
○学校法人金蓮寺 錦綾幼稚園
(2)教育長賞(7団体)
○中京もえぎ幼稚園学校運営協議会もえぎティンクル
親子の育ちプロジェクト読み聞かせボランティア
○京都市立二条城北小学校読み聞かせの会
○おはなしの会エピクラブ
○京都市立明徳幼稚園
○京都市立上鳥羽小学校
○京都市立向島東中学校
○学校法人聖光学園 幼稚園型認定こども園 聖光幼稚園
(参考)市長賞表彰理由
○陵ヶ岡 ゆうやけ図書館 mmスマイル 図書ボランティア
ゆうやけ図書館、㎜スマイル、図書ボランティア、3つの団体がそれぞれ、放課後の学校図書館開 放、読み聞かせ、学校図書館の運営支援といった異なる視点から、児童の豊かな読書活動の推進のために活動いただいています。学校図書館を、多種多様な本に囲まれて、安心して過ごせる居場所として進めていただく様々な活動は、児童が本と出会う機会や友人と楽しく過ごす場の充実、さらには、学力向上を支える大切な取組となっています。
○京都市立美豆小学校
学校経営方針の中に図書館教育を据え、図書館教育主任や学校司書を中心に全教職員が、図書活動の意味や意義を共通理解して読書活動の推進に取り組まれています。活動は多岐にわたり、朝や昼の一斉読書の時間の設定や、学校司書と教員が連携して実施するビブリオバトルや読書感想文への挑戦、著作権についての学習、図書委員の子どもたちによる読聞かせ活動などを実施されています。また、学校司書の日誌を活用して図書館教育主任や学校管理職との情報共有を図り、学校全体で児童が読書の楽しさを感じる取組を進めてくださっています。
○京都市立京都堀川音楽高等学校
京都市図書館との連携のもと、京都市図書館で乳幼児と保護者向けのミニコンサートと読み聞かせ等を行う「0歳からの絵本コンサート」を生徒が主体的に企画・実施されています。学校が目指す「人とつながる音楽家」の育成に資する大切な取組として、対象学年の全生徒が関わり、図書館司書とともに絵本の選書やプログラム構成の検討や、演奏をされています。小さな子どもたちに寄り添ったプログラムの実施は、生徒の充実した学びにつながり、参加者にとっては、演奏・音楽を身近に感じる機会となるとともに、家族で図書館に親しみ、読書を楽しむきっかけとなっています。
○学校法人金蓮寺 錦綾幼稚園
各保育室に書棚を設置し、園児がいつでも絵本に触れることができる環境を保護者とともに整備され、絵本を楽しむ時間や読み聞かせの時間の充実に取り組まれています。また、絵本を題材にした作品展を通して、園児が多様な視点の本に出会う機会を創出されています。在園児だけでなく、未就園児やその保護者へも絵本の楽しさを伝える多様な活動を実施されており、絵本に親しむ子どもたちが増え、保護者の絵本の重要性に対する理解も広がっています。
(参考)教育長賞表彰理由
○中京もえぎ幼稚園学校運営協議会もえぎティンクル 親子の育ちプロジェクト読み聞かせボランティア
預かり保育の時間に子どもたちへの読み聞かせをされています。保護者から募ったボランティアで構成されており、園児が様々な読み手の方と絵本に親しむ機会となり、園児が自分で読むために選ぶ絵本の幅も広がるなど、読書の楽しさを知る取組をされています。
○京都市立二条城北小学校読み聞かせの会
地域の方が、子どもたちの豊かな心の成長のため本に触れる機会を与えたいとの思いで、長年、読み聞かせ活動をされています。本活動をきっかけに本が好きになる児童も多く、また、読み聞かせ中の様子を学校と共有いただくなど、子どもたちを温かく見守ってくださっています。
○おはなしの会エピクラブ
伏見中央図書館をはじめ、保育所や子ども食堂など幅広いところで読み聞かせなどの活動をされています。演目の構成や上演の工夫がなされており、長年にわたり多くの子どもたちを楽しませていただき、絵本を通じた楽しい新たな居場所づくりに取り組んでいただいています。
○京都市立明徳幼稚園
地域の豊かな自然を生かした体験活動に関連する蔵書や配架の工夫を行い、園児が主体的に、絵本や図鑑に親しみ、子ども同士の対話や思考を深める活動をされています。また、通信の発行や絵本貸出の取組を通じ、家族での読書やコミュニケーションの充実に努められています。
○京都市立上鳥羽小学校
GIGAスクール構想の下で、学校図書館を「読書センター」だけでなく「学習・情報センター」と位置付け、児童が紙と電子を使い分け情報を収集する「情報活用能力」の育成を図り、学校司書と連携しながら学校教育全体で図書館教育を推進されています。
○京都市立向島東中学校
図書館教育の充実を、重点教育課題の一つに設定し、定期的な学校図書館での授業の実施、掲示物や学級文庫の蔵書を充実するなど、生徒が本をより身近に感じる様々な取組を学校全体で進めていただいています。
○学校法人聖光学園 幼稚園型認定こども園 聖光幼稚園
園児が絵本へ興味を深めるための環境整備に取り組まれています。居心地のよい図書室づくりや未就園児も含む家庭への絵本貸出、保護者による園児への読み聞かせの場の設定など、絵本を通して園児同士や親子での交流を生み、読書に親しむ機会の充実に貢献されています。
【令和6年度 読書週間記念事業(京都市図書館 読書週間記念事業)について】
京都市図書館では毎年、読書週間(10月27日~11月9日)の期間中に、読書活動推進を目的とした様々な記念事業を開催しています。今年度は、以下のとおり、講演会や読書絵はがき展等を実施します。
・児童文学作家 八束 澄子氏講演会 「児童文学のしあわせ」
日時:令和6年11月2日(土曜日)13:30~15:00
会場:京都アスニー3階第8研修室 ※当日先着順 定員150名
・京都市図書館ビブリオバトル・京都市中学校ビブリオバトル大会
日時・会場:右京中央図書館 11月2日(土曜日)10:30から
醍醐中央図書館 11月4日(月曜日・祝日)11:00から
申込:観戦者(オーディエンス)は当日先着順(事前申込不要)
定員:右京中央図書館(20名)、醍醐中央図書館(30名)
・読書絵はがき展
日時:令和6年10月27日(日曜日)から11月9日(土曜日)まで ※休館日を除く
会場:各京都市図書館 詳細は、京都市図書館のHPにて御確認ください
・司書のイチオシ「聖地巡礼 あちこち京都!~本の舞台に行ってみたい~」
日時:令和6年10月27日(日曜日)から11月9日(土曜日)まで ※休館日を除く
会場:各京都市図書館全館
お問い合わせ先
京都市 教育委員会事務局生涯学習部学校地域協働推進担当
電話:075-251-0456
ファックス:075-251-0449