京都市立小学校冷房化等事業

京都市では，PFI手法を用いて，京都市立小学校冷房化等事業を実施しています。

　京都市では，暑さの厳しい夏季においても，子どもたちの学習の場，生活の場である普通教室の安全で快適な教育環境を実現するため，当初は平成16年度から20年度までの5箇年計画で，小・中学校普通教室冷房化事業を順次進めてまいりましたが，2期制の進捗や夏季休業期間の短縮による授業日数の確保の重要性が高まる中で，より一層の早期実現が望まれております。
　とりわけ小学校の冷房化対象校が156校，対象施設約2,500教室（少人数教育の充実や児童数の増加を見据えた教室を含む。）と膨大なことから，空調機器の設置時期が数年単位でずれ，この間，教育条件の学校間格差が続くという課題があります。　　
　そこで，従来の整備手法にこだわらず，早期に子どもたちの教育環境を整備し，学校間の公平性を確保できる手法について，平成16年度に調査・検討を重ねてまいりました。
　その結果，民間の技術的能力等を最大限に活用するPFI手法を全国に先駆けて用いることと致しました。
　本事業は，できる限り各校の空調機器を早期かつ同時期に整備することのほか，事業経費の削減，財政負担の平準化を図り,子どもたちの安全で快適な教育環境を実現することを事業の目的としています。

お知らせ

（H19/04/01)　事業所管組織の変更（冷房化担当→計画調整担当）
[ PFI事業が安定軌道に乗ったことから，予定どおり平成19年3月31日を以て「冷房化担当」を廃止し，事業に係る事務は主として「計画調整担当」が所管することとしました。]

（H18/08/24)　京都市立小学校への空調機器設置完了
[ 予定どおり平成18年8月24日に全小学校全普通教室において空調機器の一斉使用を開始しました。]

（H18/03/17)　　京都市会平成18年第2回定例会において議629号契約議案可決　　　

[ 現在，本年8月24日の一斉使用開始に向けて，PFI京都スクールアメニティ株式会社と協力して事業を進めています。]