1章 北区基本計画って?
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2021年8月31日
1章 北区基本計画って?
1 計画の位置づけ
本計画は,京都市基本計画を踏まえながら,更に,北区の独自性,地域の視点を加えて北区のまちづくりを進めるためのもので,北区の将来の姿や目指すべき方向性を共有するためのものです。
また,学区民が自らの学区の課題や方向性を共有し,今後のまちづくりを進めていくための指針となる「学区まちづくりビジョン」の策定も進んでおり,区民の皆様が主体となった動きが北区基本計画の推進につながっていきます。
2 目標年次
北区基本計画は,令和7(2025)年を目標年次とした計画です。
3 策定経過
多くの区民を巻き込んだ部会での議論
令和元年度には,まちづくり会議の下に1人口減少部会,2防災部会,3高齢化部会,4文化・観光部会の4つの部会を設け,ワークショップ(参加者が討論や作業などを行いながら合意形成を図る手法)による議論を行いました。部会には,まちづくり会議委員はもとより,北区に関わる様々な主体が参画する北区未来につながる区民会議委員の皆様や各学区で積極的に活
動されている区民の皆様,北区内の4つの大学(大谷大学,京都産業大学,佛教大学,立命館大学)の学生の皆様のほか,「北区民まちづくり提案支援事業※1」や「北区つながるワークショップ※2」の参加経験者等,延べ350名の方にご参加いただき,約1,000件にも上るご意見や取組アイデアが寄せられました。
※1「 北区民まちづくり提案支援事業」
…区民の皆様の自主的・自発的なまちづくり活動を支援するため,その費用の一部を補助する事業
※2「 北区つながるワークショップ」
…参加者の皆様が楽しく交流しながら,よりよいまちについて考え,行動するための一歩を踏み出すことを目的とした対話型 ワークショップ
<部会名>
単独部会
・人口減少部会(部会長:藤野京都産業大学現代社会学部長)
6月25日 41名出席 シェアハウス運営団体,中小企業家同友会等が参加
・防災部会(部会長:松岡佛教大学保健医療技術学部教授)
6月26日 49名出席 地域包括支援センター,京都ライトハウス等が参加
・高齢化部会(部会長:志藤大谷大学社会学部長)
8月28日 69名出席 民生委員,老人福祉員等が参加
・文化・観光部会(部会長:河角立命館大学文学部准教授)
9月2日 55名出席 能楽師,伝統工芸,茶道,神社仏閣の関係者等が参加
合同部会 ※4部会の合同開催
12月17日 79名 単独部会に出席いただいた方々が参加
12月22日 54名 単独部会に出席いただいた方々が参加
“つながり”で進めるまちづくり
このように議論を重ねた結果,北区では,「自分ごと」「みんなごと」のまちづくりの一層の推進を念頭に,区民一人ひとりの日常生活において,“つながり”が大切であるということが実感できるよう取り組んでいくべきだという大きな方向性が確認されました。
計画全体の推進には,“つながり”をつくるという方向性を盛り込み,素案をまとめました。
令和2年度のまちづくり会議では,より実効性の高い計画策定を目指し,計画の中で記載している「10のライフステージ等ごとの取組アイデア」について,ワークショップで議論を深めました。各分野の専門家である委員の皆様からは,「各分野の既存の取組をしっかりと把握する必要がある」,「計画を進めていくためには,我々も主体的に,住民参加で進めていくことが大変重要なポイントだ」といったご意見をいただきました。
それらのご意見を踏まえた計画案により,令和3年4月6日から5月17日には,パブリックコメントを実施し,114名の方から379件にも上るご意見・ご感想をいただきました。
令和3年度のまちづくり会議では,パブリックコメントでいただいたご意見を基に議論を深め,最終の計画案をまとめました。
関連コンテンツ
北区基本計画~”つながり”の力で進めるまちづくり~
- 1章 北区基本計画って?
- 2章 どんな北区を目指す?
- 3章 ライフステージや属性に応じた取組
- 4章 取組を推進するためのリーディングプロジェクト
- 参考資料
お問い合わせ先
京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208
ファックス:075-441-3282