―淀城跡公園再整備基本構想― 1 淀地域のまちづくりの方向性
ページ番号20461
2007年10月24日
1 淀地域のまちづくりの方向性
◆地域の現状
・静かな居住地を後背とした徒歩・自転車圏を中心としたコンパクトな生活圏の町
・駅前に暮らしの中心となる商業が集積するまち
・休日等は駅前~競馬場は競馬場客でにぎわうまち
・宇治川・桂川に囲まれた“水”と関わりの深いまち
・水陸の交通の要衝としていろいろな歴史を有しながら発展してきたまち
・地区の生活や産業と関連の無い通過交通の多いまち
◆地域の環境変化
・京阪本線の高架化,駅舎の移転,都市計画道路の整備
・京都第2外環状線及び名神自動車道大山崎インターの整備
・水垂埋立地の埋立て完了
◆地域の将来環境
・淀駅周辺が整備される―地域の“玄関”が整備される
・人や車の流れが変わる広域道路網が整備される― 人や車の流れが変わる
・埋立地の土地活用が進む―まちの面的な広がりが期待される
◆地域の広域的な位置付け・役割
・国際観光都市・京都の南の“水陸の玄関口”であり交通の要衝
・“淀城”“水”“市”など固有の歴史・文化遺産を擁する地域
◆地域を活性化していくための検討事項
・駅前商業地のポテンシャル向上
・観光・レクリェーション拠点としてのポテンシャル向上
・周辺地域の観光・レクリェーションとの連携・ネットワーク化
・地元産業と観光・レクリェーションとの連携
・地域の資源を活用した集客機能の強化
◆淀地域のまちづくりのポイント
・京都の南の“水陸の玄関口”という地域メリットを生かす
・豊かな“水”と“緑”と“歴史”を活用する・“競馬場のまち”から“歴史とにぎわいのまち”へ
◆淀地域のまちづくりの方向性
<京都の南の水陸の玄関口としての機能の整備>
淀城跡公園周辺地域は,桂川・宇治川・木津川の「三川合流部」から程近く,地域の中央を京都ー大阪を結ぶ「府道守口線」と「京阪本線」が貫く,まさに“京都の南の水陸の玄関口”として相応しい立地条件を有していることから,本来の機能の強化,充実を図ります。
<観光・レクリェーションの拠点の形成>
淀城跡公園周辺地域の近郊にある『八幡石清水八幡宮・男山』『長岡京』『伏見・中書島』地区と観光・レクリェーション・ネットワークを組み,その交点に位置する淀地域を“淀・伏見・八幡・長岡京観光・レクリェーション地域”の拠点として整備を図り,淀城跡公園をその中核施設と位置付けます。
<地域の中心としてのにぎわいの場の形成>
京阪淀駅を中心とした地域の生活圏である淀城跡公園周辺地域は,同時に競馬場利用を中心とした地域への来訪者との接点となることから,地域および地域を来訪する人々の交流・にぎわいの場として充実し地域の活性化を図ります。
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