京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度における新規認定
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2025年11月21日
京都市では、京都らしさを支える生物多様性の持続可能な利用を図るため、「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」を実施しています。
この度、本制度に基づき、「上賀茂神社 葵祭を支えるカツラの奉納と市民参加による植樹活動」の取組により、武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園を新たに認定しました。
取組の概要
上賀茂神社の葵祭に使用されるカツラの枝葉が減少傾向にあり、安定的な供給が難しくなりつつあるため、一般財団法人葵プロジェクトを通じ、同園内で栽培しているカツラを令和5年から毎年奉納しています。また、令和7年には、同園内の休耕地を活用し、市民が継続的に保全に参加できるプロジェクトの一環として、「市民の庭」イベントを開催し、地域性種苗のカツラ※の植樹を実施しました。
※ 京都市域で採取した種子をもとに、園内で栽培した苗です。

園内で採取したカツラの枝葉を上賀茂神社へ奉納している様子

地域性種苗のカツラを園内の保全エリアで市民とともに植え付けている様子
認定日
令和7年11月7日
参考1:武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園の取組について
同園は、令和3年8月に「薬用植物であるオケラの保全及び五條天神宮節分祭への神朮(おけら)の奉納」、令和5年12月に「葵祭に供するフタバアオイの増殖栽培と普及啓発活動」の取組により、認定を取得されています。
参考2:「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」について
本制度は、京都らしさを支える生物多様性の持続可能な利用を図るため、 葵祭で使われるフタバアオイや祇園祭の粽(ちまき)に欠かせないチマキザサなど、京都らしさを支えてきた生きものの保全、再生及び持続可能な利用の取組を実施する団体又は個人の方を認定する制度です。
認定者に対しては、取組の実践や継続を支援するため、情報提供等を行うとともに、団体に対しては、必要に応じて技術的な支援を行う専門家を派遣します。
詳しくは、こちらを御覧ください。
これまでに推進されている取組については、こちら
を御覧ください。
報道発表資料
発表日
令和7年11月21日(金曜日)
担当課
環境政策局環境企画部環境保全創造課(電話:075-222-3951)
報道発表資料

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お問い合わせ先
京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課
電話:075-222‐3951
ファックス:075-213-0922




