フタバアオイの奉納式「葵里帰り」の開催
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2024年5月8日
葵祭神事で使用するフタバアオイを奉納する「葵里帰り」
賀茂別雷(かもわけいかづち)神社(上賀茂神社)では、一般財団法人葵プロジェクト(以下「葵プロジェクト」という。)を設立し、京都三大祭の一つである「葵祭(賀茂祭)」に欠かせないフタバアオイの保全・育成の取組を進められています。
この度、葵プロジェクトが提供したフタバアオイを育成している方々が、本年の葵祭神事で使用するフタバアオイを奉納する「葵里帰り」について、関係者出席の下、開催されます。
なお、本奉納式には、「京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度」の認定を受け、フタバアオイを育成する方々も出席します。

1 日時
令和6年5月11日(土曜日) 午前11時~正午(雨天決行)
2 場所
賀茂別雷神社(〒603-8047北区上賀茂本山339)境内 渉渓園(しょうけいえん)東側 「葵の森」
3 主催者
一般財団法人葵プロジェクト
4 来賓
森本 幸裕 公益財団法人京都市都市緑化協会 理事長(京都大学名誉教授)
髙井 俊光 賀茂別雷神社 宮司
松井 孝治 京都市長
5 奉納の出席者(予定)
⑴ 京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度の認定者(団体)
・特定非営利活動法人KES環境機構
・三菱自動車工業株式会社京都製作所
・株式会社島津製作所
・ヴィサージュジャパン株式会社
・株式会社SCREENホールディングス
・清水長金属工業株式会社
・武田薬品工業株式会社京都薬用植物園
⑵ 京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度の認定者(個人)
⑶ 協力教育機関
・上賀茂こども園
・京都市立上賀茂小学校
・京都府立北稜高等学校
⑷ その他、葵プロジェクトが提供したフタバアオイを育成している団体又は個人
* 葵プロジェクトが提供したフタバアオイを育成していない個人の方についても、見学は可能です。
6 内容
⑴ 修祓の儀(しゅばつのぎ)
⑵ 主催者挨拶
髙井俊光 一般財団法人葵プロジェクト 副理事長(第205代賀茂別雷神社 宮司)
⑶ 来賓挨拶
松井孝治 京都市長
森本幸裕 公益財団法人京都市都市緑化協会 理事長
⑷ 奉納(参加者からフタバアオイの奉納)
⑸ 参拝(葵里帰り奉告参拝)

奉納式の様子
(参考1)フタバアオイ育成の取組
葵祭では、毎年10,000枚程度のフタバアオイの葉が使用されており、かつては境内に自生するものだけで賄えていましたが、近年では生育数の減少により、祭りに必要な枚数が集まらなくなっています。
葵プロジェクトは、小学校を中心とした教育機関や企業・個人の皆様と共同でフタバアオイを育成するとともに、自然と文化のつながりについての意識啓発を図りながら、伝統祭事「葵祭」を次世代へ継承する取組を進められています。
(参考2)京(みやこ)の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度
本制度は、京都らしさを支える生物多様性の持続可能な利用を図るため、葵祭で使われるフタバアオイや祇園祭の粽(ちまき)に欠かせないチマキザサなど、京都らしさを支えてきた生きものの保全、再生及び持続可能な利用の取組を実施する団体又は個人の方を認定する制度です。詳しくは、以下のURLから御覧ください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000187608.html
葵プロジェクトと京都市は、今後も引き続き連携し、フタバアオイの保全・育成を通じて、生物多様性の保全に貢献していきます。
報道発表資料
発表日
令和6年5月8日
担当
一般財団法人葵プロジェクト(担当:事務局 電話:075-781-0011)
賀茂別雷神社(担当:総務広報掛 電話:075-781-0011)
京都市環境政策局(取次:環境企画部環境保全創造課 電話:075-222-3951)
報道発表資料
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課
電話:075-222‐3951
ファックス:075-213-0922