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実態調査・・・広域移動状況

ページ番号21024

2021年11月1日

3 広域移動状況

 

(1)市内で発生した産業廃棄物の処分


 発生した産業廃棄物を直接他人に委託処理したものと排出事業者自らが行った中間処理後の残さを合わせ、委託処理された産業廃棄物の量は1,073千トン(発生量の37%) あり、このうち52%は市内で処分され、残り48%が市外で処分されていた。市外の処分先としては、大阪府(21%)が最も多く、次いで京都市を除く府域(13%)、滋賀県(8%)と続き、この3府県で9割近くを占めていた。 市外処分量518千トンの種類別内訳は、 がれき類294千トンが6割と最も多く占め、次いで鉱さい58千トン、汚泥32千トンの3種類で7割弱を占めていた。 一方、発生量に対して市外処理率が高い産業廃棄物は、鉱さい(約100%)、廃アルカリ(93%)、燃え殻(89%)、 廃酸(85%)、 ばいじん(81%)であり、特別管理産業廃棄物も 76%と高かった。


(2)市内における委託処理状況

 京都市内で委託処理された産業廃棄物の量は716千トンあり、そのうち市内で発生したもの555千トン(78%)、市外で発生したもの161千トン(22%)であった。処理方法別では、ほとんどが中間処理目的で、なかでも破砕処理が圧倒的に多く、処理量の7割を占めていた。廃棄物の種類別では、がれき類370千トン(52%)が最も多く、次いで汚泥114千トン(16%)、廃プラスチック類60千トン(9%)となっており、この3種類で8割を占めていた。 廃棄物の発生地域別では、市内分が78%と多く、市外分は22%程度であった。市外からの受入量が多い廃棄物は、がれき類38千トン、汚泥34千トン、廃プラスチック類25千トンであった。

広域移動状況
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お問い合わせ先

環境政策局 循環型社会推進部 廃棄物指導課
電話: 075-222-3957 ファックス: 075-221-6550
住所: 〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地

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