RSウイルス母子免疫ワクチン定期予防接種について
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2026年2月10日
RSウイルス母子免疫ワクチン定期予防接種について
お知らせ
令和7年11月19日に開催された「第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会
」において、令和8年4月1日から予防接種法に基づくA類定期予防接種として実施する方針が了承されました。
全額公費負担(自己負担額なし)で実施する予定です。接種場所等、詳しくは決まり次第随時更新します。
※ 本事業は、令和8年度の予算が議決されることが前提となります。
1 RSウイルス感染症について
(1) RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。
RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6か月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。
(2) 主な症状
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ぜいめい ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
(3) 感染経路
RSウイルスに感染した人の咳やくしゃみなどによる飛まつ感染と、ウイルスの付着した手指や物などを介した接触感染といわれています。
(4) 治療方法
特効薬はなく、基本的には症状に応じた治療(対症療法)を行います。重症化した場合には、酸素投与、点滴、呼吸管理などを行います。
2 RSウイルス母子免疫ワクチンについて
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。
RSウイルス母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時からRSウイルス感染症に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
3 実施期間
令和8年4月1日~(通年実施)
4 対象者
京都市に住民票がある妊娠28週0日目から36週6日目までの妊婦
5 対象となるワクチン
組換えRSウイルスワクチン アブリスボ®(ファイザー社)のみ
※ 高齢者向けのRSウイルスワクチン アレックスビー® (GSK社)は、本事業では使用できません。
ワクチンの予防効果及び副反応については、下記「9 予防効果と副反応」を御覧ください。
6 料金
無料
7 実施場所
RSウイルス母子免疫ワクチン予防接種協力医療機関において実施します。
※医療機関の名簿は、令和8年3月末頃公開予定です。
8 里帰り先での接種を希望する場合
里帰り先等、協力医療機関外で接種する場合、接種前に手続きが必要です。
詳細は以下のリンク先を御確認ください。
※ 令和8年3月末までに4月以降のRSウイルスワクチン接種に係る手続きを希望される場合は、直接、医療衛生企画課(222-4421)へお問合せください。
9 接種方法
上記の協力医療機関において、ご予約のうえ、接種していただきます。
接種日当日には、必ず本人確認書類(マイナンバーカード等)及び母子健康手帳をお持ちください。
接種を受ける際の注意事項など
以下の項目に該当する方は、接種できません。
1 明らかな発熱を呈している方(通常37.5℃以上をいいます。)
2 組換えワクチン(アブリスボ®)の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方3 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
以下の項目に該当する方は、接種に注意が必要です。
1 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
2 予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
3 けいれんを起こしたことがある方
4 免疫不全と診断されている方や近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
5 組換えワクチン(アブリスボ®)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
6 妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方
7 今までに妊娠高血圧症候群と診断された方
8 血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方
※ 予防接種協力医療機関を受診する際は、事前に検温等を行い、体調が良いことを確認のうえ、マスクを着用して受診してください。
10 予防効果と副反応
(1)効能又は効果
ワクチン接種によるRSウイルス感染症の重症化予防効果は、生後90日時点で8割程度、生後180日時点で7割程度とされています。
なお、妊婦が接種することで、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行するため、接種後14日以内に生まれた乳児の場合、抗体移行が十分でない可能性があります。
(2)RSウイルスワクチンの副反応
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック、アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群がみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
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10%以上 |
疼痛*(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
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10%未満 |
紅斑*、腫脹* |
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頻度不明 |
発疹、蕁麻疹 |
* ワクチンを接種した部位の症状
11 予防接種に関するその他の情報について
外部リンク
関連リンク(京都市情報館内)
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
電話: 075-222-4421 ファックス: 075-708-6212




