令和7年上半期 エイズ患者／HIV感染者数

京都市では、半年ごとの市内エイズ患者／HIV感染者数、エイズ相談・HIV検査件数を公表しています。この度、令和7年1月から6月末まで（以下「令和7年上半期」という。）の集計結果をとりまとめましたので、公表します。

令和7年上半期に医療機関から届出があった6件のうち3件は、エイズを発症した状態で診断されています。

HIVは、感染しても多くの場合、無症状で経過します。感染の早期発見と治療継続により、エイズの発症を防ぎ、感染前と同じような生活を送ることが可能です。

京都市では、無料・匿名のHIV・性感染症検査を実施しています。

京都市内の医療機関から6件の報告があり、うち3件はエイズ患者の状態で診断された、いわゆる「いきなりエイズ」でした。

（補足）いきなりエイズとは、エイズを発症して初めてHIVに感染していたことに気づくこと。

注意

• かっこ内の数字は、後天性免疫不全症候群の予防に関する法律施行（平成元年2月17日）前に京都府に報告のあったものを再掲。また、同法に基づく報告には、血液凝固因子製剤によるものが除外され、件数には含まれていません。
• 平成11年4月以降の患者・感染者数は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づく届出によるもの。

• 京都市では、無料・匿名で受けられるHIV・性感染症検査を実施しています。
• HIV検査の結果は、即日返却します。
• なお、HIV要確認検査（陰性と判定されなかった方）と性感染症検査の結果については、おおむね2週間後の検査実施日時に面接でお伝えします。

（補足1）すでに症状がある方は、医療機関を受診してください

（補足2）連休の前後に検査を受けられる場合は、検査結果の返却が通常より遅くなる場合があります。検査の日程等、詳細は以下のホームページを御確認ください。

令和7年8月29日

• 報道機関からの問合せ先
  保健福祉局　医療衛生推進室　医療衛生企画課（電話：075-222-4244）

• 感染症発生動向調査に関する問合せ先
  保健福祉局　医療衛生推進室　衛生環境研究所（電話：075-606-2676）