「京都市みまもりあいプロジェクト」の開始 ～ICT を活用した認知症の人が安心して暮らせる見守り体制の構築～

京都市では、認知症の人も地域コミュニティの一員として、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができる「地域共生社会」の実現を目指しています。

近年の認知症による行方不明者の増加を踏まえ、認知症の人が安心して外出できる環境づくりに向け、地域ぐるみで見守る「京都市みまもりあいプロジェクト」を7月1日から開始します。

スマートフォンアプリ「みまもりあいアプリ」と緊急連絡用ステッカー「みまもりあいステッカー」を活用し、認知症の方が行方不明となった際に、行政や関係機関に加え、地域の皆様の御協力も得て、早期発見・保護につなげるための地域ぐるみの見守り活動です。

行方不明者の捜索支援機能を備えたスマートフォンアプリです。家族等がアプリ内で捜索依頼情報を発信すると、最大半径20km圏内にいるアプリをダウンロードした人（協力者）にその情報が届き、捜索への協力を呼び掛けることができます。アプリをダウンロードするだけで誰でも協力者になることができ、行方不明者を発見した際は、情報に記載された家族等の連絡先に電話することで、直接連絡が可能です。

次の二次元コードからダウンロードできます。

より多くの方にダウンロードしていただくことで、早期発見・保護につながります。

御協力をお願いします。

無料（ただし、通信費は利用者負担）

フリーダイヤルと10桁の緊急連絡転送IDが記載されたステッカーで、衣類や持ち物への貼り付けや縫い付けが可能です。ステッカーを身につけた行方不明者を発見した場合、フリーダイヤルに電話し、IDを入力すると、登録されている緊急連絡先（2件まで登録可能）に直接電話が繋がります。

京都市みまもりあいプロジェクトでは、次の対象となる方の御家族等に、1シート（48枚）を無料で配付します。

次のすべてを満たす方

• 認知症（若年性認知症を含む）又は軽度認知障害により行方不明となるおそれのある方
• 京都市内に住所を有し、居宅で生活されている方
• 「認知症高齢者の行方不明時における早期発見に関する連携要領」に基づく事前相談・登録を行っている方

対象となる方を介護されている御家族等

無料

令和7年7月1日(火曜日)

オンライン申請、申請書を介護ケア推進課に郵送又は持参

詳細はこちらを御確認ください。

令和7年6月27日

京都市保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課（電話：075-222-3800）