多職種連携によるケアマネジメント支援について
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2025年4月18日
多職種連携によるケアマネジメント支援についての状況調査
介護予防ケアマネジメント・介護予防支援(※以下介護予防ケアマネジメント等)は、高齢者が可能な限り自立した生活を送れるよう、適切な介護予防サービスを提供することを目的としています。その最初のステップであるアセスメントは、高齢者の心身の状態や生活状況を把握し、必要な支援を明確にするための重要な過程です。このアセスメントの過程にリハビリ専門職の助言を取り入れることで、潜在的な問題点の早期発見やADL・IADLの評価の質向上、生活機能低下の原因の特定などが期待でき、より質の高いケアプランを作成や、効果的な介護予防につなげることができます。
本市の「第9期京都長寿すこやかプラン」においても、「多職種連携によるケアマネジメント支援」の取組に関連して、「市内61ヶ所すべての高齢サポートでリハビリ専門職と連携したケアマネジメントを実施している」ことを目標に掲げています。
この目標に関連し、この度、令和6年度に実施した地域包括支援センターを対象としたアンケートの調査結果を取りまとめた報告書を作成しましたので、お知らせします。
調査結果について
令和6年度アンケート調査結果報告書
令和6年度アンケート調査結果報告書
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関連情報
介護予防ケアマネジメント等においては、フレイル状態にある高齢者に対し、改善が見込まれる方には改善を目指せるケアプランを作成することが重要とされており(※1)、本市においても「自立支援により利用者の改善を目指す」=「リエイブルメント」の考え方を取り入れる支援の輪が広がり始めています。
高齢化が進む本市において、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を続けるためには、より本人の力を引き出し、自立した日常生活の継続を目指した介護予防ケアマネジメント等の展開が不可欠となります。今後も介護予防ケアマネジメント等を担う専門職の方々が、多職種連携を通じてより効果的な支援が実施できるよう、各研修等や周知媒体等による普及啓発や、ケアマネジメントに関する各事業により、全市的な取組を推進していきます。
※1 令和5年度 老人保健事業推進費等補助金 老人保健健康増進等事業「介護予防ケアマネジメントを効果的に推進するための手引き」
関連する事業のホームページ
- 京都市地域包括支援センター等の事例検討会及びアセスメント訪問に対するリハビリ専門職派遣事業について
利用者へのアセスメント訪問や事例検討会に対して、リハビリ専門職の派遣を受けることができる事業です。
- リエイブルメントに関する本市研修
令和6年度に実施した「自立を目指した介護予防を深化させるための研修」ホームページです。
- 介護予防ケアマネジメントの手引
最新版の本市「介護予防ケアマネジメントの手引」を掲載しています。
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室介護ケア推進課
電話:075-213-5871
ファックス:075-213-5801