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インフルエンザの定点当たり報告数が過去最多を更新しました

ページ番号336362

2025年1月8日

 京都市内の感染症発生動向調査における、インフルエンザの定点医療機関当たりの報告数が、令和6年第52週(12月23日~12月29日)時点で、「55.79」となり、現在の集計方法になった平成11年以降で最多となりました。
 学校の新学期が始まるなど集団生活が増加することから、今後更なる感染拡大が懸念されます。引き続き手洗いや適切なマスクの着用等の感染対策を心掛けるようにしましょう。

1 インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数(※1)の推移(令和6年)

インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数(※1)の推移

発生動向調査週

報告数

全国(参考)(※2)

第48週(11/25~12/ 1)

3.96

4.86

第49週(12/ 2~12/ 8)

6.40

9.03

第50週(12/ 9~12/15)

15.54

19.06

第51週(12/16~12/22)

34.56

42.66

第52週(12/23~12/29)

55.79

(9日公表予定)(※2)

(1月7日時点)

※1 インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数について
   定点医療機関当たりの報告数とは、1週間の患者報告総数を報告医療機関数で除した数値であり、
  1週間における1定点医療機関あたりの平均患者数を表しています。
   なお、インフルエンザは、市内68か所(1月7日時点)のインフルエンザ/COVID-19定点医療機関
  から毎週報告されています。

  • 流行期入りの目安、注意報レベル、警報レベルの基準値
    流行期入り:定点当たり報告数が「1」以上となったとき
    注意報レベル:定点当たり報告数が「10」以上となったとき
    警報レベル:定点当たり報告数が「30」以上となったとき

※2 厚生労働省報道発表資料「インフルエンザの発生状況について」外部サイトへリンクしますから引用
       (毎週金曜日公表であるが、令和6年52週分は1月9日(木曜日)公表予定。)

2 インフルエンザ予防対策について

 インフルエンザの予防には、市民の皆様一人ひとりの「かからない」、「うつさない」を意識した行動が重要です。

(1)「かからない」ために

基本的な感染対策を心掛けましょう。
  • 石けんによる手洗いを励行しましょう。
  • 人混みを避け、外出時はマスクを着用しましょう。
  • 十分な休養と栄養をとり、体の抵抗力を高めましょう。
  • 加湿器等を利用し、部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。
  • 室内ではこまめに換気をしましょう。
インフルエンザの予防接種を検討しましょう。
 毎年、インフルエンザが原因で、年間3,500人の方が亡くなっており、そのうちの約90%が65歳以上の方です。65歳以上の方は、64歳以下の方に比べて、重症化率が約10倍、75歳以上の方は60倍も高くなっています。
 高齢者の方は早急に「インフルエンザ予防接種」を御検討ください。

(2)「うつさない」ために

 マスクは場面に応じて適切に着脱し、「せきエチケット」(せき、くしゃみをするときは、ティッシュ等で口と鼻を覆う、マスクを着用する。)を実践しましょう。
 症状のある方は、人混みや繁華街への外出を控え、安静にして、休養をとりましょう。

(3)発熱等の症状がでたときは

 発熱等の症状があり、受診を希望される方は、まずは身近な医療機関に相談しましょう。受診の際は必ず事前に電話連絡のうえ、医療機関の指示に従って受診してください。

3 京都市における過去の流行状況(経年)

京都市における過去の流行状況(経年)

 

流行期入り

注意報

警報

最多報告数

H30/H31

シーズン

報告数

3.58

-

31.67

47.71

報告週

第51週

-

第2週

第4週

週始めの日

12月17日

-

1月7日

1月21日

R1/R2

シーズン

報告数

1.75

12.75

-

18.28

報告週

第48週

第50週

-

第52週

週始めの日

11月25日

12月9日

-

12月23日

R2/R3

シーズン

報告数

-

-

-

0.03

報告週

-

-

-

第4週

週始めの日

-

-

-

1月25日

R3/R4

シーズン

報告数

-

-

-

0.09

報告週

-

-

-

第33週

週初めの日

-

-

-

8月15日

R4/R5

シーズン

報告数

1.14

11.62

35.58

35.58

報告週

第51週

第2週

第5週

第5週

週初めの日

12月19日

1月9日

1月30日

1月30日

R5/R6

シーズン

報告数

3.41

12.64

36.57

36.57

報告週

第36週

第42週

第5週

第5週

週初めの日

9月4日

10月16日

1月29日

1月29日

※※R6/R7

シーズン

報告数

1.22

15.54

34.56

55.79

報告週

第46週

第50週

第51週

第52週

週初めの日

11月11日

12月9日

12月16日

12月23日

※H30/H31シーズンは、流行期入り後に注意報レベルの報告週がないまま、第2週に警報レベルの基準を超過。
※※R6/R7シーズンは第52週時点。

報道発表資料

発表日

令和7年1月8日

担当課

保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課健康危機対策担当(電話:075-222-4244)

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お問い合わせ先

保健福祉局 保健衛生推進室 医療衛生企画課
電話: 075-746-7200 ファックス: 075-251-7233

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