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麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起(12月19日検査確定分 第2報)

ページ番号336158

2024年12月26日

 本情報提供は、感染症拡大防止のために行うものです。患者等の個人に係る情報について、個人情報保護等の観点から、患者やその家族・関係者等が特定されないよう、特段の御配慮をお願いいたします。

 12月20日に京都市において報道発表を行った麻しん患者について、下記の公共交通機関を利用し、不特定多数の方と接触している可能性があることが新たに判明したので、広く注意喚起するものです。

1 患者の概要

(1)年代・性別:10歳代 男性

(2)渡航歴:あり(英国)

(3)主な症状:発熱、咳、コプリック斑(頬の裏側の白い斑点)、発疹

(4)発症日:12月17日

(5)発生届日:12月18日(検査確定:12月19日)

(6)ワクチン接種歴:なし

2 感染性のある期間(※)に患者が利用し、不特定多数の方と接触した可能性のある公共交通機関(新たに判明したもの)

不特定多数の方と接触した可能性のある公共交通機関

日時

乗車時間

公共交通機関

12/25 水曜日

9時1分発~11時8分着

東海道新幹線のぞみ80号8号車

京都駅 ⇒ 品川駅

※ 12月16日~12月25日。12月25日まで市内宿泊施設に滞在。

【市民の皆様へ】

 麻しんの潜伏期間は10~12日(最大21日間)のため、令和7年1月15日までに発熱・発疹など、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡のうえ、速やかに受診してください

 なお、受診の際には、周囲へ感染を広げないよう、マスクを着用し、公共交通機関等の利用はお控えください。

※ 麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下とされています。現時点において麻しん患者が利用した公共交通機関を利用しても感染の心配はありません。

※ 上記の公共交通機関におかれましては、感染拡大防止のために公表に御協力いただきました。公共交通機関への直接の問合せはお控えください。

3 参考

(1)本市の過去5年間の麻しんの発生状況

本市の過去5年間の麻しんの発生状況

年次

市内発生数

令和2年~5年

0件

令和6年

3件(本件含む)

(2)麻しんについて

ア 麻しんとは

 麻しんは、空気感染、飛沫感染、接触感染により感染し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。 

 感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻汁といった風邪のような症状が現れます。その後、一旦熱は下がりますが、再び高熱が出て顔・首・全身に発しんが現れ4~5日間続きます。症状は7~10日で回復します。感染力のある期間は、発症の1日前から、解熱後の3日後までとされています。

ィ 注意喚起

 麻しんを予防するためには、ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン又は麻しん単体ワクチン)の接種が最も有効です。定期予防接種を未接種の方は早急に接種を御検討ください。

 麻しんを疑う症状がある場合は、事前に医療機関に電話で麻しんの疑いがあることを伝え、早めに医療機関を受診してください。


【参考】麻しん・風しん(MR)予防接種定期接種対象者 

  第1期…生後12月から24月に至るまでの間にある人 

  第2期…小学校就学前の1年にある人(いわゆる幼稚園等の年長に相当する人)

  ※令和6年度:平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれの方

(3)第1報(麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起 12月20日発表分)

報道発表資料

発表日

令和6年12月26日

担当課

保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課健康危機対策担当(電話:075-222-4244)

報道発表資料

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お問い合わせ先

保健福祉局 保健衛生推進室 医療衛生企画課
電話: 075-746-7200 ファックス: 075-251-7233

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