インフルエンザの定点当たり報告数が注意報レベルになりました
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2024年12月19日
京都市内の感染症発生動向調査における、インフルエンザの定点医療機関当たりの報告数が、第50週(12月9日~12月15日)時点で、「15.54」となり、注意報レベルの基準値である「10」を超えました。
今後、流行の拡大が予想されます。市民の皆様におかれましては、手洗い等の感染対策を引き続き心掛けるとともに、予防接種の検討をお願いします。インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数(※1)の推移(令和6年)
発生動向調査週 |
報告数 |
全国(参考)(※2) |
第46週(11/11~11/17) |
1.22 |
1.88 |
第47週(11/18~11/24) |
1.19 |
2.36 |
第48週(11/25~12/ 1) |
3.96 |
4.86 |
第49週(12/ 2~12/ 8) |
6.40 |
9.03 |
第50週(12/ 9~12/15) |
15.54 |
(20日公表予定)(※2) |
※1 インフルエンザ定点医療機関当たりの報告数について
定点医療機関当たりの報告数とは、1週間の患者報告総数を報告医療機関数で除した数値であり、
1週間における1定点医療機関当たりの平均患者数を表しています。
なお、インフルエンザは、市内68か所(12月18日時点)のインフルエンザ/
COVID-19定点医療機関から毎週報告されています。
- 流行期入りの目安、注意報レベル、警報レベルの基準値
流行期入り:定点当たり報告数が「1」以上となったとき
注意報レベル:定点当たり報告数が「10」以上となったとき
警報レベル:定点当たり報告数が「30」以上となったとき

インフルエンザ予防対策について
インフルエンザの予防には、市民の皆様一人ひとりの「かからない」、「うつさない」を意識した行動が重要です。
「かからない」ために
- 石けんによる手洗いを励行しましょう。
- 人混みを避け、外出時はマスクを着用しましょう。
- 十分な休養と栄養をとり、体の抵抗力を高めましょう。
- 加湿器等を利用し、部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。
- 室内ではこまめに換気をしましょう。
- 高齢者新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザ定期予防接種について
京都市では65歳以上の方などを対象とする高齢者新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザ定期予防接種を実施しています。
「うつさない」ために
マスクは場面に応じて適切に着脱し、「せきエチケット」(せき、くしゃみをするときは、ティッシュ等で口と鼻を覆う、マスクを着用する。)を実践しましょう。
症状のある方は、人混みや繁華街への外出を控え、安静にして、休養をとりましょう。
発熱等の症状がでたときは
発熱等の症状があり、受診を希望される方は、まずは身近な医療機関に相談しましょう。受診の際は必ず事前に電話連絡のうえ、医療機関の指示に従って受診してください。
参考
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流行期入り |
注意報 |
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※H30/H31 シーズン |
報告週 |
第51週 |
- |
週始めの日 |
12月17日 |
- |
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R1/R2 シーズン |
報告週 |
第48週 |
第50週 |
週始めの日 |
11月25日 |
12月9日 |
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R2/R3 シーズン |
報告週 |
- |
- |
週始めの日 |
- |
- |
|
R3/R4 シーズン |
報告週 |
- |
- |
週初めの日 |
- |
- |
|
R4/R5 シーズン |
報告週 |
第51週 |
第2週 |
週初めの日 |
12月19日 |
1月9日 |
|
R5/R6 シーズン |
報告週 |
第36週 |
第42週 |
週初めの日 |
9月4日 |
10月16日 |
|
R6/R7 シーズン |
報告週 |
第46週 |
第50週 |
週初めの日 |
11月11日 |
12月9日 |
※H30/H31シーズンは、流行期入り後に注意報レベルの報告週がないまま、第2週に警報レベルの基準を超えました
報道発表資料
発表日
令和6年12月19日
担当課
保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課健康危機対策担当(電話:075-222-4244)
報道発表資料
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お問い合わせ先
保健福祉局 保健衛生推進室 医療衛生企画課
電話: 075-746-7200 ファックス: 075-251-7233