京都市内で整備及び運営する救護施設について
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2022年10月11日
救護施設とは
生活保護を受給している方のうち、高齢や障害、そのほか何らかの課題(生きづらさ等)により、日常生活を営むことが困難な方が利用する福祉施設です。
その人らしい豊かな生活の実現に向けて、日常生活や社会生活を送ることができるよう支援を行います。
入所者の状況
日常生活を営むことが困難な方が入所する施設であり、高齢者の方、障害のある方が大半を占めています。
救護施設は“社会におけるセーフティネット”として、困窮されている方の命と生活を支えます。
入所者への支援
面接・支援計画の策定
救護施設の入所理由は様々ですが、その方に応じた個別の支援計画を作成し、自立に向けて支援します。


日常生活の支援
食事、入浴、排泄、着替え等の介助だけでなく、服薬や金銭の管理も行います。



社会生活の支援
日中活動を通じて、時間、生活習慣を身につけたり、他人と協調し、コミュニケーションが取れるように支援します。


救護施設の整備
目的
生活に困窮された方が抱える課題の多様化や、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う景気・雇用の悪化、孤立・孤独が社会的な問題になっています。
こうした様々な事情により、日常生活を営むことが困難な方の自立を支援する救護施設の役割は、非常に重要です。
また、救護施設を整備することで、SDGs(※注釈)の
基本理念である「誰一人取り残さない社会の実現」にもつながると考えています。
(※注釈)持続可能で、よりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。 平成27年(2015)年9月に国連で採択されました。
京都市内で整備及び運営する救護施設の概要
定員数 | 80名 |
所在地 | 京都市伏見区日野西川頬4-10、4-11 |
整備及び運営事業者 | 社会福祉法人大阪自彊館 |
運営開始 | 令和5年度中 |
これまでの経過
京都市では、市有地を活用した救護施設の整備及び運営事業者の公募を実施し、「京都市救護施設整備及び運営事業者選定委員会」の審査を経て、令和4年1月に事業者を社会福祉法人大阪自彊館に決定しました。
整備予定地の周辺にお住まいの方や近隣の保育園、小中学校に通学するお子様がおられる御家庭を対象に、説明会を行ってきました。
救護施設の整備及び運営に関する動画
【動画】京都市内で整備・運営する救護施設について
住民説明会の内容をまとめたもので、「救護施設の役割」を解説しています。
動画ナレーション
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【動画】社会福祉法人大阪自彊館の運営する救護施設について
社会福祉法人大阪自彊館が、実際に大阪市内で運営している救護施設の状況をご紹介しています。
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その他関連情報
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局福祉のまちづくり推進室企画・ケアラー支援推進担当
電話:075-222-3527
ファックス:075-256-4652