新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた「京都市版IHEAT(アイヒート)」による保健所業務応援チームの結成について 門川市長記者会見(2021年7月28日)
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2021年7月29日
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた「京都市版IHEAT(アイヒート)」による保健所業務応援チームの結成について
1 「京都市版IHEAT(アイヒート)」による保健所業務応援チームの結成
この度,京都市は,更なる感染拡大の局面に備え,保健所が実施する積極的疫学調査等の専門職のマンパワーを必要とする業務を,より迅速,適切に実施するため,臨時に保健所業務に従事いただく専門職による応援チーム「京都市版 IHEAT」を結成しましたので,お知らせします。
「IHEAT」は,保健所業務を支援するための国(厚生労働省)による専門職の人材バンクの仕組みですが,本市では「学生のまち・京都」の利点を生かし,市内の看護系大学及び教職員の皆様の賛同を得て独自に応援チームを結成したものです。
今後,感染拡大時に速やかに応援チームが保健所業務に従事できるよう,あらかじめ応援体制を構築します。
(1) 応援チーム結成の経過
本市では,新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対応するため,保健所職員の数度にわたる増員,保健師,薬剤師,獣医師等の専門職や事務職員等の庁内での応援体制の構築,民間派遣職員の導入などを保健所の体制強化を図ってきました。
今後,より速やかに積極的疫学調査等を行うため,令和3年3月31日厚労省通知「IHEAT」の運用要領に基づき,応援体制を構築しました。
応援チームの結成にあたり,より多くの方にご協力いただけるよう市内の看護系大学に呼びかけを行い,これに賛同いただいた教職員等の専門職(保健師・看護師等)に参画していただく応援チーム,「京都市版 IHEAT」を結成するものです。
(2) 応援方法
ア 応援期間
令和3年8月~令和4年3月31日の間の市内の感染者数が増加したとき
イ 応援チームの参加者
市内の看護系大学の教職員,大学院生等の保健師・看護師等
ウ 協業務内容
保健所で実施する積極的疫学調査,自宅療養者の健康観察
エ 応援従事者数
1日あたり5名(目安)に従事いただきます。
2 協力大学
〈大学単位応援チーム〉
京都大学
京都看護大学
京都橘大学
京都中央看護保健大学校
〈個人協力〉
京都府立医科大学
京都光華女子大学
佛教大学
京都先端科学大学
京都大学
3 参考:IHEAT(Infectious disease Health Emergency Assistance Team)とは
新型コロナウイルス感染症の感染拡大とともに,保健所に大きな業務負担が発生することが課題となり,更なる保健所体制の体制整備が求められていることから,厚生労働省が創設した,都道府県単位で潜在保健師等を登録する人材バンクの仕組み。
関係学会・団体等を通じて募集・登録された外部の専門職であり,保健所等で積極的疫学調査を中心とした業務を支援するもので,感染拡大時において,これらの人材の名簿をもとに,各都道府県が外部専門職を有効に活用することを目的としている。
この仕組みをもとに,京都市独自の応援チームである「京都市版 IHEAT」を結成しました。(IHEAT未登録者は改めて登録します。)
【広報課HP】
市長記者会見資料
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お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課(京都市保健所)