今年の胸部(結核)検診はお済みですか?~3月24日は世界結核デーです~
ページ番号265573
2021年3月19日
お知らせ
令和2年3月19日
保健福祉局(医療衛生推進室医療衛生企画課 電話:746-7200)
今年の胸部(結核)検診はお済みですか?~3月24日は世界結核デーです~
世界結核デーは,細菌学者ロベルト・コッホが,結核菌の発見を発表した日にちなんで制定されました。
我が国では,令和元年に14,460人が新たに結核と診断され,京都市においても年間221人の方が結核と診断されています。
現在,京都市では,下記のとおり結核等の検診を実施しております。結核は早期発見,早期治療で治る病気ですので,年に1回は胸部エックス線検査を受けていただきますよう,御家族や身近な方にも是非お声かけください。
1 早期発見の取組(通年実施)
(1) 結核健康相談
医師等による相談や胸部エックス線検査を実施しています。(無料)
※ 定期的に実施していますので,各区役所・支所にある健康長寿推進課へお問合せください。
(2) 胸部検診(結核・肺がん検診)
各区役所・支所にて,胸部エックス線検査を実施しています。(無料)
※ 定期的に実施していますので,各区役所・支所にある健康長寿推進課へお問合せください。
2 結核予防のポイント
(1) 咳が2週間以上続いたら,早めに医療機関に相談し,受診しましょう。
結核の初期症状は,咳(せき)や痰(たん),発熱などです。風邪や新型コロナウイルス感染症の症状とよく似て
いますが,特に高齢者は結核の罹患率が高いため,注意が必要です,これらの症状がある場合は,早めに医療
機関に相談し,受診するようにしましょう。
※ 高齢者の場合,食欲がない,体重が減った,何となく元気がないなど,はっきりとした症状がない場合もあります。
(2) 定期的に胸部エックス線検査を受けましょう。
健康診断や職場健診,胸部検診を年1回は受診し,早期発見に努めましょう。
特に65歳以上の方は,毎年受診するよう感染症法に定められています。
また,要精密検査になった場合には,放置せず必ず精密検査を受けましょう。
3 京都市の結核の状況(令和元年)
(1) 新登録患者数 221人
罹患率(人口10万対) 15.1
(2) 新登録患者数に占める高齢者の割合が高くなっています。
新登録患者のうち65歳以上の方の割合 72.9%
80歳以上の方の割合 44.3%
(3) 全国と比較して,京都市の罹患率は高くなっています。
年 | 京都市 | 全国 |
令和元年 | 221人(15.1) | 14,460人(11.5) |
平成30年 | 227人(15.5) | 15,590人(12.3) |
平成29年 | 235人(16.0) | 16,789人(13.3) |
関連ホームページ
- 京都市:結核検診について
京都市の胸部(結核)検診に関するホームページです。
- 厚生労働省(結核)
厚生労働省のホームページです。
- 結核研究所
公益財団法人結核予防会結核研究所のホームページです。
お知らせ
今年の胸部(結核)検診はお済みですか?
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
電話:075-746-7200
ファックス:075-251-7233