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デング熱について

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2019年10月21日

デング熱の発生について

 海外旅行中に蚊に刺され,帰国後に発症した症例は毎年200名前後報告されています。

 日本国内で感染した症例は,過去60年以上報告されていませんでしたが,平成25年,ドイツ人渡航者が日本で感染したと疑われる症例が報告され,平成26年8月には東京都代々木公園等で蚊に刺された人からデング熱患者が発生した国内感染事例が確認されました。(→厚生労働省HP外部サイトへリンクします

 さらに,今年10月に,東京都で国内感染症例となるデング熱患者が確認されました。当該患者において,感染したとみられる期間において共通して行動した場所は,通学していた学校だけでなく,修学旅行で訪れた奈良市や京都市も含まれます。市民の皆様におかれましては,正しい知識を得て,感染を予防しましょう。(→京都市お知らせ

デング熱

デング熱とは

 デングウイルス(フラビウイルス科に属するウイルス)による感染症で,熱帯・亜熱帯地域で多く発生し,世界中で年間約1億人が発生していると推定されています。

 主な症状は,突然の高熱,頭痛,筋肉痛,関節痛,発疹などがあり,予後は比較的良好な感染症です。しかし,希に患者の一部に出血症状を発症することがあり,その場合は適切な治療がなされないと,致死性の病気になります。

感染経路

 ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると,蚊の体内でウイルスが増殖し,その蚊が他者を吸血することでウイルスが感染します(蚊媒介性)。ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。

 主たる媒介蚊はネッタイシマカ(日本には常在していません)で熱帯や亜熱帯の地域で生息しています。ただし,日本のほとんどの地域でみられるヒトスジシマカも媒介できます。

ヒトスジシマカの画像(京都市衛生環境研究所)

ヒトスジシマカ(京都市衛生環境研究所)

ヒトスジシマカの画像(京都市衛生環境研究所)

ヒトスジシマカ(京都市衛生環境研究所)

ネッタイシマカの画像

ネッタイシマカ(厚生労働省)

予防策

蚊に刺されないように注意しましょう】

 特に,海外の流行地にでかける際は,長袖,長ズボンの着用が推奨されます。また蚊の忌避剤なども有効です。

蚊に刺されないために

  •  可能な限り,しっかりと網戸がとりつけられているか,エアコンが備わっている,または,蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。
  •  長袖のシャツ,ズボンを着て,できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。
  •  流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合には,ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を,皮膚の露出部につけてください。使用する場合には,必ず添付文書に記載されている使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は,先に日焼け止めをつけてから虫よけ剤を使用してください。
  •  子ども,特に乳児への虫よけ剤の使用については,小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合,ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

デング熱が疑わしい場合

 海外旅行中(流行地域)に蚊に刺されても,すべての蚊がデングウイルスを保有している訳ではないので,蚊にさされたことだけで過分に心配する必要はありません。ご心配な場合は,帰国された際に空港等の検疫所でご相談ください。

 また,海外渡航歴がなくても疑わしい症状がある場合には医療機関を受診ください。

【蚊の発生対策】

 蚊は,少量の水でも産卵し繁殖します。水がたまりやすい次のような場所に気を付けましょう。

  • 屋外に放置された子供のおもちゃ
  • 植木鉢の皿
  • 雨ざらしのじょうろ
  • 排水溝
  • 屋外に放置された空きビン・缶,ペットボトル
  • 古タイヤに溜まった水たまり

 また,お住まいの周辺でたまり水を作らないことや,排水溝などに蚊が侵入できないよう網をかぶせる等の対策をして,蚊が発生しないように気を付けましょう。

蚊媒介感染症予防

蚊媒介感染症予防

デング熱患者発生状況

京都市及び全国のデング熱患者発生数について
  平成28年平成29年平成30年 平成31年(令和元年)※1
 京都市※2    5    5     3          8
全国  342    245   201           371

※1 第40週(9/30~10/6)時点

※2 京都市内の患者は全て海外渡航歴あり

関連ホームページ

お問い合わせ先

保健福祉局 医療衛生推進室 健康安全課(京都市保健所)
電話: 075-222-4244 ファックス: 075-222-4062

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