平成23年度「子どもを共に育む京都市民憲章」実践活動紹介リーフレット
ページ番号115030
2022年12月26日
平成23年12月20日、「子どもを共に育む京都市民憲章」の実践活動として、モデルになる活動や、ユニークな活動に取り組んでいる9つの団体を「憲章実践推進者」として表彰しました。受賞団体の素晴らしい活動にあらためて敬意を表するとともに、それぞれの取組を紹介します。
受賞団体の皆様
○ 上京区赤ちゃんお祝い訪問プロジェクト実行委員会
~上京えんじぇる応援団事業~
民生児童委員会など地域の団体と、子育て支援機関等が連携し、上京区全体で赤ちゃんの誕生を祝い、子育てを応援する事業です。
保健センターの保健師等が新生児の家庭を訪問する(「こんにちは赤ちゃん事業」)際に、その地域を担当する主任児童委員の連絡先を紹介。連絡があった家庭を主任児童委員が訪問し、誕生プレゼントを届けるとともに、困りごとを聞いたり、地域の子育て情報を提供して、地域ぐるみで子どもの育ちと子育てをサポートしています。
○ 太秦学区自主防災会
~太秦こども防災土曜塾~
小学3~5年生を対象に、毎月1回、地域の防災探検、消火・応急手当・炊き出し訓練等、防災に関する体験や勉強を行う活動です。消防署、消防団、小学校や各種団体など地域全体の協力を得て実施しています。
幼少期から防災活動に携わることにより、地域における次世代の防災リーダーを地域自らで育て、地域の防災力の向上に大きく貢献している取組です。
○ 京都市私立幼稚園PTA連合会OB会 はのんの会
~親支援プログラムの推進~
保護者が親として育ち学ぶ機会である「親支援プログラム(ほっこり子育てひろば)」を推進する取組です。
市内の私立幼稚園において、PTAのOB会として、預かり保育や講演会、文化事業等を実施してきた子育て支援のネットワークを活用し、このプログラムの充実や実践を進めています。
○ 社団法人京都市保育園連盟
~親支援プログラムの推進~
保護者が親として育ち学ぶ機会である「親支援プログラム(ほっこり子育てひろば)」を推進する取組です。
地域の子育て支援拠点である各保育園において、在園児、在宅児(保育園に通っていない地域の子どもたち)双方の保護者を対象としたこのプログラムの実施を推進するため、研修の実施等を通じたバックアップを行うとともに、全市域における実践拡大に取り組んでいます。
○ Jafore ジャフォール 日本語を母語としない家族のための子育て支援チーム
~多言語子育てひろば~
日本語を話さない子育て家族が、日本での日常生活や子育てで感じる不便や不安を少しでも改善し、地域に溶け込める環境を整えるため、情報交換・共有をしながら仲間づくりを応援する場を毎月1回開催しています。
日本語を話す家族も話さない家族も共に集まり、日本の生活習慣や文化、日常会話を学ぶことにより、地域とのつながりを実感するとともに、多様な価値観に触れ、子育てについて広い視野で考えるきっかけづくりを行っています。
○ 特定非営利活動法人 子育ては親育て・みのりのもり劇場
~わははと笑って・ハッと気づく「子育てあるある劇」ディスカッションセミナー~
0歳から思春期までの子どもを持つ親を中心に、子育て施設や教育関係者、地域住民が参加し、楽しい芝居とおしゃべりで作る子育てセミナー「子育てJOYトーク」を開催。
子育て中の母親が脚本・演出・出演する「子育てあるある劇」を通じて、「笑いと共感」を根底にたくさんの「気づき」を生み出し、育児の悩みの解消や、心の余裕を取り戻すきっかけづくりを行っています。
○ 左京区「人づくり」ネットワーク実行委員会
~早起き運動(コケコッコー運動)~
「早寝・早起き・朝ごはん」習慣を身に付ける第一歩として、まずは「早起き」から始めようと、「早起き・早寝カレンダー」を作成。小学校長会左京支部が区内小学校の全児童に配布し、子どもの自主的な取組とともに、家族みんなでの活用を促しています。
また、子どもたちが早起きするための工夫や早起きで得られた成果等をまとめ、これを周知して、取組の継続・推進を図っています。
○ 京都市住吉児童館母親クラブ 人形劇サークル「おさるのかごや」
~地域ぐるみでの防犯の大切さを伝える創作人形劇~
児童館を利用する母親たちが立ち上げた人形劇サークル。「赤ずきん」をモチーフに地域ぐるみで防犯の大切さを考える創作人形劇を開発、上演するなど、童話や昔話を中心に、手作り人形を使った劇で、家族や友人の大切さ、人がつながることの素晴らしさを伝えています。
児童館にとどまらず、保育所や幼稚園、小学校等市内で幅広く、年間を通じた公演を行っています。
○ トコトコの会京都
~写真展「しあわせのかたち」等~
障害のある子どもを持つ親が、子どもたちの日常を撮影した写真展「しあわせのかたち」を開催し、障害について理解を深めるきっかけや、社会の中で安心して子育てしたいという気持ちを知ってもらう機会を作っています。また、ダンス、水遊び、自転車遊び、ピクニック、コンサート、学習会、作業所見学、看護学生と語る会等の様々な行事で交流を深め、親同士が支え合い、子どもの障害と向き合う勇気を持てるよう、取り組んでいます。
各地域で様々な活動が実践されています
○エイズ問題に取り組む市民が交流するフォーラムを開催
「AIDS文化フォーラムin京都」運営委員会
○地域と関係機関、医師や弁護士、行政機関が連携して子どもの虐待対応ハンドブックを作成
左京区虐待防止ネットワーク事業ハンドブック作成委員会
○東日本大震災から避難した子育て世帯に、情報や交流の場を提供
あつまっぺ!実行委員会
ももやま子ども文庫
○女性の生涯の健康と家族をサポートする専門家である助産師が、相談事業や様々な講座を実施
社団法人京都府助産師会
○ ひとり親家庭等の子どもたちのため、ボランティアによる学習会を開催
学習支援会「ゆう」
○ 保育園の卒園児や保護者が長年に渡り交流
だん王友の会
○ 親支援プログラムや子育てサロンを数多く開催
嵯峨野児童館
○ 子育てに必要な知識やスキルを学ぶ講座を開催
「ハッピー子育て塾」プロジェクト
○ 全市における登下校時の子ども見守り活動や、少年補導委員等による夜間パトロール
ちょっと知っとこ
親支援プログラム(ほっこり子育てひろば)」
妊娠期から思春期までの子どもを持つ保護者を対象に、親自身が「親」としての心構えや必要な知識・技術等を子どもの発育・発達段階に応じて学ぶことができるプログラムです。少人数のグループに分かれた参加者が、テーマに基づいてお互いの思いや考え、悩みを話し合うことを通して、子育てについての不安解消や気づきを促すとともに、仲間づくりや親育ちの場につなげていくことを目指しています。
幼稚園・小中学校、保育所(園)、児童館、保健センター、子育て支援総合センターこどもみらい館などで実施しています。
詳細は、こちらから。子育てのことみんなで話し合いませんか??
つどいの広場(京都市子育て支援いきいきセンター)
京都市では、子育て中の親子(主に乳幼児を持つ親とその子)が気軽につどい、交流できる場を提供しています。市内に23箇所(平成23年12月現在)あり、子育てアドバイザーが常駐、専門的な観点から相談に応じるほか、子育て講座などの事業も行っています。
★ 開所時間 午前10時~午後4時(休所日は、施設によって異なります。)
詳細はこちらから。「つどいの広場」をちょっとのぞいてみませんか??
児童館
遊びやクラブ、行事など楽しく魅力ある活動を通じて、地域の子どもたちの健やかな成長を支援しています。乳幼児クラブなど、保護者向けの取組も行っています。自由に来館していただけます。
★ 開館時間 午前10時~午後6時30分(休館日:日曜日・国民の祝日及び年末年始)
詳細はこちらから。楽しいイベントが盛りだくさんの児童館に行ってみよう!
お問い合わせ先
子ども若者はぐくみ局 はぐくみ創造推進室
TEL 075-251-0457 FAX 075-251-1616