京都市シェイクアウト訓練でよくある質問
ページ番号310035
2024年3月26日
目次
Q8 マナーモードに設定していたのに、緊急速報メールの着信音が鳴ったのはなぜか?
Q9 緊急速報メールは受信したが、着信音が鳴らなかったのはなぜか?
Q10 京都市外にいたのに、緊急速報メールを受信したのはなぜか?
Q11 緊急速報メールのメール内容がわかりにくい(表現がきつい)。
Q12 緊急速報メールを受信できない機種の携帯電話、スマートフォン等を持っているが、実際に災害が発生したとき、どうすれば良いのか?
Q1 シェイクアウトとは?
「シェイクアウト(ShakeOut)」は「(地震の)揺れに備えろ!」という安全行動の標語、かけ声をイメージして、アメリカの地震研究チームが研究成果を広く知らせる防災訓練のために考えた造語です。もともとは日本の防災訓練がモデルだとされており、そのノウハウが海を渡り、「シェイクアウト」という独自の変化を遂げ、日本へ『逆輸入』されました。
シェイクアウトは防災訓練の手法ではなく、取り組み(例えば「クールビズ」など)として世界的に広まっています。日本も地震大国としてこの取り組みに賛同し、シェイクアウトの名称や1.ドロップ、2.カバー、3.ホールドオンという表現を用いています。(”Shake”を”Out”するといった英単語の組合せではなく”ShakeOut”でひとつの単語です。)
ただし、英語だけだと日本国内では分かりにくいため、シェイクアウトは「一斉(いっせい)防災訓練」、「ドロップ:まず低く」、「カバー:頭を守り」、「ホールドオン:動かない」と意訳した言葉で表現しています。
Q2 シェイクアウト訓練(一斉防災行動訓練)の意義は?
シェイクアウト訓練は、地震の際の安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を身に着ける訓練であり、一定の場所に集まる必要もなく、参加の意志さえあれば「場所を問わない」、「時間がかからない」、「家庭、学校、職場の実態に応じて実施できる」といった特徴を持っています。
地震の怖さは揺れ自体ではなく、揺れによる家具の転倒やガラスの飛散、落下物等によってケガをしたりすることです。緊急地震速報が発表されてから、強い揺れが到着するまでの時間は極めて短く、短時間で身を守る行動をとるためには、普段からの備えと訓練が重要です。
安全確保行動を身につけるだけでなく、この訓練を通じて地域、学校、職場などの組織が、非常時の対策の見直しやケガを防ぐための身の回りの安全対策をとるように促すことも目的としています。
Q3 シェイクアウト訓練をなぜ3月11日に実施するのか?
東日本大震災を思い起こすため、訓練実施日を変更して欲しいとの意見も頂戴していますが、京都市では東日本大震災を風化させず、防災の重要性を再認識していただきたいと考え、3月11日に実施しています。
なお、3月11日が日曜日又は土曜日にあたる場合は、学校や職場で参加しやすいように3月11日前後の平日に実施することとしています。
Q4 シェイクアウト訓練の参加事前登録をする意義は?
シェイクアウト訓練は一定の場所に集まる必要もなく、参加の意思さえあれば「場所を問わない」、「時間がかからない」、「家庭、学校、職場の実態に応じて実施できる」といった特徴があり、手軽に参加できる訓練です。その反面、どれだけの方が訓練に参加されたのかなど効果が図りにくい側面があります。
訓練の参加事前登録は、訓練の参加人数を把握することもありますが、「参加者が参加者を呼ぶ」ことが期待され、より多くの方々に登録を通じて本市が発信している防災情報に触れていただくことを目的としています。
なお、訓練の参加事前登録の有無にかかわらず、お持ちの携帯電話、スマートフォン等が緊急速報メールに対応している機種であれば、緊急速報メールを受信します。
Q5 訓練開始の合図はないのか?
家庭、学校、職場などのそれぞれの場所で実施する訓練であるため、統一的な訓練開始の合図はありません。
それぞれの場所の状況にあわせて、笛や肉声、放送設備を使用して訓練を開始してください。
Q6 緊急速報メールを訓練で発信する意義は?
緊急速報メールは、自治体から高齢者等避難、避難指示等の重要な情報を発信するものです。
近年、水災害発生時には市内の一部の地域に避難情報を発信していますが、対象区域外の地域については発信していません。
訓練を通じて重要な情報である緊急速報メールに慣れていただくために、京都市内全域に発信します。
Q7 緊急速報メールを受信しなかったのはなぜか?
考えられる理由は次のとおりです。
1.お持ちの携帯電話、スマートフォン等が緊急速報メールに対応していない機種である。
2.お持ちの携帯電話、スマートフォン等が緊急速報メールを受信するために、バージョンアップ等が必要となる機種である。
3.緊急速報メール発信時に、通話中であった、電源が入っていなかった、電波が届かない場所にいた。
1、2については、各通信事業者のホームページで確認してください。
Q8 マナーモードに設定していたのに、緊急速報メールの着信音が鳴ったのはなぜか?
緊急速報メールは、自治体から高齢者等避難、避難指示等の重要な情報を伝達するための仕組みですので、マナーモードでも着信音が鳴ります。
ただし、機種によって、緊急速報メールの着信をマナーモード設定できるものもあります。
詳しくは、各通信事業者に確認してください。
Q9 緊急速報メールは受信したが、着信音が鳴らなかったのはなぜか?
緊急速報メールの「着信を常に通知音を鳴らす」などの設定をしていない可能性があります。
設定の変更は、各通信事業者に確認してください。
Q10 京都市外にいたのに、緊急速報メールを受信したのはなぜか?
緊急速報メールは、京都市内にある通信事業者の基地局から発信します。
京都市との境界付近の地域では、境界を越えて電波が届いてしまうことがあります。
Q11 緊急速報メールのメール内容がわかりにくい(表現がきつい)。
緊急速報メールは、文字数制限があるため、詳細な説明を省略して要点のみ記載する内容となります。
メール内容を工夫するようにしていますが、丁寧な表現になっていない場合があります。ご了承ください。
Q12 緊急速報メールを受信できない機種の携帯電話、スマートフォン等を持っているが、実際に災害が発生したとき、どうすれば良いのか?
実際の災害時には緊急速報メールだけでなく、緊急速報メールと同じ情報をテレビ、ラジオなどのマスコミを通じて情報を伝達しています。
また、通常のメールを受信できる機種なら、緊急速報メールと同じ内容を京都府の防災・防犯情報メール※等で発信していますのでご利用ください。
※問合せ 京都府危機管理部 災害対策課
電話番号 075-414-5619
Q13 「プラス1訓練」とは何か?
より実践的な訓練とするため、シェイクアウト訓練に併せて「プラス1訓練(個別訓練)」の実施していただくことを推奨しています。
・ 家具、棚、ロッカーなどの転倒を防止する対策、確認
・ 非常食、飲料水などの備蓄、賞味期限切れの確認
・ 避難経路や避難場所の確認
・ 家族や従業員との連絡体制の確認
上記以外にも、ご家庭、学校、職場などにあった「プラス1訓練(個別訓練)」を工夫して実施してください。
お問い合わせ先
京都市 行財政局防災危機管理室
電話:075-222-3210
ファックス:075-212-6790