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「寛永行幸四百年祭」行幸行列ミニチュア人形展示の期間延長

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2025年12月10日

寛永行幸四百年祭実行委員会では、寛永行幸(脚注)が令和8年(2026年)に400年の節目を迎えるにあたり、寛永行幸の行事を再現し、寛永文化を振り返る記念祭「寛永行幸四百年祭」を実施します。

その象徴的な事業として、後水尾天皇の行幸行列を再現するイベントを、令和8年12月6日に開催します。本イベントでは、文化や歴史を愛し、未来へ継承しようとする皆様方とともに数百人規模の時代行列をつくり上げてまいります。

この度、行幸行列再現イベントの機運を高めるため、二条城まつり期間中(令和7年10月31日~12月7日)に実施していた行幸行列のミニチュア人形展示を、好評につき、令和8年1月20日(火曜日)まで期間を延長して実施します。

(脚注)寛永行幸:寛永3 年(1626 年)、徳川幕府が後水尾天皇を二条城にお迎えし、5 日間に渡って様々なおもてなしを行った、江戸時代を通じて最大級とも言えるイベント。

ミニチュア人形展示について

寛永行幸では、後水尾天皇が公家・武家からなる9,000人規模の行列を率いて御所から二条城へ赴きました。来年の行幸行列再現イベントの風俗・衣裳考証を担当する株式会社井筒企画の協力により、同社が事務局を務める「風俗博物館」の4分の1スケールのミニチュア人形を活用し、寛永行幸行列の一部を表現した展示を実施します。

期間

令和7年10月31日(金曜日)~令和8年1月20日(火曜日)

展示場所

元離宮二条城・番所

料金

無料(別途入城料が必要)

内容

  • 行列の主要シーンである後水尾天皇、徳川家光の集団を表現した人形(約100体、全長約10m)
  • 背景に泉屋博古館所蔵の「二条城行幸図屏風」のレプリカを展示
  • 「寛永行幸四百年祭」及び行幸行列再現イベントに関するPR動画を放映

人形展示の見どころ

ポイント1 鳳輦(ほうれん)

寛永行幸の中心をなすのは、後水尾天皇の御鳳輦を奉ずる行列。天皇をお乗せした鳳輦は、左右近衛府および左右兵衛府に属する駕輿丁の手により厳かに渡御され、その周囲には、退紅の装束をまとう隼人や、楽を奏する伶人らが従いました。その華やかさと厳粛さは、まるで大規模な祭礼行列の趣を呈し、まさに王権の権威と威儀を象徴する光景でした。

ポイント2 牛車

展示手前に配されたのは、将軍家光の御牛車を象った行列です。その先導を務める騎馬の人々は、諸国より上洛した大名を象徴しており、同時に天皇の警護の役割をも担っていました。

その威容は、さながら軍勢を思わせる壮麗な武威の行列として、見る者に強い印象を与えたことでしょう。

参考:行幸行列再現イベントの概要

寛永3年(1626年)9月6日、将軍家光に導かれ、後水尾天皇ら朝廷方が御所から二条城へ赴きました。全国の大名も盛装で付き従い、そのきらびやかな行列は9,000人に及んだといわれています。その主要シーンを再現する時代行列を「四百年祭」のメインイベントとして実施します。

日時

令和8年12月6日(日曜日)

ルート

京都御苑から二条城東大手門(約3km)

内容

  • 行幸行列の主要シーンを数百人規模で再現
  • 楽人による雅楽演奏を再現
  • 観覧席では、装束等を着た参加者が時代絵巻を演出

参考:行幸行列イベント・参加者募集の概要

募集内容(時代行列への参加)

数百人規模で実施する行幸行列に、当時の装束を身につけて参加いただきます。京都御苑から二条城までの約3㎞を練り歩く貴重な文化体験をお楽しみいただけます。

行列の構成や配役、観覧席の場所、参加料等については令和8年1月~3月に随時公表する予定です。

(補足)

本イベントでは、「二条城行幸図屏風」(泉屋博古館蔵)に描かれた様々な装束の民衆も再現します。行列ルートに設ける「観覧席」で装束を身につけ、時代絵巻の一部になる体験をお楽しみいただけます。この「観覧席」の参加者も別途募集する予定です。

先行エントリー募集期間

令和7年12月6日(土曜日)から令和8年3月31日(火曜日)

募集の流れ

募集の流れ

時期

スケジュール

主な内容

令和7年12月6日

から令和8年3月31日

先行エントリー募集

応募者には4月実施の「先行抽選」の参加資格を付与

令和8年1月から3月

イベント情報 随時発表

行列の構成や配役、装束の内容等を段階的に発表

令和8年4月

先行抽選

先行エントリーの応募者限定で優先的に配役を決める抽選を実施

令和8年5月から7月

本エントリー募集

行列の一般参加者を募集

令和8年8月から9月

本抽選

本エントリーの応募者を対象に、配役を決める抽選を実施(配役確定)

令和8年8月から11月

準備期間

礼法・作法研修、衣装合わせ等のイベント準備を実施

令和8年12月6日

行列イベント実施

いよいよ本番

応募特典

  •  応募者限定で実施する、優先的に配役を決める抽選に御参加いただけます(令和8年4月予定)。
  •  実行委員会から発表する「四百年祭」関連の情報をいち早くメールでお届けします。

応募要件

  • 18歳以上の健康な方
  • 日本文化、歴史体験に関心のある方
  • 礼法、作法研修、衣装合わせなどの事前行事に参加できる方
  • イベント当日の参加が可能な方

(補足)

  •  国籍、性別は問いません。
  •  体験を通じて歴史や文化を学び、理解を深めたい方の参加を歓迎します。

注意事項

  •  先行エントリーは無料です。
  •  先行エントリーのみでは、行列再現イベントの参加確定とはなりません。

   令和8年4月予定の先行抽選の際に、あらためて参加の御意向を確認します。

  •  先行抽選会で当選された方は、参加料をお支払いいただき、正式な参加確定となります(参加料等の詳細情報は令和8年4月までに公表する予定です)。
  •  行列の配役、装束の内容等は、主催者の判断により調整します。

登録方法

寛永行幸四百年祭公式サイト内の先行エントリー募集ページ(https://kaneigyoko400.jp/general/)へアクセスいただき、「先行エントリー(無料)」ボタンからフォームに入力してください。内容確認後、登録完了メールが届きます。

二次元コード(募集エントリーフォーム)

二次元コード(募集エントリーフォーム)

運営

主催:寛永行幸四百年祭実行委員会(文化庁連携プラットフォーム内)

共催:Living History KYOTO

「寛永行幸四百年祭」実行委員会について

行政、経済界、文化関係団体等で構成するオール京都の組織「文化庁連携プラットフォーム」内において、令和7年8月に立ち上げた「寛永行幸四百年祭」の実行組織。令和7年度は、各種の機運醸成事業を実施し、令和8年度は、行幸行列の再現や二条城での各種展示・企画等を実施する予定。

  • 構成(令和7年11月現在)
    京都府、京都市、京都商工会議所、一般社団法人京都経済同友会、元離宮二条城事務所、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー、公益財団法人京都文化財団、公益財団法人京都市芸術文化協会、公益社団法人京都府観光連盟、公益社団法人京都市観光協会、株式会社京都新聞COM

(補足)本イベントは、文化庁 令和7年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な文化財活用推進事業)」の補助を受けて実施しています。

本事業に関するお問合せ先

京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話番号:075-222-4200

メールアドレス:[email protected]

報道発表資料

発表日

令和7年12月10日(水曜日)

担当課

文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話番号:075-222-4200

メールアドレス:[email protected]

報道発表資料

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

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