令和7年度 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムの採択
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2025年10月31日
京都市及び公益財団法人京都市芸術文化協会では、伝統芸能文化創生プロジェクトの一環として「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」を実施しています。
この度、今年度応募があった8件を審査した結果、1件を採択しました。今後、採択した事業について共同プログラムとして実施します。
1 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムとして採択した申請
| 件名 | 申請者等名 | 内容 | 
|---|---|---|
| 六斎念仏ほか民俗芸能で使用する鉦すりのリサーチと実演家による道具製作の模索・発信プロジェクト 
 | 千本六斎会(京都府) 代表: 吹田哲二郎 
 
 | 鉦すりの製作を取り巻く環境の変化や、安定的な供給体制の維持が課題となる中で、鉦すりを使用する各芸能の担い手が集まり、仕様や材料、入手方法、所有形態、供給の状況などを共有する場を設けるなど、道具に関する課題を調査する。 また、実演家が鉦すりを修繕・製作していく可能性についても模索し、製作手法を幅広く発信することで、民俗芸能の道具製作者への支援につなげていくことも目指す。 | 
2 審査会委員
| 氏名 | 役職等 | 
|---|---|
| 井口 はる菜 | 関西外国語大学外国語学部准教授 | 
| 久保田 裕道 | 東京文化財研究所無形文化遺産部 無形民俗文化財研究室長 | 
| 小林 昌廣(座長) | 一般社団法人「日々の哲学」代表理事 | 
| 武内 恵美子 | 京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター准教授 | 
| 永山 富男 | 京都市産業技術研究所プロジェクト推進室副室長 | 
| 平賀 徹也 | 京都市文化芸術政策監 | 
| 松岡 薫 | 天理大学人文学部歴史文化学科准教授 | 
| 𠮷田 純子 | 文化庁文化財第一課 主任文化財調査官(芸能部門) | 
3 お問合せ先
伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス
住所: 〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546番地2 京都芸術センター3階
電話番号:075-255-9600 FAX:075-213-1004
E-mail:[email protected] ホームページ:伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス
(参考1)伝統芸能文化創生プロジェクトについて
平成23年度に本市が策定した「国立京都伝統芸能文化センター(仮称)基本構想」に掲げるセンターに備えるべき機能の実現を目指すプロジェクト。伝統芸能文化に関する保存・継承・普及等の総合的な観点から、伝統芸能文化を取り巻く課題の改善に取り組む。本市の伝統芸能文化の活性化を図るとともに、文化庁とも連携し、全国の関係機関とのネットワーク構築を推進することで、日本の伝統芸能文化の振興に取り組み、京都の伝統芸能文化の創生につなげる。
(参考2)伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムについて
目的
伝統芸能文化の保存・継承・普及を目的とした活動を支援し、伝統芸能文化を現代に適合した形で復活させることを目指す。
特徴
伝統芸能文化に用いられる楽器・用具用品の復元や、古典芸能及び民俗芸能の活性化のための取組を公募により募集し、採択した取組を伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィスと申請者が共同で実施する。
本プログラムとして負担する金額
上限額は、1件当たり70万円
今年度募集期間
令和7年4月1日(火曜日)~令和7年6月27日(金曜日)
(参考3)伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(Traditional Arts Archive & Research Office 略称:TARO)
京都市、公益財団法人京都市芸術文化協会が設置する、上記のプロジェクトを推進するための事務局
報道発表資料
発表日
令和7年10月31日
担当課
京都市文化市民局(文化芸術都市推進室 文化芸術企画課 電話:075-222-4200)
公益財団法人京都市芸術文化協会(電話:075-213-1003)
令和7年度 伝統芸能文化復元・活性化共同プログラムの採択について
 
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181
 






 報道発表資料(PDF形式, 829.87KB)
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