「寛永行幸四百年祭」一年前記念シンポジウム「屏風から見る寛永行幸」の開催について
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2025年8月19日
寛永3 年(1626 年)、徳川幕府が後水尾天皇を二条城にお迎えし、5 日間に渡って様々なおもてなしを行った、江戸時代を通じて最大級とも言えるイベント「寛永行幸(二条城行幸)」が実施されました。
令和8 年(2026 年)、「寛永行幸」から400 年の節目を迎えるに当たり、オール京都の組織である「文化庁連携プラットフォーム」のプロジェクトとして、「寛永行幸」の行事を再現し、その当時の京都で花開いていた「寛永文化」を振り返る記念祭「寛永行幸四百年祭」を実施します。
この度、文化庁連携プラットフォーム内に「寛永行幸四百年祭」実行委員会を立ち上げ、「四百年祭」1年前の機運醸成イベントとして、幅広い方々に「寛永行幸」について深く理解いただけるシンポジウムを、令和7年9月6日(土曜日)に開催します。
日時
令和7年9月6日(土曜日) 午後1時30分から4時30分まで(開場:午後1時)
会場
京都府公館(〒602-0912 京都市上京区 一条下る龍前町590-1)
内容
「寛永行幸」は書物や絵巻などに記録が残され、後世に語り継がれてきました。中でも特に興味深い絵画資料が「二条城行幸図屏風」。御所と二条城の間を進む公家と武家の行列だけでなく、おしゃべりをしたり、酒を酌み交わしたりしながら、行列を見物するたくさんの民衆が描かれています。その姿からは、現代の私たちが祭りを沿道で眺め、楽しむのと同じ熱気が伝わってきます。この「二条城行幸図屏風」に何が描かれ、何を教えてくれるのか、各ジャンルの専門家が読み解きます。
登壇者
- 実方葉子(泉屋博古館学芸部長)
「二条城行幸図屏風」の絵画的特質
- 山科言親(衣紋道山科流若宗家、山科家30代後嗣)
「二条城行幸図屏風」から見た有職と装束
- 西山 剛(京都文化博物館主任学芸員)
都市民が見た二条城行幸
- 松本直子(元離宮二条城事務所学芸員)
二条城行幸 絵画と記録
定員
90名(先着順)
参加費
無料
申込
専用サイトからお申し込みください。

(補足)二次元コードからもアクセスいただけます。
運営
主催:寛永行幸四百年祭実行委員会(文化庁連携プラットフォーム内)
共催:Living History KYOTO
協力
泉屋博古館
「寛永行幸四百年祭」実行委員会について
行政、経済界、文化関係団体等で構成するオール京都の組織「文化庁連携プラットフォーム」内において、令和7年8月に立ち上げた「寛永行幸四百年祭」の実行組織。令和7年度は、各種の機運醸成事業を実施し、令和8年度は、行幸行列の再現や二条城での各種展示・企画等を実施する予定。
- 構成(令和7年8月現在)
京都府、京都市、京都商工会議所、一般社団法人京都経済同友会、元離宮二条城事務所、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー、公益財団法人京都文化財団、公益財団法人京都市芸術文化協会、公益社団法人京都府観光連盟、公益社団法人京都市観光協会、株式会社京都新聞COM
(補足)本イベントは、文化庁 令和7年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な文化財活用推進事業)」の補助を受けて実施しています。
本事業に関するお問合せ先
寛永行幸四百年祭実行委員会(文化庁連携プラットフォーム内)
メールアドレス:[email protected]
報道機関からのお問合せ先
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181