「工芸」と「近代洋画」に注目するアートフェア「CURATION⇄FAIR Kyoto」京都初開催決定! ~アートと庭園文化を通じて、日本の美意識・自然観・精神性を巡るツアーも同時開催~
ページ番号343151
2025年6月27日

CURATION⇄FAIR Tokyo 2025 展示風景 撮影:柳原美咲
CURATION⇄FAIR Kyoto実行委員会(ユニバーサルアドネットワーク株式会社/京都市)は、令和7年11月16日(日曜日)から18日(火曜日)に、「CURATION⇄FAIR Kyoto」を初開催いたします。
大本山 妙顕寺を舞台に、「工芸」と「近代洋画」に焦点を当てた二つのテーマを据え、古美術から現代工芸、近代洋画から現代美術までの厳選された作品を展示販売するアートフェアを開催するほか、名勝 渉成園をサテライト展覧会会場に、美術作品展示を行います。
また、期間中には、妙顕寺・渉成園・大原山荘を巡り、アートと庭園文化を通して日本の美意識、自然観、精神性を体験するツアー「Art Garden Walk Kyoto」も実施いたします。
CURATION⇄FAIR Kyotoとは
CURATION⇄FAIRは、その名称に記された「⇄」の記号が示すように、美術のアカデミックな領域とマーケットの循環を促進することを目指す事業です。令和6年、令和7年には東京・九段「kudan house」にて「CURATION⇄FAIR Tokyo」を開催し、今秋、京都で初めての開催となります。

CURATION⇄FAIR Kyoto公式ロゴ
CURATION⇄FAIR Kyotoの特徴
- CURATION⇄FAIR Kyotoは、日本美術の再評価の促進と、長期的な価値基準の育成を目的に〈工芸〉と〈近代洋画〉に焦点を当て、約20軒の出展者が古美術や近現代工芸、近代洋画から現代美術まで展示販売いたします。
- 工芸においては、近年、国内外で素材や技術、工芸的な美術表現への関心が高まるなかで、その価値を何世代にも渡り体現してきた日本の古美術を参照し、改めて「本当に価値ある工芸作品」とは何かを提案します。
- 近代洋画においては、明治期以降の日本洋画の歩みを再評価し、日本におけるモダニズムの系譜に新たな光を当て、その市場価値の向上及び、現代の絵画作品への新たな視点を提案することを目指します。
- 会場では、美術評論家・清水穣氏によるテキストを手がかりに、出展ギャラリーのプレゼンテーションの意図に思いを巡らせながら、作品の鑑賞と購入をお楽しみいただけます。
- 市場の動向に左右されるのではなく、作品の文脈や美的価値への理解を促す方法をキュレーションによって提示し、来場者のコレクション意欲を喚起する新たなアートフェアのかたちを目指します。
開催概要
CURATION⇄FAIR Kyoto
- フェア会場:大本山
妙顕寺 (〒602-0005 京都市上京区妙顕寺前町514)
会期:令和7年11月16日(日曜日)から11月18日(火曜日)まで
11月15日(土曜日)は、プレス・関係者向けのプレビューを実施します。
- サテライト展覧会会場:渉成園(〒600-8190 京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町)
会期:令和7年11月15日(土曜日)から11月18日(火曜日)まで
チケット販売:8月下旬から9月上旬予定まで

大本山 妙顕寺
関連プログラム
CURATION⇄FAIR Kyotoでは、東本願寺の飛地境内・名勝「渉成園」での作品の展示や、京都の洛北・大原で京都新聞社の迎賓館として歴史を刻んできた「大原山荘」を会場とした限定プログラムを行うほか、日本の庭園文化とアートを巡るツアー「Art Garden Walk Kyoto」を実施します。
- Art Garden Walk Kyoto
内容:妙顕寺・渉成園・大原山荘を巡る周遊ツアー
ツアー販売:8月下旬から9月上旬予定まで
Art Garden Walk Kyotoは、 文化庁 令和7年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な文化財活用推進事業)」の補助を受けて実施を予定しています。 - 大原山荘限定プログラム
内容:Art Garden Walk Kyotoツアー参加者及び、特別招待客向けの限定プログラム(詳細は後日公開予定)
会場:大原山荘
Art Garden Walk Kyotoツアー参加者及び、特別招待客のみ入場可能

渉成園 臨池亭・滴翠軒外観

大原山荘の風景
主催
CURATION⇄FAIR Kyoto実行委員会(ユニバーサルアドネットワーク株式会社/京都市)
特別協賛
東邦レオ株式会社
WEB
https://curation-fair.com/kyoto2025
チケット販売日について、最新の情報はWEBをご確認ください
(参考)京都府と京都市が連携、アートを満喫する!秋の京都
京都府・京都市が連携し、10から11月に京都市内各所で開催されるアートイベントを対象に、一体的にプロモーションを展開する取組「京都アート月間(仮称)」を行います。
「コラボレーション」をコンセプトにした現代美術の国際的アートフェア『Art Collaboration Kyoto』や、美術のアカデミックな領域とマーケットの循環を促進する『CURATION⇄FAIR Kyoto』、京都にゆかりのある若手アーティストなどの作品を展示・販売する『ARK(Art Rhizome KYOTO)』などと連動し、さまざまな施策を通して回遊性を高め、国内外から訪れる来場者に、秋の京都でアートを存分に楽しんでいただくことを目指します。
報道発表資料
発表日
令和7年6月27日
担当課
文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課(電話:075-222-4200)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181