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『研究紀要元離宮二条城 第4号』の発行

ページ番号339612

2025年4月1日

世界遺産・二条城では、1603年の徳川家康による築城から現代に至る、「元離宮二条城」を中心とした京都の歴史・文化に関する調査・研究を進めています。その成果と文化財に関する記録の発信のため、研究紀要を発行しています。

第4号では、二条城に設けられていた複数の番所や、将軍として229年ぶりに上洛した14代徳川家茂が、二之丸御殿を利用した記録などを取り上げます。

1 主な内容について

かつて数多く設けられていた二条城の番所

元離宮二条城の東大手門の脇には、現存するものでは数少ない江戸時代の番所があります。かつて設けられていた、それ以外の様々な役割の番所の位置や意味合い明らかにします。

江戸城で催された立花の儀式

元治元年(1864)二条城では、第14代将軍徳川家茂による催しに合わせて、華道家元の池坊が立花の儀式を行うはずでした。結果として実施されず、幻に終わった立花の儀式について、江戸城での事例を紹介します。

14代将軍・徳川家茂による二之丸御殿の使われ方

これまで、明らかではなかった江戸時代における二之丸御殿の具体的な使われ方について、14第将軍の徳川家茂が文久3年と元治元年(1863-64)に上洛し、二条城に入った時の出来事を通して紹介します。

御清所と金蔵の使い方を示すめずらしい絵図

江戸幕府の直轄軍である二条在番は、江戸時代の大半にわたって二条城を拠点としました。かれらの仕事のに関して絵図を描き記録した史料を通して、江戸時代における二条城の使われ方を紹介します。

離宮時代の「二条城」

徳川将軍の城であった二条城は、近代に入り皇室の二条離宮へとその姿を変えていきます。その過程で、かつての「二条城」が離宮として整備・保存されていった動きを紹介します。

2 冊子の体裁と配架先

  • 規格:A4判、白黒・一部カラー、200頁(非売品)
  • 配架先:国立国会図書館、京都府立図書館、京都府立京都学・歴彩館、京都市立図書館等

※4月以降に配架し、4月14日迄には元離宮二条城のホームページ外部サイトへリンクしますでも公開します。

報道発表資料

発表日

令和7年4月1日

担当課

京都市文化市民局元離宮二条城事務所(電話:075-841-0096)

報道発表用資料

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室元離宮二条城事務所

電話:075-841-0096

ファックス:075-802-6181

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