「第3回 京都文学賞」一般部門 優秀賞受賞作『十七回目の世界』(折小野 和広 著)の刊行
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2024年11月15日
京都市では、文学の更なる振興や「文化都市・京都」の発信等に寄与するため、令和元年度から「京都文学賞」を実施しており、現在、第5回の作品及び読者選考委員を募集しています。
この度、第3回京都文学賞の一般部門で優秀賞を受賞(令和3年度)した「十七回目の出来事」(折小野和広氏)が、書名を『十七回目の世界』に改題し、11月17日に刊行されます。
1 書籍刊行について
書 名 十七回目の世界
著 者 折小野 和広(おりこの かずひろ)
発行所 本屋lighthouse
刊行日 令和6年11月17日(日曜日)
価 格 1,870円(税込)
表紙イラスト:酒井 凛
<コメント>
驚嘆した。小さな駅の周辺に、全宇宙のフシギと奇跡がこめられている。
―いしいしんじ(作家、京都文学賞最終選考委員)
【あらすじ】
「十三時十七分を超えろ」
一九八四年十一月十七日。京都・大山崎地区を襲った原因不明の大きな揺れ。そこにいた者、のちに入っていった者らは、ひとりとして帰ってこない。 閉鎖されたその地区=カヤに精神科医・尾上浩一は調査隊の一員として向かう。謎を解く鍵は子供の頃に離れ離れになった弟だった。
<著者プロフィール>

折小野 和広(おりこの かずひろ)
1975年、大阪府生まれ。大阪府在住。
関西学院大学社会学部卒業。
2023年、妻が運営する毛糸店「Puolukka Mill(プオルッカミル)」を改装し、大山崎町に本屋を開業。
現在は本屋店主、福祉の仕事のかたわら、小説執筆活動を行っている。大山崎町のミニコミ誌「大山崎ツム・グ・ハグ」にて、エッセイ「このへんの人々」を連載中。
2022年、「十七回目の出来事」で第3回京都文学賞一般部門優秀賞受賞。
報道発表資料
発表日
令和6年11月15日
担当課
文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課(電話:075-222-3119)
報道発表資料
報道発表資料(PDF形式, 359.96KB)
報道発表資料
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お問い合わせ先
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