スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

渉成園を舞台に開催するアートフェア「artKYOTO 2024」出展作品等について~歴史的評価や国際的評価に値する日本の美の感性を表象する作品たち~

ページ番号332485

2024年9月13日

 artKYOTO 2024実行委員会は、令和6年10月31日(木曜日)・11月2日(土曜日)・11月3日(日曜日)に、国の名勝に指定されている渉成園にてアートフェア「artKYOTO 2024」を開催します。
 もの派の文脈を超えて国際的に評価を受ける榎倉康二の平面作品や、文化勲章作家である今井政之の陶芸作品など、古美術・工芸・近代美術・現代美術の珠玉の作品が16のギャラリー・美術商から出品されます。 
 「artKYOTO 2024」では、日本に脈々と受け継がれる美意識が表象される作品の鑑賞と購入をお楽しみいただけます。


出展者一覧

Artglorieux GALLERY OF TOKYO(東京)/Ritsuki Fujisaki Gallery(東京)/hatonomori art(東京)/ギャラリー広田美術(東京)/KANEGAE<KOGEI Next>(京都)/GALLERY KOGURE(東京、金沢、京都)/メグミオギタギャラリー(東京)/RED AND BLUE GALLERY(東京)/SH GALLERY(東京、ソウル)/しぶや黒田陶苑(東京)/ギャラリー 志(芦屋)/瀧屋美術(鎌倉)/TAV GALLERY(東京)/Wa.gallery(大阪)/古美術 柳(京都)/ZEAL HOUSE(東京、鎌倉)


榎倉康二 / hatonomori art


今井政之 / Artglorieux GALLERY OF TOKYO


田中里姫 / KANEGAE<KOGEI Next>

artKYOTO 2024について

 「artKYOTO 2024」は、京都の庭園・渉成園に点在する建物を巡りながら、歴史的評価や国際的評価に値する日本の美の感性を手に入れることができる機会です。


 古美術 柳、ギャラリー志、KANEGAE<KOGEI Next>は、滴翠軒で空間を共創します。時代もジャンルも大きく異なる作品を取り扱う3つのギャラリーが、日本の美意識を次の世代に繋げることを使命に作品を選定します。KANEGAE<KOGEI Next> は、凛と張り詰めた緊張感を持つ薄いガラスが、空間と柔らかに調和する作品が特徴的な田中里姫を含む3作家の作品を出品します。


 閬風亭では、工芸と近現代美術の作品を中心に展示されます。近代陶芸の巨匠と、現代工芸作家を扱うしぶや黒田陶苑では、乾漆、卵殻、螺鈿、蒔絵などを素材にする時田早苗をはじめ、現代工芸作家の作品を中心に展示が行われます。hatonomori art から出品される綿布にアクリル・廃油を滲ませた榎倉康二の作品や、メグミオギタギャラリーが出品する浅野弥衛の絵画、RED AND BLUE GALLERYの味岡伸太郎の絵画と立体作品など、日本の文化風土から生まれた異なるアプローチの抽象作品も数多く出品されます。1990年から2000年代生まれの作家を中心に取り扱っているRitsuki Fujisaki Galleryからは、ブラッドフォード・ケスラー、Taka Konoや山本和真の作品が出品されるなど、新進気鋭の作家の作品も紹介します。


 また、代笠席及び蘆庵では、それぞれ一つのギャラリーが建物を生かしたインスタレーションを行います。代笠席ではArtglorieux GALLERY OF TOKYOが、面象嵌の第一人者で文化勲章作家の今井政之、そして今井眞正、今井完眞の三代に渡る陶芸作品の展示と、西陣の伝統的な金属箔の技術を用いた裕人礫翔の展示という二つの企画を催します。蘆庵では、アニミズムと空間をコンセプトとするWa.galleryが、ハタノワタルの和紙、土、顔料などが幾層にも重ねられた平面作品や、藤井桃子の原材料の生産から制作まで一貫して行うしめ縄の作品などをプレゼンテーションします。



時田早苗 / しぶや黒田陶苑


浅野弥衛 / メグミオギタギャラリー


味岡伸太郎 / RED AND BLUE GALLERY
(参考作品画像)


ブラッドフォード・ケスラー / Ritsuki Fujisaki Gallery
(参考作品画像)


ハタノワタル / Wa.gallery

京都市特別企画 / 超適応:新しい時代の工芸と表現

 閬風亭の大玄関では、工芸や伝統的技術を用いる若い世代の作家を中心としたグループ展「超適応:新しい時代の工芸と表現」を行います。

 古より受け継がれてきた精神をふまえつつ、時代に呼応し、様々なレベルで表現を大胆に変えていく若いアーティストたちの弾力性や芸術的生命力を御覧いただきます。タイトルにある「適応」は、人新世における環境問題を考える上で、近年注目されつつある概念です。自然の中に生きる人間存在を、本展における一つの軸に据え、未来に向けた新しい視点を提示します。



宮田彩加

開催概要

名称

artKYOTO 2024

日程

令和6年10月31日(木曜日)午前10時~午後4時
          11月 2日(土曜日)午前10時~午後4時
          11月 3日(日曜日)午前10時~午後3時

※10月30日(水曜日)は、プレス・関係者向けの特別内覧会
※11月  1日(金曜日)は休業

会場

渉成園(〒600-8190京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町)

主催

artKYOTO 2024実行委員会、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

実行委員会

ユニバーサルアドネットワーク株式会社、一般社団法人アート東京、京都市

後援

内閣府、外務省、経済産業省、観光庁、京都府、京都商工会議所 ほか

オフィシャルシャンパンパートナー

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社

オフィシャルワインパートナー

TREASURY WINE ESTATES JAPAN株式会社

オフィシャルホテルパートナー

HOTEL ANTEROOM KYOTO

特別協力美術館

京都市京セラ美術館、京都文化博物館、京都伝統工芸館

制作協力

株式会社イーストクルー

WEB

※artKYOTO 2024は「令和6年度日本博2.0事業(委託型)」です。


前売チケットの販売について

前売チケットはオンラインで販売しています。
チケット料金:前売2,000円/当日2,500円(税込み)
※別途、渉成園への入園には庭園維持寄付金(大人700円/中学生・高校生300円/小学生以下無料)が必要です。
販売サイト:https://ak-2024-ticket.square.site/外部サイトへリンクします
※全ての前売券が「日時指定券」となっております。販売規定枚数に達している場合は、当日券の販売は行いません。
※小学生以下は大人1人につき2人まで「artKYOTO 2024」への入場無料です。

注意事項

・小学生以下のみの「artKYOTO 2024」への御入場はできません。
・ハンドキャリーなど大きな手荷物の会場への持ち込みはできません。
・「artKYOTO 2024」会場内では、ベビーカー及び車椅子は御利用いただけません。あらかじめ御了承ください。
・建物内ではお履きものは脱いで御観覧いただきます。あらかじめ御了承ください。


「artKYOTO 2024」チケット御購入者に下記特別協力美術館の優待入場がございます

※対象期間と適用方法はそれぞれ異なります。詳しくは「artKYOTO 2024」のWebサイト(https://artkyoto.jp/外部サイトへリンクします)を御覧ください。


優待入場について
京都市京セラ美術館 京都文化博物館 京都伝統工芸館
Gucci Cosmos展池大雅展 山水颯爽/近衞家 王朝のみやび 
陽明文庫の名宝14-御堂関白記と源氏物語/
京都府内の学校所在資料展3
 常設展示
入場料100円引き総合展示を団体料金にて入場一般・大学生 100円引き 

(参考)渉成園について

 国の名勝に指定されている渉成園は、大小二つの池と諸建築で構成される東本願寺の飛地境内地の庭園。1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光から当地(約1万坪)が寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされました。京都駅から徒歩10分という立地にありながら、庭園には四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観は「十三景」と称されています。


閬風亭外観


報道発表資料

発表日

令和6年9月13日

担当課

文化市民局(文化芸術都市推進室 文化芸術企画課 TEL075-222-4200)

報道発表資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

フッターナビゲーション