「小学館文芸WEBマガジン『STORY BOX』」　×　「アート×ビジネス共創拠点『器』」 短編小説バナーイラストコンテスト（第2回）受賞作品の決定

　京都市では、芸術関係者と企業等との交流やマッチングや接点を探る「京都市アート×ビジネス推進事業」に取り組んでいます。
　この度、小学館文芸WEBマガジン「STORY BOX」、アートビジネス共創拠点「器」の入居企業である有限会社BESTPLAY、株式会社IDEABLEWORKSとともに実施した小説家・赤神諒氏による短編小説「七分咲き」バナーイラストコンテスト（第2回）の受賞作品が決定しました。

　「七分咲き（後編）」のあらすじからイメージしたバナーイラストを若手芸術家等から募集し、以下の3作品を受賞作として決定しました。

ア　大賞作品
　小学館文芸WEBマガジン「STORY BOX（https://shosetsu-maru.com/storybox）」7月号の誌上にバナーイラストとして掲載。イラスト掲載料が小学館から支払われます。

イ　各賞受賞作品
　・アート×ビジネス共創拠点「器」のnote（https://note.com/kyoto_utsuwa2023/）での作品及びインタビュー記事の掲載
　・丸善京都本店（地下1階）にて、株式会社IDEABLEWORKSが提供する2.5gallery（デジタル額縁）による展示【展示期間：令和6年6 月10 日（月曜日）～7 月10 日（水曜日）（予定）】
　・小学館文芸編集部の小説ポータルサイト「小説丸」での作品紹介

主催　小学館文芸編集部、京都市
協力　erumina（有限会社BESTPLAY）、HACKK TAG（株式会社IDEABLE WORKS）、丸善京都本店
運営　アート×ビジネス共創拠点「器」

　「器」が伴走してきた第1回、第2回の取組を通して、赤神諒氏と小学館文芸WEBマガジン「STORY BOX」、株式会社IDEABLEWORKS による「アート×ビジネス」の共創が成立し、今後は今秋発売予定の連作短編集に向け3者で「小説とアートのコラボレーション」のあり方を広げる新しい展開を試みます。

公益財団法人京都市芸術文化協会（https://utsuwa-kyoto.com/）

TEL：075-213-1000
メールアドレス：[email protected]

　1972年京都府生まれ。上智大学教授、弁護士。2017年『大友二階崩れ』（「義と愛と」改題）で第9回日経小説大賞を受賞しデビュー。23年『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞を受賞。近著に『仁王の本願』『友よ』『誾』『火山に馳す 浅間大変秘抄』などがある。

　京都芸術センターの施設の一部をスタートアップやソーシャルビジネスなどの企業向けオフィスとして貸し出し、芸術センターの利用者等との交流機会の提供や、アート×ビジネスのマッチングを目的としたセミナー、ワークショップ等を実施しています。

　「面白いエンタメ小説を届けたい」という思いから2009年8月に創刊した文芸誌。2023年8月にWEBマガジンとしてリニューアルし、豪華執筆陣による、今までにないテーマや切り口、既存の枠にはとらわれない物語を多数掲載しています。

　クリエイターの創作意欲に火を付けるメディア「erumina（エルミナ）」を運営する。クリエイターの想い、価値観、表現へ探求、活動する環境をより多くのファンの方々へ様々な視点で提供している。erumina登録クリエイターが使用できるコミュニティサロンを京都芸術センター内で運営する。

　アートと社会がより良く結びつき、アーティストが価値を提供し続けられる社会インフラとなることを目指すスタートアップ企業。オンラインとオフラインを融合したギャラリープラットフォーム「HACKK TAG（ハックタグ）」では、アーティストの創作活動をもっと自在にするためのWEBサービスや、デジタル額縁を活用した配信型のギャラリーサービスを提供する。

令和6年6月10日

文化市民局（文化芸術都市推進室　文化芸術企画課　TEL075-222-3119）