京都市動物園 トラ「オク」の転出について
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2024年4月25日
この度、京都市動物園で誕生したトラの「オク」が、もうじゅうワールドの方針に基づき、富山市ファミリーパークに転出します。
1 移動する個体
⑴ 愛 称 オク
⑵ 性 別 オス
⑶ 出生年月日 平成22年6月17日(13歳10か月) 京都市動物園生まれ
繁殖を目的として平成19年11月1日に多摩動物公園(東京都)から導入した父「ビクトル」と、平成17年6月13日に日本平動物園(静岡県)から導入した母「アオイ」の間に生まれた3頭のうちの1頭です。
⑷ 移動先 富山市ファミリーパーク
⑸ 移動予定日 令和6年5月14日火曜日
⑹ その他 当園での最終展示日は5月12日日曜日の午前中を予定しています。
今回の移動により、当園でのトラの飼育は終了します。
※トラの今後の飼育について
もうじゅうワールドでの飼育展示については、「いのちかがやく京都市動物園構想2020」中「もうじゅうワールドの方針」に基づき、動物福祉(飼育環境の狭さ等)に配慮して今後は小型~中型のネコ科の飼育展示に変更していく方針であり、令和2年1月からはライオンの飼育展示を終了しています。
今回の転出により、トラの展示は終了しますが、空いたスペースは、現在雌雄交代で展示しているオオヤマネコの展示を予定しています。
今後は、オオヤマネコの繁殖に取り組むとともに、動物福祉に配慮した魅力的な展示を工夫していきます。
(参考)トラ(食肉目ネコ科 英名:Tiger 学名:Panthera tigris)
トラはネコ科最大の動物で、ユーラシア大陸に広く分布しています。生息地により9亜種に分けられますが、3亜種はすでに絶滅し、現存する6亜種も絶滅が危惧されています。当園で飼育しているアムールトラはシベリアトラともいい、最も大型の亜種で、冬毛が長いのが特徴です。アムール川流域のロシア、中国北東部に分布しています。夜行性で単独で行動し、イノシシ、シカの仲間、魚など様々な生き物を餌とします。
アムールトラは令和5年12月31日現在、公益社団法人日本動物園水族館協会に加盟している施設において、25施設で49頭が飼育されています。
2 取材について
動物搬出入時の取材には応じることができません。それ以外の取材や、画像データをご希望の方は、京都市動物園(電話:075‐771‐0210)までお問合わせください。
報道発表資料
令和6年4月25日
文化市民局(動物園 TEL771-0210)
京都市動物園トラ「オク」の転出について
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お問い合わせ先
京都市動物園 総務課
電話 075-771-0210
住所 〒606-8333 京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内