（京都市動物園）ツシマヤマネコの移動

　この度、環境省によるツシマヤマネコの保護増殖事業の一環として、ツシマヤマネコの「さすな」、「結」の来園及び「ゆり」の転出、「リョウ」の一時的な転出が決まりました。

　これにより、しばらくの間、本園では、「キイチ」（オス16歳）、「まゆ」（メス9歳）、「さすな」（メス2歳）、「結」（メス6歳）の計4頭を飼育することとなります。

　ア　愛称
　　　「さすな」（メス）

　イ　出生年月日
　　　令和3年4月30日生（2歳）名古屋市東山動物園生まれ

　ウ　来園予定日
　　　令和5年12月16日（土曜日）

　エ　来園の目的
　　　「リョウ」（オス）との繁殖を目指すため、よこはま動物園ズーラシアから来園します。
　　　なお、非公開のツシマヤマネコ繁殖施設で飼育管理を行うため、御覧いただくことはできません。

　ア　愛称
　　　「結（ゆい）」（メス）

　イ　出生年月日
　　　平成29年4月27日生（6歳）福岡市動物園生まれ

　ウ　来園予定日
　　　令和5年12月20日（水曜日）

　エ　来園の目的
　　　「リョウ」（オス）との繁殖を目指すため、名古屋市東山動物園から来園します。
　　　なお、非公開のツシマヤマネコ繁殖施設で飼育管理を行うため、御覧いただくことはできません。

　ア　愛称
　　　「ゆり」（メス）

　イ　出生年月日
　　　平成30年5月4日生（5歳）福岡市動物園生まれ

　ウ　転出予定日
　　　令和5年12月17日（日曜日）

　エ　転出目的
　　　人工繁殖に取り組むため、よこはま動物園ズーラシアに移動します。

　ア　愛称
　　　「リョウ」（オス）

　イ　出生年月日
　　　平成26年5月27日生（9歳）九十九島動植物園生まれ

　ウ　転出予定日
　　　令和5年12月17日（日曜日）

　エ　転出目的
　　　人工繁殖に取り組むため、よこはま動物園ズーラシアに一時的に移動します。

　オ　その他
　　　令和6年1月下旬頃に自然繁殖のため再来園する予定

・平成24年4月、ツシマヤマネコの保護増殖事業についての普及啓発を目的として、ツシマヤマネコの展示を開始。

・平成26年5月、環境省と公益社団法人日本動物園水族館協会の間で締結した「生物多様性保全の推進に関する基本協定」に基づき、本園と名古屋市東山動物園が飼育下繁殖の第二拠点として位置付けられる。

・平成27年1月、福岡市動物園から「メイ」（メス）、九十九島動植物園（長崎県佐世保市）から「キイチ」（オス）が来園（平成29年12月九十九島動植物園へ転出、令和2年12月6日九十九島動植物園から展示個体として再来園）。

・平成28年4月8日、「メイ」が帝王切開により2頭を出産したが、同日に2頭とも死亡。

・平成29年5月11日、「メイ」が再び帝王切開により2頭（「勇希」、「優芽」）を出産。メイは平成29年12月に井の頭自然文化園（東京都武蔵野市）へ転出。

・平成30年12月、九十九島動植物園から「リョウ」、令和元年11月に福岡市動物園から「ユリ」が来園し、「優芽」とともに繁殖に取り組むも妊娠には至らず。

・令和4年11月に「まゆ」が来園し、「リョウ」、「ゆり」とともに繁殖に取り組むも妊娠には至らず。

　神経質な動物のため、移動に際しての取材には応じることができません。それ以外の取材や、画像データを御希望の方は、京都市動物園（電話：075-771-0210）までお問合わせください。

　環境省　対馬野生生物保護センター（電話：0920-84-5577）
　〒817-1603　長崎県対馬市上県町棹崎公園

　令和5年12月5日

　文化市民局　動物園（電話：075－771－0210）