人権啓発パネル展「再犯防止の取組について」の開催

　京都市では、まちや市民の暮らしの中に人権を大切にし、尊重し合う習慣が根付いた人権文化の息づくまち・京都を実現するために、様々な取組を行っています。
　12月の人権月間に合わせて、人権啓発パネル展を開催します。

　令和5年12月1日（金曜日）～4日（月曜日）

　ゼスト御池　寺町広場
　（地下鉄東西線「京都市役所前」駅下車、ゼスト御池11番出口付近）
　※　入場無料です。どなたでもお気軽にお立ち寄りください。

・再犯防止の取組について
・世界人権宣言75周年について

　京都市内における犯罪件数は減少していますが、市内における再犯者（再び罪を犯した人）の割合は約5割と高い状態が続いています。
　再犯防止の推進は、新たな犯罪被害者を生み出さない取組であるとともに、罪を償い社会の一員として再出発しようとする人を社会全体が認め、支えることで社会復帰を促進する取組です。京都市では、「京都市再犯防止推進計画」を令和3年3月に策定し、国や民間団体等と連携しながら再犯防止の取組を総合的かつ計画的に推進しています。
　今回の展示パネルについては、京都BBS連盟の大学生等に主体となって制作していただき、再犯の現状や、犯罪を繰り返してしまう要因、更生支援に取り組む民間協力者の活動内容などを紹介し、再犯防止や更生支援の重要性について理解を深めていただける内容になっています。

（参考）京都BBS連盟

　　京都府で活動する京都BBS連盟は、大学生が中心となり、ともだち活動や学習支援を通じて、生きづらさを抱える子ども・若者に寄り添う活動を行っている団体です。少年よりも少し年上、同年代の「お兄さん」「お姉さん」として少年と関わっています。

　最新号の人権総合情報誌「きょう☆COLOR」（Vol.19）を含む啓発冊子等も配架します。

令和5年11月24日

文化市民局共生社会推進室（電話：075-222-3096）