【広報資料】CELEBRATING 90TH 京都市美術館90周年記念祭 開催について
ページ番号317451
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
2023年9月21日
CELEBRATING 90TH 京都市美術館90周年記念祭 開催について

2023年11月、京都市美術館は開館から90周年を迎えます。
関西の財界や美術界、市民の皆様からの寄付により、1933年11月に「大礼記念京都美術館」として開館した当館は、通称を「京都市京セラ美術館」として2020年にリニューアルオープンし、芸術を通じた市民の交流の場であり、国内外の優れた作品との出会いの場であり続けています。
90周年を記念して、これまで多くの方々に当館の活動を支えていただいたことへの感謝を込めて、講演、食、音楽、ライトアップ、建築、展覧会など、さまざまな形で美術館を楽しんでいただくための2日間にわたるスペシャルイベントを開催いたします。1 イベントについて
(イベント名)CELEBRATING 90TH 京都市美術館90周年記念祭
(日程)2023年11月11日(土曜日)~12日(日曜日)
(会場)京都市京セラ美術館
(主催)京都市、京都市京セラ美術館メンバーシップ
(共催)京都モダン建築祭実行委員会
(協賛)カラーキネティクス・ジャパン株式会社、サントリーパブリシティサービス株式会社、TSP太陽株式会社、株式会社髙橋匡太、株式会社長谷ビル、株式会社ブランコ
(協力)京都産業大学文化学部京都文化学科前田尚武ゼミ、THE NORTH FACE/ザ・ノース・フェイス、株式会社三嶋フーズ、水と米、カルチュラルエデュツーリズムカウンシル2 主なプログラム
<90周年を祝う>
(1)オープニングセレモニー
鏡開きを実施します。「京都酵母」を使った日本酒のふるまい酒を御用意しますので、奮って御参加ください。
- 日時:11月11日(土曜日)午後1時~(午後0時45分よりふるまい酒引換券配布)
- 会場:京セラスクエア
- 料金:無料(限定100名)
- 登壇:【主催者】門川大作(京都市長)、白波瀬誠(京都市京セラ美術館メンバーシップ会長)
【来 賓】西村義直(京都市会議長)、平山よしかず(京都市会副議長)、澤邉吉信(岡崎自治連合会会長)
(2)基調講演・記念対談
第1部 基調講演「京都市美術館の90年」(午後3時~午後3時30分)
1933年の創設時から2020年のリニューアル、現在に至るまで、美術館の90年の歴史を館長の青木淳が写真とともに解説します。
登壇:青木淳(京都市京セラ美術館館長、東京藝術大学教授)
第2部 記念対談「美術館の過去・現在・未来」(午後3時40分~午後5時)
ゲストに妹島和世氏をお招きし、青木館長と対談。ともに建築家でありながら美術館の運営に携わる2人が、鷲田めるろ氏のファシリテーションのもと、美術館の未来に向けて語り合います。
登壇:妹島和世氏(東京都庭園美術館館長、ミラノ工科大学教授)、青木淳
ファシリテーター:鷲田めるろ氏(十和田市現代美術館館長、東京藝術大学准教授)
- 日時:11月12日(日曜日)午後3時~午後5時
- 会場:中央ホール(本館1階)
- 料金:無料
- 定員:100名(事前申込(10月2日(月曜日)から受付開始)、先着順)
- 申込:https://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/231112.html
Photo:Maetani Kai
青木淳(あおき・じゅん)
1956年横浜生まれ。東京大学建築学修士修了。1991年青木淳建築計画事務所(2020年ASに改組)を設立。代表作に「馬見原橋」(くまもと景観賞)、「S」(吉岡賞)、「潟博物館」(日本建築学会賞作品賞)、「ルイ・ヴィトン表参道」(BCS賞)、「青森県立美術館」、「大宮前体育館」、「三次市民ホールきりり」など。公共建築、商業建築から個人住宅まで広範な建築ジャンルで設計するほか、美術家としてインスタレーション作品の制作などジャンルをまたぐ活動を行う。2005年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。京都市京セラ美術館リニューアル基本設計者(西澤徹夫との共同)。2019年4月より同館館長。東京藝術大学建築科教授。

Photo:Aiko Suzuki
妹島和世(せじま・かずよ)
1956年茨城県生まれ。1981年日本女子大学大学院修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛とSANAA 設立。主な建築作品として金沢21世紀美術館* (金沢市)、ニューミュージアム*(ニューヨーク)、Rolexラーニングセンター* (ローザンヌ・スイス)、ルーヴル・ランス* (ランス・フランス) 、など。 主な受賞として日本建築学会賞*、ベネチアビエンナーレ国際建築展金獅子賞*(イタリア)、プリツカー賞*(アメリカ)、芸術文化勲章オフィシエ(フランス)、芸術選奨文部科学大臣賞*、世界文化賞*など。2022年7月より東京都庭園美術館館長。(*はSANAAとして)
Photo:小山田 邦哉
鷲田めるろ(わしだ・めるろ)
1973年京都市生まれ。東京大学大学院修士(文学)修了。専門は美術史学(現代美術)、博物館学。金沢21世紀美術館キュレーター(1999年から2018年)を経て現職。第57回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーター(2017年)、あいちトリエンナーレ2019キュレーター。著書に『キュレーターズノート二〇〇七ー二〇二〇』(美学出版)。
(3)特別展示「京都市美術館 90年の歩み」
美術館の建築コンペや建築過程の紹介など、90年前の美術館設立に至る経緯を貴重な資料(大礼奉祝会紀要、建築図面等を予定)とともに紹介するほか、開館後の美術館の90年の歩みについて、当時の展覧会やコレクションの蓄積を中心に紹介します。開館当時の意匠を残す本館2階西広間の建築と併せてお楽しみください。
- 日時:10月17日(火曜日)~11月12日(日曜日)
午前10時~午後6時(11月11日(土曜日)は午後8時まで)
- 会場:西広間(本館2階)
- 料金:無料

大礼記念京都美術館設計競技
前田健二郎案 詳細
<食と音楽と光を楽しむ>
(1)Food Marche(フードマルシェ)
旧正面玄関を特別に開放し、この2日間だけの特別なフードマルシェを営業します。美術館が好きな方も、初めて来る方も、おいしいフードやお酒、こだわりのコーヒーとともに秋の美術館散策をお楽しみください。
- 日時:11月11日(土曜日)、12日(日曜日)午前11時30分〜午後7時30分
- 会場:旧正面玄関付近、西広間(本館1階)
- 料金:有料(各店舗により異なる)

(2)音楽|チンドン・バンド「ジンタらムータ」
圧倒的な祝祭感や実験性で独自の無国籍音楽を展開するジャンル横断的チンドン楽団「ジンタらムータ」が、90周年の祝祭を演出します。
- 日時:11月11日(土曜日)午後12時45分/午後3時/午後5時/午後7時
11月12日(日曜日)午前11時30分/午後1時30分
- 会場:旧正面玄関付近、京セラスクエア
- 料金:無料
- 出演:ジンタらムータ(大熊ワタル[クラリネット]、こぐれみわぞう[チンドン太鼓、歌]、川口義之[サックス]、関島種彦[バイオリン、マンドリン]、サルディ佐藤比奈子[アコーディオン]、木村仁哉[テューバ]、ふーちん[パーカッション])

ジンタらムータ
圧倒的な祝祭感や実験性で独自の無国籍音楽を展開する、大熊ワタル(クラリネットなど)と、こぐれみわぞう(チンドン太鼓、歌、箏)を中心としたジャンル横断的チンドン楽団。チンドンをベースにバルカン、クレズマー(東欧ユダヤ系民衆音楽)など世界の音楽とのハイブリッドを重ねてきた。日本独自のクレズマー/ワールドミュージックとして、海外での招聘公演も多数。
(3)特別ライトアップ
京都を拠点に、歴史的建築や景観と連動した環境演出で知られる光のアーティスト髙橋匡太氏による、2日間限りの特別ライトアップを実施します。
- 日時:11月11日(土曜日)、12日(日曜日)日没~午後8時
- 会場:本館正面
- 料金:無料
- アーティスト:髙橋匡太

髙橋匡太
1970年生まれ。京都府出身。1995年京都市立芸術大学大学院修了。映像と光を巧みに操りライティングプロジェクト、パブリックワークなど幅広く活躍。京都・二条城、十和田市現代美術館、東京駅など大規模な建築物のライティングプロジェクトでは、ダイナミックで造形的な映像と光の作品を作り出している。
<建築を楽しむ>
(1)再発見!美術館たてものツアー
当館事業企画推進ディレクター・前田尚武が担当する京都産業大学文化学部京都文化学科のゼミ生によるガイドツアーを開催。歴史ある当館のたてものを再発見できる特別なひとときをお楽しみください。
- 日時:11月11日(土曜日)
午前10時30分~正午
午後1時30分~午後3時
午後3時30分~午後5時
11月12日(日曜日)
午後1時30分~午後3時
- 料金:無料
- 定員:各回20名(申込優先制(10月2日(月曜日)から受付開始))
- 受付場所:中央ホール(本館1階)
- ツアーガイド:京都産業大学文化学部京都文化学科前田尚武ゼミ生
- 参加方法:「京都モダン建築祭」ウェブサイトより要事前申込


(2)モダン建築に泊まろう
美術館開館以来初のキャンプ開催をTHE NORTH FACEのテントで! 秋の夜長に一夜限りの美術館を楽しむプレミアムなお泊まり体験。THE NORTH FACEを代表するテント、バックミンスター・フラー監修「2-METER DOME」の鑑賞・解説から夜のコレクションルームツアーやワークショップまで、親子で楽しむ夜の美術館は一生の思い出に。
- 日時:11月10日(金曜日)午後7時30分
~11月11日(土曜日)午前9時(予定)
- 対象:小・中学生とその保護者
- 定員:10組(1組4名まで、要事前申込)
- 料金:1組(1テント)48,000円
※ シュラフ・軽夜食・朝食・フラーテントを紙で作るワークショップ・夜の美術館ツアー費・保険料等込
- 参加方法:「京都モダン建築祭」ウェブサイトより要事前申込
(希望者多数の場合は抽選)
https://kenchikusai.jp/program/detail.php?id=5172
- 抽選受付期間:10月2日(月曜日)〜9日(月曜日・祝日)
10月10日(火曜日)抽選結果配信予定
以降空きがあれば先着順に受付し、10月25日(水曜日)に最終締切
<展覧会を楽しむ>
(1)無料開放&夜間延長開館|コレクションルーム秋期 特集「Tardiologyへの道程」
90周年記念祭の2日間はコレクションルームを無料開放!
また、11日(土曜日)は午後8時まで延長開館します。当館所蔵の名品をぜひ御覧ください。
(2)夜間延長開館
11月11日(土曜日)は以下の展覧会を午後8時まで延長開館します。
- 京都市美術館開館90周年記念展 竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー
- ザ・トライアングル 山本雄教:仮想の換金(priceless museum)
- 井田幸昌展 Panta Rhei|パンタ・レイ―世界が存在する限り
- MUCA展 ICONS of Urban Art 〜バンクシーからカウズまで〜
- 第50回記念創画展
<その他>
京都市京セラ美術館オリジナルグッズ第二弾を9月末から順次発売予定!
特徴的な美術館の外観と人気のステンドグラスをモチーフにした普段使いしやすいデザインで登場!
お土産としてはもちろん、プレゼントにもおすすめです!
- 料金:トートバッグ 2,200円
マグカップ 1,980円
しおり 935円(ブラックとゴールドの2種あり)
マグネット 660円

3 これまでの90年の歩み
※ 内容は予告なく変更になる場合があります。
※ 雨天決行です。
※ 記載されている価格は全て税込です。
※ その他のイベントにつきましてはウェブサイト(kyotocity-kyocera.museum)を御覧ください。
広報資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室美術館
電話:075‐771‐4107
ファックス:075-761-0444