まちなかでの若手芸術家等の作品の展示・販売を行う「ARK（アルク）（Art Rhizome KYOTO（アート リゾーム キョウト））」秋会期の開始について

　京都市では、若手芸術家等の活動環境の向上とアート市場の活性化を図るための取組を進めているところです。

　令和4年度に、京都市内の宿泊施設等において、公募で選定したアートコーディネーターの企画・調整により、京都ゆかりの若手芸術家等の作品を展示・販売する取組「ARK(Art Rhizome KYOTO)」を開始しました。この度、「ARK（Art Rhizome KYOTO) 」第2回目の開催となる秋会期を開始しますのでお知らせします。

（1） 事業概要

　京都市内の宿泊施設やカフェ等で、京都にゆかりのある若手芸術家等の作品の展示・販売を行います。施設と作品とのマッチング、展示の企画等は、公募で選定したアートコーディネーターが担うことで、芸術家及びアートコーディネーターの活躍機会の提供、市内施設等への誘客を図ります。

　第2回目となる秋会期は、令和5年10月1日（日曜日）から（2）記載の市内各会場で展示・販売を開始します。

1  ： Cafe ふふふあん

2  ： Gion Elite Terrace （祇園エリートテラス）

3  ： 高地トレーニングスタジオSOLERA

4  ： THE REIGN HOTEL KYOTO（ザ・レインホテル京都）

5  ： HOTEL RINGS KYOTO（ホテルリングス京都）

※各会場の会期やアーティスト等の詳細は、下記の広報資料の別紙をご覧ください。

（3）アートコーディネーター（五十音順）

　野村 眞人／平野 成悟／三宅 敦大／渡邊 賢太郎

展示作品の詳細については「ARK(Art Rhizome KYOTO)」公式ホームページにて順次公開予定です。各会場の最新の情報はARK公式ホームページを御確認ください。

ARK公式ホームページ : http://artrhizome.jp 　

ARK公式インスタグラム : https://www.instagram.com/artrhizomekyoto/

京都市文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課

電　話：075－222－3119

　リゾーム（Rhizome）は、仏語で「根茎」「地下茎」を表す言葉で、仏の哲学者ジル・ドゥルーズ、精神科医フェリックス・ガタリによる哲学概念（中心を持たず異質な線が交錯し合い、多様な流れが方向を変えて伸びてゆく網状組織となっているものを表す。連携、多様性、有機性、不均一性等を特徴とする。）としても用いられます。

　本事業が京都のまちを歩く（アルク）きっかけとなり、京都で芸術に関わる様々な方を繋ぎ合わせ、京都という文化土壌の中に根を張る豊かなアートコミュニティを醸成していくことを事業コンセプトとしています。