被害防止のために(痴漢・盗撮等の性犯罪)
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2023年7月12日
被害を防ぐために
京都市内での痴漢・盗撮等の性犯罪被害者の多くは、10歳代~20歳代の若年層です。
また、性犯罪の被害で負った傷は、今後の長い人生において深く刻まれてしまう可能性があるものです。性犯罪の被害を防止するため、日常生活において準備・対策できることについて紹介します。
被害防止のポイント
短時間の外出でも、必ず施錠しましょう。
オートロックのマンションでも過信は禁物です。不審者が居住者と一緒にマンション内に侵入してくる可能性があります。
また、マンション等の高層階に住んでいる場合でも、ベランダや窓から侵入する不審者もいますので、窓の鍵も閉めるようにしましょう。
なるべく人通りの多い明るい道を歩きましょう。
人通りが少ない道や薄暗い道であると、不審者に気づきにくいだけでなく、危ない目に遭った場合に助けを求めにくいです。遠回りになったとしても、なるべく人通りの多い明るい道を選んで歩くように心がけてください。
【ほかにも…】
◆毎日同じ道を通らない
◆防犯ブザーをすぐ鳴らせるように準備しておく
◆タクシーを利用する
なども防犯対策になります。
「ながら歩き」や「歩きスマホ」はやめましょう。
イヤホン等で音楽で聴きながら歩いていたり、スマートフォンを触りながら歩いていたり等、「ながら歩き」をしている人は、不審者に狙われやすいです。
また、注意力が散漫になるため、周囲の異変に気付きにくくなり、事故にもつながるので、大変危険です。
個人情報が記載されている文書の廃棄方法に気を付けましょう。
捨てたごみ袋の中から、氏名や住所等の個人情報を収集され、被害にあうケースがあります。個人情報が記載されている文書や郵送物は、シュレッダーを使用したり、文字消しスタンプで隠したり等をしたうえで、廃棄するほうが安全です。
また、交通系ICカード等に個人情報が記載されている場合は、スキミング防止シートを活用したり、記載面が見えないパスケースを使用したりする等の対応が効果的です。
エレベーターやエスカレーターに乗るときは周囲に気をつけましょう。
エレベーターに乗る際は、周囲を確認し、知らない人と二人きりで乗らないように気をつけましょう。また、エレベーター内では同乗者に背を向けないで、操作盤付近に立つようにするとより良いです。
エスカレーターなどの段差があるところは、盗撮の被害に巻き込まれる危険性があります。周囲に気を付けて、スカート等を着ているときは、カバン等で防御するようにしましょう。
その他気をつけてほしいこと
飲食の場で、目を離したすきに飲み物に睡眠薬等を入れられて、被害に遭ってしまうケースがあります。トイレに行く際など、席を離れるときは、飲み物を飲み切ってから席を立つようにしましょう。
被害に遭ってしまったら…
もし被害に遭ってしまっても、絶対に自分を責めないでください。悪いのは全て犯人です。ひとりで悩まないでください。家族や信頼できる人、各種相談窓口まで相談してください。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化市民部くらし安全推進課
電話:075-222-3193
ファックス:075-213-5539