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市⻑記者会⾒資料(「京都・文化ファンドレイジング戦略推進事業」について)

ページ番号313018

2023年5月30日

広報資料

令和5年5月30日

文化芸術企画課(222-3119)

 本市では、「都市の成長戦略」として、京都の強みと時代の潮流を掛け合わせ、新たな価値を創造する「5つの都市デザイン」の実現を目指しており、その一つである「文化と経済の好循環を創出する都市」の実現に向けて、「京都アート・エコシステム実現プロジェクト」をリーディング・チャレンジとして位置付けています。

 この度、その一環として「京都・文化ファンドレイジング戦略推進事業」を展開してまいりますので、お知らせします。

1 京都・文化ファンドレイジング戦略推進事業の概要(詳細下記【別紙】)

⑴ 背景

 ア コロナ禍による文化芸術の社会的価値の再認識

 イ 都市の成長戦略

⑵ 具体的な取組

 ア 「Arts Aid KYOTO~京都市 連携・協働型文化芸術支援制度~」制度の創設

 イ GCF(Government Crowd Funding)の実施

 ウ 「京都市京セラ美術館 新進作家支援・育成事業等のためのチャリティ・オークション&ガラ・ディナー」の開催【充実】

 エ 文化芸術寄付ポータルサイト「Kyoto Art Donation (キョウト アート ドネーション) 」の開設【新規】全国初

2 「Kyoto Art Donation」の三つの特徴

 ・ 様々な主体が、共通のゴールを掲げ、互いの強みを出し合いながら課題解決を目指す協働性

 ・ 「京都ファン」コミュニティの醸成

 ・ 寄付ステップの体系化(1度だけ⇒継続⇒大口⇒遺贈)

(参考)「京都アート・エコシステム実現プロジェクト」について

 具体的には、以下のような施策を進めることとしている。

・ ESG+C(文化)やESG+A(アート)という新たな理念を社会に広めるなど、企業をはじめとする多様な主体が文化に投資する潮流を生み出し、国内外からの投資、支援を呼び込む仕組みを構築

 ※ ESG:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもので、近年、企業の長期的な成長のために必要とされる観点

・ アーティストが市内で定住、創作、発表、販売できる環境を整備し、企業など多様な主体と交流する機会を創出

・ 国際的なアート拠点としてのブランド確立を目指し、世界的なギャラリー・アートフェアの誘致、様々な主体によるアートイベント等の情報発信など、アート市場の活性化

・ アートの社会的・経済的な価値を高め、アーティストの国内外での評価も高めることで、その活動基盤の充実につながり、創作活動がさらに活発になるというアートを取り巻く体系(エコシステム)の好循環を形成

(参考)「Arts Aid KYOTO~京都市 連携・協働型文化芸術支援制度~」について

 京都の文化芸術を担うアーティスト等の意欲的な活動を、個人・企業の寄付等により社会全体で支え、持続的な京都の文化芸術の発展を目指すため、令和3年10月に新たに創設した支援制度。本市への寄付金の7割を文化芸術活動支援(補助)に、3割を基金に積み立て文化芸術振興施策に活用する。

令和4年9月に文化財保護事業を支援対象に追加。

<寄付受納と補助の実績(令和3年度及び4年度)>

支援事業件数   :75件 ※通常支援型59件、事業認定型16件

いただいた寄付総額:281,509千円

市長記者会見資料

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

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