ライオンの死亡について
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2020年1月31日
お知らせ
令和2年1月31日
文化市民局動物園総務課(TEL:771-0210)
ライオン(ナイル)の死亡について
京都市動物園で飼育していましたライオン「ナイル」が,令和2年1月31日(金曜日)に死亡しましたので,お知らせします。
令和2年1月10日(金曜日)頃から食欲不振となり,注射や餌で投薬治療を継続していましたが,令和2年1月31日午前8時5分に室内で死亡しているのを確認しました。
国内最高齢として,多くの皆様に親しまれ,御声援をいただく中でその生涯を閉じることができました。
記
1 死亡した個体について
⑴ 愛称 ナイル
⑵ 性別及び年齢 オス,25歳10箇月
⑶ 死亡日時 令和2年1月31日(金曜日)午前8時5分
⑷ 死因 検査中
⑸ 出生年月日 平成6年3月9日 アドベンチャーワールド生まれ
⑹ その他 平成9年7月23日 京都市動物園に来園
2 経過
1月10日(金曜日)食欲不振となり,餌を残すようになる。
1月11日(土曜日)餌の摂取が不安定となり,餌に混ぜて与えていた慢性腎不全薬や食欲増進剤の投薬も不安定となる。
1月21日(火曜日),25日(土曜日),26日(日曜日)投薬出来ず。
1月27日(月曜日)食欲廃絶
1月28日(火曜日)起立,歩行に異常見られず。
1月29日(水曜日)朝は起立し,歩行にも問題なかったが,夕方には10回程立ち上がろうとしてできない状態であった。
1月30日(木曜日)朝から起立できず,午前9時30分に鎮痛剤を投与。その後,午後3時頃に起立し,飲水を確認。
午後4時に獣医師により注射にて補液,投薬。
1月31日(金曜日)午前8時5分,死亡確認。
(参考)
熱帯多雨林を除くサハラ砂漠以南のアフリカとインド北西部に分布します。
雄はたてがみが発達し,その威厳ある容姿から「百獣の王」と呼ばれています。
1~3頭の成獣の雄と15頭くらいの雌とその子ども達からなるプライドと呼ばれる群れを作って生活しています。
狩りは主に夜,雌達が協力して行い,イノシシ・レイヨウ・シマウマなどを獲物にします。
雄はなわばりと雌を他の雄から守ります。
国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅱ類)として掲載されています。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室動物園
電話:075-771-0210
ファックス:075-752-1974