伊藤若冲ゆかりの地
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2016年10月7日
海宝寺(かいほうじ)
概 要 | 江戸時代の享保年間(1716~1736)に,万福寺12世の杲堂元昶(こうどうげんちょう)が開創した黄檗宗の寺院です。 当寺のある場所は,伊達家の屋敷があったところで,境内に伊達政宗手植えといわれる木斛(もっこく)や方丈前に,豊臣秀吉遺愛の手水鉢があります。 方丈襖絵「群鶏図」(現在は京都博物館所蔵)は,伊藤若冲晩年の作と伝わり,この作品を最後に若冲は筆を執らなくなったという逸話から,この襖絵のあった部屋は「若冲筆投げの間」(非公開)と呼ばれています。 ※当寺では,普茶料理(中国風精進料理)を楽しむこともできます(要予約)。 |
住 所 | 京都市伏見区桃山町正宗20 |
アクセス | 市バス「最上町」下車徒歩約5分 京阪電車「墨染」下車徒歩約10分 京阪電車,近鉄「丹波橋」下車徒歩約15分 JR奈良線「JR藤森」徒歩10分 |
電話番号 | 075-611-1672 |
関係リンク | 京都観光オフィシャルサイト京都観光Navi |
石峰寺(せきほうじ)
概 要 | 江戸時代の宝永年間(1704~1711)に黄檗宗第六世賜紫・千呆(せんがい)禅師により建立された禅道場です。 江戸時代の寛政年間に画家・伊藤若冲が当寺に草庵を結び,七代住職・密山(みつざん)和尚の協賛を得て,十年余りをかけて五百羅漢を制作しました。 本堂南には,若冲の墓と書家・貫名海屋(ぬきなかいおく)の撰文の筆塚あります。 |
住 所 | 京都市伏見区深草石峰寺山町26 |
アクセス | 京阪電車「深草」下車徒歩約5分 JR奈良線「稲荷」下車徒歩約8分 |
電話番号 | 075-641-0792 |
関係リンク |
宝蔵寺(ほうぞうじ)
概 要 | 弘法大師空海の創立と伝えられ,鎌倉時代の文永6(1269)年に,如輪上人により元西壬生郷に開基され,安土桃山時代の天正19(1591)年に現在地に移転しました。 当寺が伊藤家の菩提寺であったことから,伊藤若冲は寛延4年(1751)に父母の墓石を,明和11年(1765)に末弟・宗寂の墓石を,それぞれ建立しました。 平成28(2016)年,建立から250年ほどたち表面の文字の剥落が進んでいた伊藤家の墓石を修復し,一般の方もお参りできるよう本堂前に移動・整備を行いました。 ※本堂は非公開 毎年,若冲の誕生日に当たる2月8日に,「生誕会」と「寺宝展」を開催しています。 |
住 所 | 京都市中京区裏寺町通蛸薬師上ル裏寺町587 |
アクセス | 市バス「四条河原町」「河原町三条」下車徒歩約3分 地下鉄東西線「京都市役所前」下車徒歩約5分 阪急電鉄「河原町」下車徒歩約5分 京阪電車「祇園四条」「三条」下車徒歩約7分 |
電話番号 | 075-221-2076 |
関係リンク | 公式ホームページ |
錦市場(にしきいちば)
概 要 | 江戸時代のはじめ,元和元年(1615)に,幕府から魚問屋の称号が許され,魚市場として栄えました。 現在,京都の旬の食材など様々な商品を扱う約130軒のお店が並び,「京の台所」として多くの市民や観光客に親しまれています。 伊藤若冲は,京都錦の青物問屋「桝屋」に生まれ,かつては,早々に家督を譲って絵画三昧の生活を送っていたとされていました。しかし,近年,新たな史料が発見され,青物問屋の主人として,錦市場の営業許可を巡り命がけで奔走していたことがわかりました。 錦市場の高倉通側入口に「伊藤若冲生家跡」のモニュメントがあります。 また,アーケード下に,若冲の描いた絵画をモチーフに京都工芸繊維大学が制作したタペストリーを飾っています。 |
住 所 | 京都市中京区富小路通四条上る西大文字町609 |
アクセス | 市バス「四条高倉」下車徒歩約2分 地下鉄烏丸線「四条」下車徒歩約3分 |
電話番号 | 075-211-3882 |
関係リンク | 公式ホームページ 京都観光オフィシャルサイト京都観光Navi |
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181