【お知らせ】PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭オープンリサーチプログラム
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2014年11月14日
お知らせ
平成26年11月14日
文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
この度,ニューヨークを拠点に活動している美術家,ルイーズ・ローラー氏及び,「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」に参加を予定している美術家,眞島竜男氏によるオープンリサーチプログラム[レクチャー]を以下のとおり開催しますのでお知らせいたします。
1 ルイーズ・ローラー
(1)日時 平成26年11月19日水曜日 午後3時~4時30分(開場は午後2時30分)
(2)会場 京都国立近代美術館 講堂 (京都市左京区岡崎円勝寺町)
(3)定員 100名(事前申込不要,当日午後2時から1階インフォメーションで整理券を配布します)
(4)言語 英語(日本語逐次通訳あり)
(5)入場料 無料
2 眞島 竜男(連続レクチャー第3回)
(1)タイトル 「「ぶんてんていてんかいそていてんしんぶんてんにってーん(仮)」,「北京日記」,「鵠沼相撲・京都ボクシング」,「日本近代美術/楽しき国土」:眞島竜男の作品について(の2時間のプレゼンテーション)」
(2)日時 平成26年11月19日水曜日 午後5時~7時(開場は午後4時30分)
(3)会場 京都府京都文化博物館 別館ホール (京都市中京区三条高倉)
(4)定員 100名(事前申込不要)
(5)言語 日本語
(6) 入場料 無料
3 主催 京都国際現代芸術祭組織委員会,一般社団法人京都経済同友会,京都府,京都市
4 問合せ先
京都国際現代芸術祭組織委員会事務局(PARASOPHIA事務局)
〒604-8152 京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町645 flowing KARASUMA 2階
TEL: 075-257-1453
FAX: 075-257-1454
E-mail: [email protected]
5 作家の紹介
(1)ルイーズ・ローラー氏
1947年アメリカ・ニューヨーク州ブロンクスビル生まれ,ニューヨークを拠点に活動。1969年コーネル大学卒。1978年よりアメリカとヨーロッパを中心に個展多数。他の美術家による作品,特にモダニズムの古典とされるような作品が置かれる様々な文脈を捉えた写真を基にした作品で知られる。それらの写真は,公の場や個人の自宅で展示される美術作品,展示される作業の只中の美術作品,保管される美術作品,売買される美術作品など,あらゆる状況を表している。ローラーの作品は,美術作品とそれが置かれる文脈や見せ方についての批評的な思考を促し,またそれを表現している。国内では,ローラーの作品は1990年に京都国立近代美術館と東京国立近代美術館を巡回した「移行するイメージ」展などのグループ展で紹介されている。
(2)眞島竜男氏
1970年東京生まれ,神奈川/大分在住。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ美術科卒業。「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」に参加予定。ロンドンから帰国後発表した1930年代の日本洋画界を題材にした「日本近代美術/楽しき国土」(1995)では,里見勝蔵,児島善三郎,三岸好太郎,福沢一郎といった独立美術協会のメンバーが野外に集い,ワインやバーベキューを楽しみながら,実際にはありえない会話を繰り広げる光景を映像化した。その他にも「北京日記」(2010),「鵠沼相撲・京都ボクシング」(2010初演)など,資料調査に基づき当時の状況を再設定し,それを再編/再演することを通じて,共同体を形成しようとした日本の近代を考察する作品を発表。2010年頃からはパフォーマンスやレクチャーが増え,それは眞島にとって一種の鍛錬の場にもなっている。「今日の踊り」(2012–13)では,2012年の衆議院選挙から約1年間,ひたすら毎日踊りを考案して2分間踊りYouTubeにアップロードし続けた。全4回にわたるオープンリサーチプログラム[連続レクチャー]眞島竜男「全体タイトルは思案中」で取り上げられる「1 日本近現代美術 2 国際展 3 眞島竜男(仮)4 京都(仮)」といったテーマは,2015年のPARASOPHIAでの眞島の制作活動にも結び付いていくことになる。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181